こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、新国立競技場の問題の続きです。本来の「くまドン旅日記」から脱線し続けていますが、前回のブログから2週間程間が空いてしましましたので、とりあえず作る事にしました。(かなり手こずりましたが・・・)
先週は別の内容のブログを作成していたのですが、途中から仕事や家の用事で忙しくて、ブログ作成が前に進みませんでした。
忙しく動き回っている間に、台風が日本列島に近付いてきて、50年に一度と言われる大洪水になってしまい、関東も30年ぶりに鬼怒川(きぬがわ)水系で破堤が発生、その他にも日本各地に洪水が発生する状況となりました。残念な結果となりました。
この水害に関してもブログをまとめていたのですが、先日まで行方不明者15名の捜索が続いていたので、途中で被害が落ち着くまで待ってから、ブログを出すことにしました。(先日、全員14人の無事が確認されました。良かったです。残りの1名が実在しない人で虚偽通報だったのには、あきれました・・・・・。まだ、全容が判明していないので、しばらく待つ事にします。結局、中途半端な未完成状態のブログが多いです。
前回の「名所江戸百景253 新国立競技場の問題について(6)」から大きく話は進展しないのですが、この間にいくつかの情報がありましたので、とりあえず話してみたいと思います。
(1)明日、9/18(金)に新国立競技場の業者選定が公募締め切りがあります。
設計と施工を一体化した「デザインビルド方式」にしましたが、プレ五輪開催の為、工期が3カ月短くなった為、それでも工期の短さや大量の作業者確保などの問題により、大手ゼネコンでも参加に引き気味の会社もあるようです。
もっとも、プレ五輪は、オリンピック開催の1年前(今回は3カ月前)にリハーサルを兼ねて行う大会ですが、極端な話、プレ五輪なしでも、オリンピックは可能です。
(法的には「点検のため、プレ五輪を実施することができる」となっており、開催しなくても拘束力は無いと思います。プレ五輪の実施する場合は、関係する国際競技連盟とオリンピック憲章に従い実施することになります。)
さらに言うと、プレ五輪の実施を決めるのは、日本のオリンピック競技大会組織委員会(会長は森喜朗・元首相)であって、オリンピック競技大会組織委員会がIOC理事会の承認を求めた結果のはずなのですが、
なぜ、IOCから新国立競技場のプレ五輪4月開催の要求がきたのでしょうか?・・・・
なんとなく、裏にオリンピック競技大会組織委員会がからんでいるような・・・・・???
( 「くまドン」には詳しい事情は分かりませんので、あくまで、推測範囲無いですが・・・・・)
(2)前回、深刻理競技場に関するブログで、8/28に計画の白紙撤回後の新たな整備計画の疑問点について話しましたが、素人(しろうと)とは言え、残念ながら「くまドン」の疑問は正しかったみたいです。
まず、前回の話の要点として、
①観客収容人員が8万人から6万8000人に1万2000人も減らしたにも関わらず、
競技場面積(観客席を含む)が、ほとんど減っていないような気がします。
もし、面積が減らない理由が観客席の2階席の増減だとしたら、建設費はもっと縮小できるはずです。
もし、仮設席の削減が大半だとすれば、計画側に競技場自体を縮小する気はほとんど無かったという有様です。
「くまドン」としては、建設費削減や敷地面積縮小の為に、常設6万人+仮設8千人程度にして、敷地面積を減らし、競技場周辺の環境を守って欲しかったです。
と、9/1にブログに書きましたが、
その後、新国立競技場の情報を集めていると、
「新国立競技場計画は本当に白紙見直ししてるのか?」という建築専門家の森山高至(もりやまたかし)氏のブログを見かけました。(細かい内容は、インターネットなどで上記題名で検索して見てください)
森山高至氏は、白紙撤回前のキルアーチの設計に問題を提起した槇文彦(まきふみひこ)氏のグループの一人です。指摘している問題点は以下の通りです。専門家だけに細かい所まで、しっかりと検討しています。
1.新国立競技場の合計面積19万4400㎡の95%以上100%以下となっており、各室の面積条件に所定の面積±5%としているため、新国立競技場のコンパクト化した設計ができない。
2.高さ制限を70mに引き上げたまま下げていない。(70m以下という文字になっている。)
JSCは全く敷地面積を減らす気がありませんでした。あきれました・・・・。いまだに巨大スタジアムに執着しているのであれば、困った事です。
競技場の観客数を減らして、評価点数140点の内、「事業費の縮減(30点)」と「工期の短縮(30点)」、「維持管理費抑制(10点)」に高い評点を付けていますが、白紙撤回の理由の一つであった競技場のコンパクト化をして、敷地面積をもっと小さくして欲しいですね。
この問題に対する森山高至氏の指摘に対して、JSCおよび文科省および内閣府は、
「面積は上限を+5%とし、より合理的に機能を満たし面積を低減することはかまわない。
高さについては、70メートル以内まで計画可能だが、より低くすることを推奨。」と、
今すぐ募集要項をアップデートする必要について提案してきたそうです。
↑専門家が指摘すると、違いますね!ただし、森山氏のブログからコピー&ペーストした部分ですが・・・・(汗)
3.新国立競技場の西側一帯(外苑西通り沿い)に、旧計画の人工地盤(二階建ての歩道・公園)を設定している。
つまり、新国立競技場周辺にあった緑地帯の木々を伐採して、コンクリートや石でできた土地にしようとしている。
森山氏の指摘を見て、「くまドン」も、だまされていた事に気がつきました!
