信長空白の百三十日 木下昌輝 著 2020-09-05 23:05:00 | 日記 歴史小説家、木下昌輝さんの本能寺の変に関する、研究論文だと思います。既に多くの方がこの不可解な歴史的クーデターについて書かれている。もう、新しい仮説は出ないであろうと思っていたが、僕は、あえてこの本能寺の変についてチャレンジされた作者に敬意を評したい。近年、世間でも大きく報道される、心の病、または、個人の性格の分類から、特に信長のとる不可解な言動、行動から、信長の心の変化について、大胆に表されている。
信長天を堕とす 木下昌輝著 2019-12-28 07:41:49 | 日記 信長について、これまで沢山の本を読んで来ました。その度にもう新しい発見はないだろうと思って来ました。しかし、この本にはやられました。こういう発想があったのか!と。
熱源 川越宗一著 2019-11-15 13:16:00 | 日記 日露戦争を故郷を両国に奪い取られた、アイヌの人達の目線から描いた、これまでに無い切り口が、不思議な面白さを産んでいた。自分達は亡びるのか?その恐怖を打ち消す為なのか、必死に生きようとする。この生きる為のエネルギー、それが熱源と言うタイトルの意味ではないだろうか。