よく飼育法を教えてくださいと言う質問をされる事があります。その時、飼育法は確立出来ていません。恐らく、何年経っても飼育法は確立出来ないと思いますと答えています。もし確立出来たとしても、僕自身だけの飼育法であって、一人として僕と同じ環境の方は居ないと思いますので、自分自身の環境にあった飼育法を各自で確立していくしか無いと思います。
飼育法ではありませんが、ただ一つ気にしているのは、見るって事です。しかも、何も考えずただただ見る。そうすれば、ちょっとした異変にも気が付くのでは無いかと思っています。英会話と同じで、ただただ流し見する。そして、何か違和感を感じたらそれが何か?その時だけは、頭をフル回転させる。これだけです。
5年間のブランクがあるので、自分に問いかけながらと言う意味で、また、みなさんの何かの参考になればと思い、気が付いた事、注意しないといけない事を書いていきます。勿論、実際の子を見ながらとなる事に対して、もしもの時、リスクがある事は承知のうえ。
よく聞かれるのは、カメの飼い方を教えて下さい。これは、答えるのに一番困ります。そもそも、温度などの環境がその人の家と我が家では違うし、個体も違う。
僕の答えは、兎に角見て下さい、です。よく見て、普段のその子の様子を頭に叩き込んでおく。そうすれば、動きから異変にも気付きやすいと思う。20何年やってきて、たどり着いたのがこの程度でした。申し訳ありません。

居ますね!
いや、居ますよ!

ホラ!
ミシシッピーアカミミガメの雌が。
みなさん、最初の状態で川で泳いでいるカメが見えるだけで、既に一般人からすれば十分キモいです。その上に種類と性別まで言ってしまうと、ドン引きされ、最悪、孤立していまう可能性があるので、ご注意を!