こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、文京区(ぶんきょうく)の文京シビックセンターからの白い富士山の撮影です。
11月になると、富士山も冠雪(かんせつ)して、白い雪化粧(ゆきげしょう)した姿を見る日が多くなります。
今年は暖かいので、空気の透明度が悪く、富士山が見えない日が多いです。
原因は、首都圏の自動車の排気ガスです。
話の流れとしては、「名所江戸百景028 第49景 水道橋駿河台 鯉のぼり」からの続きです。
文京シビックセンターの生き方や周辺の話は、上の回でしましたので、省略します。
昨年も、寒くなるのが遅かったのですが、それでも空気が冷えてくると、遠くの山が良く見えるようになります。
1回目は、11月18日頃でした。
左手前は小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)です。江戸時代は水戸藩の屋敷です。紅葉は始まったばかりです。
後楽園の先に見えるビルの谷間の水面は、JR飯田橋駅(いいだばしえき)から先に残る外濠(そとぼり)です。
真ん中手前は、東京メトロ丸の内線の後楽園駅から池袋方面に線路が伸びています。
右手前は礫泉公園(れきせんこうえん)です。春日局(かすがのつぼね)の銅像があります。
礫泉公園の後方のビルは中央大学(ちゅうおうだいがく)理工学部の建物です。
真ん中奥の新宿高層ビル群の左側に富士山があるのですが、残念ながら、風が強いのか雲に覆われて富士山だけ見えないのです。ビルの後ろにある丹沢山塊(たんざわさんかい)は良くみえているのですが・・・・・
北西方向には、奥多摩(おくたま)や奥秩父(おくちちぶ)の山々が広がり、その右には、池袋(いけぶくろ)のサンシャイン60を含む高層ビル群が見えます。さらに、その右方向には、北関東の山々まで、はっきり見えました。
江戸時代は蒸気機関もありませんので、空気は澄んでいて、「江戸時代の小氷期」といわれるように、今より寒く、遮る建物もありませんでした。名所江戸百景で北関東の山が描かれているのも納得します。
この日は、北東の方向を望むと、筑波山(つくばさん)まで良く見えました。
11月25日頃に再訪しましたが、今回は、新宿新宿高層ビル群の左に白富士が見えています。
富士山のすぐ右には、東京都の第一庁舎が、上部だけ見えています。
富士山が左端にあるのは、左側のビルを入れないようにしたからです。
左側の無い頃は、富士山の両側に新宿高層ビル群が広がっていました。
ビルと富士山だけでは、味気なく、名所江戸百景らしくありませんので、手前の黄葉が1週間前より色づいた後楽園(江戸時代は水戸藩の屋敷)と丸ノ内線、礫泉公園を入れて構図を撮りました。写真は広重の絵のように遠近法に逆らって、大きくすることはできませんので、小さな白富士となりましたが、広がりのある風景となりました。
都心はあまり気温が下がらず、昨年の紅葉のピークが12月初め頃で、紅葉が色づきが良くありませんでした。
この写真を、広重の名所江戸百景「第49景 水道橋駿河台」に対応する「くまドン板」の景(確定・秋景)とさせていただきます。
季節は11月で、旧暦10月(冬)になりますが、都心の黄葉は遅く、行事では無いので、秋景とします。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第49景 水道橋駿河台」(夏景)です。
絵の説明は、「名所江戸百景028 第49景 水道橋駿河台 鯉のぼり」で説明しましたので、割愛します。
この日は、別の場所で撮影した後、また文京シビックセンターに戻ってきました。
日が沈む時間には間に合いませんでしたが、美しい夕焼けでした。
休日でしたので、残念ながら、新宿の高層ビル群の灯りは消えています。
次第に夕闇が迫ってきました。上の写真よりは、ビルのライトの数が増えたような気がします。
この日の残照のトーンは、名所江戸百景の絵を思わせるような本当に奇麗なグラデーションでした。
右奥に見える高層ビルのある池袋へ向かう道路が春日通り(国道254号)です。
東の空には、スカイツリーの冬粋(いき)のライトアップが輝いています。