新国立競技場周辺の緑をなくす手伝いをさせられる所でした。したがって、震災時の避難を名目とした木々を切り倒して「人工地盤(二階建ての歩道・公園)」の建設には反対します。当然、東京都が出す予定の200億円の予算も削減しましょう!
単純に通路確保の意味では、西側の東京体育館や南側の新明治公園(予定地)との間にある道路をまたぐ立体歩道だけで十分です。
白紙撤回後の新国立競技場の要件の中で、盛んにを震災対応の避難所にすると、国(JSCだったかな?)側が訴えていました。この震災時の避難路を確保する為に、新国立競技場の周辺を整備すると訴えていました。
結局、この「震災時の避難路」と言う言葉が、旧計画の人工地盤(二階建ての歩道・公園)を作る為の口実だったと思います。
まず、競技場の建設費1550億円の内訳は、スタジアム本体が1350億円、周辺整備(東京都都市計画)が200億円となっています。どうやら周辺整備200億円は東京都負担が前提のようです。
これに対して、舛添要一(ますぞえよういち)東京都知事が、「震災対応ならば、東京都も200億円(それ以前の東京都負担分は50億円です)を出しても良い。」と言ってしまいました。
この問題に対しては、舛添・東京都知事も震災対応を口実に建設費捻出に利用された側なのか?あらかじめ同意していて話を合わせた共犯なのか?のいずれかは分かりません。
基本的には、舛添・東京都知事に対して、明治神宮外苑の緑を守る為に、不要な人工地盤(二階建ての歩道・公園)は造らないように訴えるしかないでしょう。いずれにしても、政治家の前言取り消しは反対勢力の攻撃材料になりますので、舛添・東京都知事が前言撤回して、「人工地盤の建設をしないで、明治神宮外苑の緑を保存する。」と言わせることが当然とするには、世論(せろん)が必要になります。明治神宮外苑の緑を守りたいと思う人はいるようですので、不可能ではないでしょう。当然、建設費の浮いた分は、東京都に戻してください。
②競技場本来の機能以外の施設(a4)~(a7)に関しても敷地面積が余り削っていない施設があると前回話しました。
(a4)運営本部や会議室、設備室などの維持管理機能は記載なし?
(a5)地下駐車場も縮小する。
(a6)ラウンジや観覧ボックス席などの面積を縮減。
VIP席やVIP専用エリアの設置は“最小限”にする。
(a7)スポーツ博物館やフィットネスクラブの設置などは取りやめ、
屋外展望通路の設置は取りやめ。
森山氏のブログにも、見直しの要件書の内容を見ると、観客人数6万8千人の新国立競技場の面積8万5300㎡に対して、わずか1500人のVIP席(VVIP150人を含む)が、同じ競技場内に1万7100㎡の追加面積が割り当てられているとの記載がありました。
上記の(a6)の「VIP席やVIP専用エリアの設置は“最小限”にする」にあたる項目ですが、もし、森山氏の指摘のようなVIP用の席が大きな面積を占める新国立競技場が造られたら、「くまドン」を含めて、ほとんどの国民が怒り出すでしょうね!
「国際大会招致可能な競技場」と言う言葉自体が、VIP席を造る為の口実だったのでしょうか?
