北海道と沖縄では住まいの造りが違います・・・。
それは、環境が違うので・・・それぞれの地域色を生かした造りで・・・地域で用意出来る素材で・・・
地域の職人さんが・・・地域にあった工夫がされているのだと思います・・・。
茅葺屋根は地域によって使われる素材が違う事は、以前お話しましたが・・・
部分的な差し替え修繕をしながら・・・約20年で全面葺き替えを行うのが理想だそうです・・・。
広告やチラシで・・・外壁塗装を10年目にはやらないと建物が傷んで、雨漏れしてしまう・・・
そんな謳い文句で営業しているのが目に付きます・・・・。
現代の素材は5~10年でメンテナンスしないといけないのであれば・・・・
自然素材の茅葺は・・・・すぐに痛んでしまう・・・そんな考え方は改めなければいけないような気がします・・・。
施工費用や・・・・施工する職人さんの確保・・・・火災などの安全性など・・・現代の仕組みでは現実的では無いにしろ・・・
今でも現役で暮らしている方々もいらっしゃいます・・・。
コロニアル(スレート瓦・カラーベストなど)と言われる屋根材・・・多くの住宅に使われていますが・・・
セメントに粘土やパルプ繊維混ぜて作った素材です・・・。
元は天然の薄い天然スレートを真似て作っていますが・・・自然石が腐食や腐敗するはずもなく・・・
加工品のコロニアルの材料も、上記と同じように・・・10年毎の塗り替えは必要です・・・。
天然スレートがコロニアルの3倍の価格だとしても・・・天然スレートが100年以上長持ちして・・・
メンテナンスも、ほぼいらないとすれば・・・
初期投資が上手に出来れば・・・本当に良いものとは何かが見えてくるような気がします・・・。
木は燃える・・・腐る・・・・手間が掛かる・・・正しい知識と選び方・・・その為の勉強は必要だと思います・・・・。
手間のかかる暮らしとは・・・・一体どちらだと想いますか?