こちらも春日通り(国道254号)が、湯島天神(ゆしまてんじん)や上野(うえの)へと続いています。
後楽園遊園地のライトも美しく輝いています。これで撮影終了です。
年末になると、後楽園遊園地だけでなく、周辺の道路もイルミネーションで装飾されます。きれいですよ。
11月上旬は、都心の高層展望台がダイヤモンド富士の日を迎えるのですが、展望台で撮影できる場所は限られており、撮影者も多く、せっかく行っても、混み合って撮影できない可能性が高いのです。
文京シビックセンターも、そろそろダイヤモンド富士の撮影日を迎えるのですが、とても混むそうです。
その為、文京シビックセンターでは、三脚の長時間使用は禁止になったそうです。
狭い展望台で無理をして狙うよりは、横に広い河川敷などで狙う方が楽しめるかもしれません。
もっとも、こちらも人が沢山いて、大変みたいですが・・・・・・・・・
(人が少ない場所で撮影の場合は、単独は危険かもしれません。集団で行動してください。)
また、ダイヤモンド富士の日以外は、都内の高層展望台も隙間がありますので、今回は11月後半の話でしたが、ダイヤモンド富士以外の日の方が展望を楽しめると思い、このブログにしました。
「くまドン」のダイヤモンド富士撮影は、相変わらず、撮影チャンスに恵まれません。
「くまドン」が狙っていた場所も、手前の丹沢の山も見えず、夕焼けにすらならず、撮影が終わりました。
今年は暖かいので、空気の透明度が、あまり良くありません。
今回ダメだったので、残りは2月上旬頃まで待つことになりますが、それを逃すと、来年の秋までチャンスがきません。
いつまでも、ずるずると続ける分けに行きませんので、残念ながら、方針を変更させていただきます。
(1)とりあえず、ダイヤモンド富士に拘らず、狙っていた場所は仮の景を作り、
来年2月のチャンスでダイヤモンド富士が撮影できなかった場合は、仮景を確定にします。
(2)ダイヤモンド富士は、チャンスがあれば、百景の場所に関わらず、狙ってみる事にします。
今回は、これで終わりとさせていただきます。
次回は、他の景の話になります。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今回は、文京区(ぶんきょうく)の文京シビックセンターからの白い富士山の撮影です。
11月になると、富士山も冠雪(かんせつ)して、白い雪化粧(ゆきげしょう)した姿を見る日が多くなります。
今年は暖かいので、空気の透明度が悪く、富士山が見えない日が多いです。
原因は、首都圏の自動車の排気ガスです。
話の流れとしては、「名所江戸百景028 第49景 水道橋駿河台 鯉のぼり」からの続きです。
文京シビックセンターの生き方や周辺の話は、上の回でしましたので、省略します。
昨年も、寒くなるのが遅かったのですが、それでも空気が冷えてくると、遠くの山が良く見えるようになります。
1回目は、11月18日頃でした。
左手前は小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)です。江戸時代は水戸藩の屋敷です。紅葉は始まったばかりです。
後楽園の先に見えるビルの谷間の水面は、JR飯田橋駅(いいだばしえき)から先に残る外濠(そとぼり)です。
真ん中手前は、東京メトロ丸の内線の後楽園駅から池袋方面に線路が伸びています。
右手前は礫泉公園(れきせんこうえん)です。春日局(かすがのつぼね)の銅像があります。
礫泉公園の後方のビルは中央大学(ちゅうおうだいがく)理工学部の建物です。
真ん中奥の新宿高層ビル群の左側に富士山があるのですが、残念ながら、風が強いのか雲に覆われて富士山だけ見えないのです。ビルの後ろにある丹沢山塊(たんざわさんかい)は良くみえているのですが・・・・・
北西方向には、奥多摩(おくたま)や奥秩父(おくちちぶ)の山々が広がり、その右には、池袋(いけぶくろ)のサンシャイン60を含む高層ビル群が見えます。さらに、その右方向には、北関東の山々まで、はっきり見えました。
江戸時代は蒸気機関もありませんので、空気は澄んでいて、「江戸時代の小氷期」といわれるように、今より寒く、遮る建物もありませんでした。名所江戸百景で北関東の山が描かれているのも納得します。
この日は、北東の方向を望むと、筑波山(つくばさん)まで良く見えました。