安倍晋三(あべしんぞう)首相は、「オリンピックは国民とアスリートの為の大会だ。」と言って、新国立競技場の計画を白紙撤回しました。
現在でも、貴族社会の考え方が残るロンドン(イギリス)と、戦後の焼け野原から、国民が全員で這い上がってきた日本とでは、社会的考え方も風土も異なります。
なおも、日本スポーツ振興センター(JSC)や、日本の政治家、オリンピック組織関係者、競技団体の上層部が、外交に色気(いろけ)を出して、バカみたいに過大なVIP席を作ろうするなら、もはや「くまドン」は、税金のムダ使いの固まりのような新国立競技場は不要だと考えています。
(3)9月末に新国立競技場の整備主体である独立行政法人、日本スポーツ振興センター(JSC)の理事長が、河野一郎(68歳)から大東和美(66歳、Jリーグ前チェアマン)に変わるそうです。
前任の、河野一郎氏は大学は異なりますが、大学ラクビー経験者で、日本ラクビー協会理事で、森喜朗・元首相とのつながりが深いです。
でも、大東和美氏は、早大(早稲田大学)ラグビー部OBで、早大監督も務めたことのある人です。
森喜朗(もりよしろう、78歳)元首相の早大出身の自称「ラガーマン」です。少し前に、早大出身の選手が活躍したということで、森喜朗・元首相がニコニコとして激励している場面がテレビで報道されていました。ちなみに、マスコミ出身者は早大出身が多いです。
「くまドン」は早稲田大学に対して特に悪気は無いのですが、JSCの理事長が変わっても、森喜朗・元首相の影響が強い状態のままで、JSCの体質が変わらないのでは?と疑問を感じています。
さらに、この問題に関しては、あまりマスコミも信用できないな・・・・(汗)とも思っています。
前回のブログは、
「名所江戸百景253 新国立競技場の問題について(6)」
「名所江戸百景246 新国立競技場の問題について(5)」
「名所江戸百景244 新国立競技場の問題について(4)」
建築資材の高騰や人材不足については、
今回は、これで終わりとさせていただきます。
やっと、ブログ一つできました。元の「くまドン旅日記」の路線に早く戻りたいなとも思っているのですが、
まだ、脱線している作りかけのブログがあるのです・・・・・・・・・・(汗)
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今回は、新国立競技場の問題の続きです。本来の「くまドン旅日記」から脱線し続けていますが、前回のブログから2週間程間が空いてしましましたので、とりあえず作る事にしました。(かなり手こずりましたが・・・)
先週は別の内容のブログを作成していたのですが、途中から仕事や家の用事で忙しくて、ブログ作成が前に進みませんでした。
忙しく動き回っている間に、台風が日本列島に近付いてきて、50年に一度と言われる大洪水になってしまい、関東も30年ぶりに鬼怒川(きぬがわ)水系で破堤が発生、その他にも日本各地に洪水が発生する状況となりました。残念な結果となりました。
この水害に関してもブログをまとめていたのですが、先日まで行方不明者15名の捜索が続いていたので、途中で被害が落ち着くまで待ってから、ブログを出すことにしました。(先日、全員14人の無事が確認されました。良かったです。残りの1名が実在しない人で虚偽通報だったのには、あきれました・・・・・。まだ、全容が判明していないので、しばらく待つ事にします。結局、中途半端な未完成状態のブログが多いです。
前回の「名所江戸百景253 新国立競技場の問題について(6)」から大きく話は進展しないのですが、この間にいくつかの情報がありましたので、とりあえず話してみたいと思います。
(1)明日、9/18(金)に新国立競技場の業者選定が公募締め切りがあります。
設計と施工を一体化した「デザインビルド方式」にしましたが、プレ五輪開催の為、工期が3カ月短くなった為、それでも工期の短さや大量の作業者確保などの問題により、大手ゼネコンでも参加に引き気味の会社もあるようです。
もっとも、プレ五輪は、オリンピック開催の1年前(今回は3カ月前)にリハーサルを兼ねて行う大会ですが、極端な話、プレ五輪なしでも、オリンピックは可能です。
(法的には「点検のため、プレ五輪を実施することができる」となっており、開催しなくても拘束力は無いと思います。プレ五輪の実施する場合は、関係する国際競技連盟とオリンピック憲章に従い実施することになります。)
さらに言うと、プレ五輪の実施を決めるのは、日本のオリンピック競技大会組織委員会(会長は森喜朗・元首相)であって、オリンピック競技大会組織委員会がIOC理事会の承認を求めた結果のはずなのですが、
なぜ、IOCから新国立競技場のプレ五輪4月開催の要求がきたのでしょうか?・・・・
なんとなく、裏にオリンピック競技大会組織委員会がからんでいるような・・・・・???
