暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

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2018年10月21日 | 古民家

 公共工事の中に・・・大型木造建築が取り上げられていて・・・

建築雑誌などにも、多くの事例が載っています・・・。

小学校や幼稚園・・・図書館や公会堂のような建物で・・・大空間をいかに木造建築で可能にするか・・・

その中には・・・見た目の美しさや・・・・空間の心地よさなども考えられている、木組みの美しさがあります・・・。

木造で・・・大きな構造物が現れたのは・・・1~2世紀の頃・・・ローマで造られた木橋のようです・・・。

ルネサンス時代には、トラス構造の橋も造られていて・・・15~17世紀頃のには・・・

屋根裏部屋のある、5階建ての木造建築も建てられたそうで・・・・

大型木造建築が今に始まったのでは無いようです・・・。

当時は建築費を抑える為に木材を使ったり・・・金属(鉄)が戦争に使われる為不足していたなど・・・

今の、資源の有効活用や・・・林業を活性化させなければならない事情とは違います・・・。

(戦後の植林など、不勉強で間違った国の政策の後始末なのでは・・・?)

木を植えてから、住宅に使用出来る大きさに成長するには・・・最低でも30年必要です・・・。

立派なお城やお寺を建てるの使われる木材は・・・60年以上・・・100年以上の材になります・・・。

そんな大口径の贅沢な材料は、今の日本にはほぼありません・・・。

伐採時期を迎えている森が日本の各地にあるのですが・・・

売値よりも伐採するほうに費用がかかり・・・伐採すればするほど赤字になるのが現状なので・・・

使われる事の少なかった、間伐材を利用したり・・・

大量に使う事で流通を活性化して・・・効率よく伐採して利益が出るような仕組みにしたりと・・・

国産材の利用を促す意味での・・・大型木造建築推進・・・公共工事の木造化・・・

高層木造建築への基準の緩和が進められているようです・・・。

鉄骨に不燃材が巻かれて・・・その上に木が張られている材料で建てられた建築が、木造建築・・・?

かどうかは別として・・・循環型の仕組み造りをもう少し考えてみては・・・?と想います。

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