11月25日頃に再訪しましたが、今回は、新宿新宿高層ビル群の左に白富士が見えています。
富士山のすぐ右には、東京都の第一庁舎が、上部だけ見えています。
富士山が左端にあるのは、左側のビルを入れないようにしたからです。
左側の無い頃は、富士山の両側に新宿高層ビル群が広がっていました。
ビルと富士山だけでは、味気なく、名所江戸百景らしくありませんので、手前の黄葉が1週間前より色づいた後楽園(江戸時代は水戸藩の屋敷)と丸ノ内線、礫泉公園を入れて構図を撮りました。写真は広重の絵のように遠近法に逆らって、大きくすることはできませんので、小さな白富士となりましたが、広がりのある風景となりました。
都心はあまり気温が下がらず、昨年の紅葉のピークが12月初め頃で、紅葉が色づきが良くありませんでした。
この写真を、広重の名所江戸百景「第49景 水道橋駿河台」に対応する「くまドン板」の景(確定・秋景)とさせていただきます。
季節は11月で、旧暦10月(冬)になりますが、都心の黄葉は遅く、行事では無いので、秋景とします。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第49景 水道橋駿河台」(夏景)です。
絵の説明は、「名所江戸百景028 第49景 水道橋駿河台 鯉のぼり」で説明しましたので、割愛します。
この日は、別の場所で撮影した後、また文京シビックセンターに戻ってきました。
日が沈む時間には間に合いませんでしたが、美しい夕焼けでした。
休日でしたので、残念ながら、新宿の高層ビル群の灯りは消えています。
次第に夕闇が迫ってきました。上の写真よりは、ビルのライトの数が増えたような気がします。
この日の残照のトーンは、名所江戸百景の絵を思わせるような本当に奇麗なグラデーションでした。
右奥に見える高層ビルのある池袋へ向かう道路が春日通り(国道254号)です。
東の空には、スカイツリーの冬粋(いき)のライトアップが輝いています。
こちらも春日通り(国道254号)が、湯島天神(ゆしまてんじん)や上野(うえの)へと続いています。
後楽園遊園地のライトも美しく輝いています。これで撮影終了です。
年末になると、後楽園遊園地だけでなく、周辺の道路もイルミネーションで装飾されます。きれいですよ。
11月上旬は、都心の高層展望台がダイヤモンド富士の日を迎えるのですが、展望台で撮影できる場所は限られており、撮影者も多く、せっかく行っても、混み合って撮影できない可能性が高いのです。
文京シビックセンターも、そろそろダイヤモンド富士の撮影日を迎えるのですが、とても混むそうです。
その為、文京シビックセンターでは、三脚の長時間使用は禁止になったそうです。
狭い展望台で無理をして狙うよりは、横に広い河川敷などで狙う方が楽しめるかもしれません。
もっとも、こちらも人が沢山いて、大変みたいですが・・・・・・・・・
(人が少ない場所で撮影の場合は、単独は危険かもしれません。集団で行動してください。)
また、ダイヤモンド富士の日以外は、都内の高層展望台も隙間がありますので、今回は11月後半の話でしたが、ダイヤモンド富士以外の日の方が展望を楽しめると思い、このブログにしました。
「くまドン」のダイヤモンド富士撮影は、相変わらず、撮影チャンスに恵まれません。
「くまドン」が狙っていた場所も、手前の丹沢の山も見えず、夕焼けにすらならず、撮影が終わりました。
今年は暖かいので、空気の透明度が、あまり良くありません。
今回ダメだったので、残りは2月上旬頃まで待つことになりますが、それを逃すと、来年の秋までチャンスがきません。
いつまでも、ずるずると続ける分けに行きませんので、残念ながら、方針を変更させていただきます。
(1)とりあえず、ダイヤモンド富士に拘らず、狙っていた場所は仮の景を作り、
来年2月のチャンスでダイヤモンド富士が撮影できなかった場合は、仮景を確定にします。
(2)ダイヤモンド富士は、チャンスがあれば、百景の場所に関わらず、狙ってみる事にします。
今回は、これで終わりとさせていただきます。
次回は、他の景の話になります。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)