( 「くまドン」には詳しい事情は分かりませんので、あくまで、推測範囲無いですが・・・・・)
(2)前回、深刻理競技場に関するブログで、8/28に計画の白紙撤回後の新たな整備計画の疑問点について話しましたが、素人(しろうと)とは言え、残念ながら「くまドン」の疑問は正しかったみたいです。
まず、前回の話の要点として、
①観客収容人員が8万人から6万8000人に1万2000人も減らしたにも関わらず、
競技場面積(観客席を含む)が、ほとんど減っていないような気がします。
もし、面積が減らない理由が観客席の2階席の増減だとしたら、建設費はもっと縮小できるはずです。
もし、仮設席の削減が大半だとすれば、計画側に競技場自体を縮小する気はほとんど無かったという有様です。
「くまドン」としては、建設費削減や敷地面積縮小の為に、常設6万人+仮設8千人程度にして、敷地面積を減らし、競技場周辺の環境を守って欲しかったです。
と、9/1にブログに書きましたが、
その後、新国立競技場の情報を集めていると、
「新国立競技場計画は本当に白紙見直ししてるのか?」という建築専門家の森山高至(もりやまたかし)氏のブログを見かけました。(細かい内容は、インターネットなどで上記題名で検索して見てください)
森山高至氏は、白紙撤回前のキルアーチの設計に問題を提起した槇文彦(まきふみひこ)氏のグループの一人です。指摘している問題点は以下の通りです。専門家だけに細かい所まで、しっかりと検討しています。
1.新国立競技場の合計面積19万4400㎡の95%以上100%以下となっており、各室の面積条件に所定の面積±5%としているため、新国立競技場のコンパクト化した設計ができない。
2.高さ制限を70mに引き上げたまま下げていない。(70m以下という文字になっている。)
JSCは全く敷地面積を減らす気がありませんでした。あきれました・・・・。いまだに巨大スタジアムに執着しているのであれば、困った事です。
競技場の観客数を減らして、評価点数140点の内、「事業費の縮減(30点)」と「工期の短縮(30点)」、「維持管理費抑制(10点)」に高い評点を付けていますが、白紙撤回の理由の一つであった競技場のコンパクト化をして、敷地面積をもっと小さくして欲しいですね。
この問題に対する森山高至氏の指摘に対して、JSCおよび文科省および内閣府は、
「面積は上限を+5%とし、より合理的に機能を満たし面積を低減することはかまわない。
高さについては、70メートル以内まで計画可能だが、より低くすることを推奨。」と、
今すぐ募集要項をアップデートする必要について提案してきたそうです。
↑専門家が指摘すると、違いますね!ただし、森山氏のブログからコピー&ペーストした部分ですが・・・・(汗)
3.新国立競技場の西側一帯(外苑西通り沿い)に、旧計画の人工地盤(二階建ての歩道・公園)を設定している。
つまり、新国立競技場周辺にあった緑地帯の木々を伐採して、コンクリートや石でできた土地にしようとしている。
森山氏の指摘を見て、「くまドン」も、だまされていた事に気がつきました!
新国立競技場周辺の緑をなくす手伝いをさせられる所でした。したがって、震災時の避難を名目とした木々を切り倒して「人工地盤(二階建ての歩道・公園)」の建設には反対します。当然、東京都が出す予定の200億円の予算も削減しましょう!
