黒磯カヌークラブ

那珂川・鬼怒川・男鹿川・大芦川・思川・・・栃木の川をカヌー・カヤックで遊び尽くします!

2011/06/12 木の俣川から那珂川

2011-06-12 20:05:28 | カヤック
第九回清流那珂川カヌースラローム大会参加者募集中

今回は那珂川の支流の木の俣川から西岩崎をやってみました。
メンバーは、何時ものTやんとnori急遽仕事が無くなったshinoです。
事前の調査では約一キロ、途中に堰堤は無いがゴルジュが有ることそして傾斜が結構有ること。
最悪遊歩道跡で逃げ帰るれかもしれないという事でした。

所がプットインしてみるとこれは大変なお出迎え。
シーブ、アンダーカット、どうにも出そうにないキーパー、ピンしそうなドロップとクリークメニューのフルセットです。
しかも逃走路に考えていた遊歩道は先の地震の崩落で切れてると。




水は極上ですが、キンキンに冷えてます。
普通に下見はできないので、渡渉、ヘツリ、クライム、タカマキと体力がどんどん奪われてゆきます。
正直漕ぎに来たのか沢登りに来たのか分からないくらいです。


さらに半分くらいのところで大崩落、柱状節理の凝固面にそって崖から川全体に巨岩が落ちています。


一キロ下るのにタップリ2時間強。
本格クリークに疲労困憊です。



レスキュー体制の準備が大変で、漕いでる映像はほとんど撮れていません。


で此処で終わらないのが今回のツアー。
油井に到着したのが13:15ごろ此処から通常の那珂川上流コースのスタートです。
お題は漕ぎ抜けること。
水が減ってテクニカル成っている所を、いかにエディーを使って早く漕ぎ抜けるかを皆で競いました。

ただ危険個所はもちろん下見。
イカの瀬は前回の、前々回の水量よりだいぶ水へって難易度アップ。
疎水公園まで約50分の全力漕行でした。
何時もはアガレナインが分泌されて船を降りないTやんも、今回はすぐ降りて体一つでクールダウン。
私も習ってクールダウン。
必要以上に充実した一日でした。

今回は水量に恵まれたおかげかも知れませんが、誰も死ななくてよかったホントに。