ああ、成人式！

元日にも関わらず各地で成人式が行われた。

元日にしか成人式を行えないという悲しい現実がある。
若者がどんどん都会に生活の場を求めて・・・。
過疎地域が広がった。まだ、親の世代が生活している地域では、帰省した新成人に「成人式」を行える環境にあるんですが・・・。

２５００地域を越える集落では、構成員の多くが６５歳を越える「限界集落」となっている。すでに、都会は孫の世代なので、成人式は遠い彼方へと忘れ去られているのだ。

昔、成人式は「元服」であった。
あるいは庶民は、寺子屋へ学び始める節分前後にお祝いした。
それぞれ個人の行う「儀式」であって、内祝い的に行われた。原点に返ってそれでいいのではないでしょうか。

大きい式場は、どうしても報道されるように「トラブル」がある。意識を高めるのは、個人、個人であって集団であってはならない。自治体は、個人のお祝いに「記念品」でもって「しるし」とした方がいいように思う。