単純に通路確保の意味では、西側の東京体育館や南側の新明治公園(予定地)との間にある道路をまたぐ立体歩道だけで十分です。
白紙撤回後の新国立競技場の要件の中で、盛んにを震災対応の避難所にすると、国(JSCだったかな?)側が訴えていました。この震災時の避難路を確保する為に、新国立競技場の周辺を整備すると訴えていました。
結局、この「震災時の避難路」と言う言葉が、旧計画の人工地盤(二階建ての歩道・公園)を作る為の口実だったと思います。
まず、競技場の建設費1550億円の内訳は、スタジアム本体が1350億円、周辺整備(東京都都市計画)が200億円となっています。どうやら周辺整備200億円は東京都負担が前提のようです。
これに対して、舛添要一(ますぞえよういち)東京都知事が、「震災対応ならば、東京都も200億円(それ以前の東京都負担分は50億円です)を出しても良い。」と言ってしまいました。
この問題に対しては、舛添・東京都知事も震災対応を口実に建設費捻出に利用された側なのか?あらかじめ同意していて話を合わせた共犯なのか?のいずれかは分かりません。
基本的には、舛添・東京都知事に対して、明治神宮外苑の緑を守る為に、不要な人工地盤(二階建ての歩道・公園)は造らないように訴えるしかないでしょう。いずれにしても、政治家の前言取り消しは反対勢力の攻撃材料になりますので、舛添・東京都知事が前言撤回して、「人工地盤の建設をしないで、明治神宮外苑の緑を保存する。」と言わせることが当然とするには、世論(せろん)が必要になります。明治神宮外苑の緑を守りたいと思う人はいるようですので、不可能ではないでしょう。当然、建設費の浮いた分は、東京都に戻してください。
②競技場本来の機能以外の施設(a4)~(a7)に関しても敷地面積が余り削っていない施設があると前回話しました。
(a4)運営本部や会議室、設備室などの維持管理機能は記載なし?
(a5)地下駐車場も縮小する。
(a6)ラウンジや観覧ボックス席などの面積を縮減。
VIP席やVIP専用エリアの設置は“最小限”にする。
(a7)スポーツ博物館やフィットネスクラブの設置などは取りやめ、
屋外展望通路の設置は取りやめ。
森山氏のブログにも、見直しの要件書の内容を見ると、観客人数6万8千人の新国立競技場の面積8万5300㎡に対して、わずか1500人のVIP席(VVIP150人を含む)が、同じ競技場内に1万7100㎡の追加面積が割り当てられているとの記載がありました。
上記の(a6)の「VIP席やVIP専用エリアの設置は“最小限”にする」にあたる項目ですが、もし、森山氏の指摘のようなVIP用の席が大きな面積を占める新国立競技場が造られたら、「くまドン」を含めて、ほとんどの国民が怒り出すでしょうね!
「国際大会招致可能な競技場」と言う言葉自体が、VIP席を造る為の口実だったのでしょうか?
安倍晋三(あべしんぞう)首相は、「オリンピックは国民とアスリートの為の大会だ。」と言って、新国立競技場の計画を白紙撤回しました。
現在でも、貴族社会の考え方が残るロンドン(イギリス)と、戦後の焼け野原から、国民が全員で這い上がってきた日本とでは、社会的考え方も風土も異なります。
なおも、日本スポーツ振興センター(JSC)や、日本の政治家、オリンピック組織関係者、競技団体の上層部が、外交に色気(いろけ)を出して、バカみたいに過大なVIP席を作ろうするなら、もはや「くまドン」は、税金のムダ使いの固まりのような新国立競技場は不要だと考えています。
(3)9月末に新国立競技場の整備主体である独立行政法人、日本スポーツ振興センター(JSC)の理事長が、河野一郎(68歳)から大東和美(66歳、Jリーグ前チェアマン)に変わるそうです。
前任の、河野一郎氏は大学は異なりますが、大学ラクビー経験者で、日本ラクビー協会理事で、森喜朗・元首相とのつながりが深いです。
でも、大東和美氏は、早大(早稲田大学)ラグビー部OBで、早大監督も務めたことのある人です。
森喜朗(もりよしろう、78歳)元首相の早大出身の自称「ラガーマン」です。少し前に、早大出身の選手が活躍したということで、森喜朗・元首相がニコニコとして激励している場面がテレビで報道されていました。ちなみに、マスコミ出身者は早大出身が多いです。
「くまドン」は早稲田大学に対して特に悪気は無いのですが、JSCの理事長が変わっても、森喜朗・元首相の影響が強い状態のままで、JSCの体質が変わらないのでは?と疑問を感じています。
さらに、この問題に関しては、あまりマスコミも信用できないな・・・・(汗)とも思っています。
前回のブログは、
「名所江戸百景253 新国立競技場の問題について(6)」
「名所江戸百景246 新国立競技場の問題について(5)」
「名所江戸百景244 新国立競技場の問題について(4)」
建築資材の高騰や人材不足については、
今回は、これで終わりとさせていただきます。
やっと、ブログ一つできました。元の「くまドン旅日記」の路線に早く戻りたいなとも思っているのですが、
まだ、脱線している作りかけのブログがあるのです・・・・・・・・・・(汗)
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