くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景001 スカイツリーの真下から

2013年03月22日 20時53分37秒 | 名所江戸百景
 くまドンです。仕事が忙しく、全くプログを書く時間が無いまま、最初の挨拶から5日も過ぎてしまいました。東京の桜はすでに満開となってしまいました。気持ちは「早くプログを書かなければと」焦る一方です。
 昨年、2012年は寒い年でした。梅の開花は1カ月以上遅れ、3月24日に満開を迎え、3月29日に早咲きの河津桜が見頃を迎え、通常の桜である「染井吉野」が満開になったのは、4月7日という例年にない遅さでした。そして、今年2013年も梅の開花は例年より遅く、今年も春は遅くなりそうと思っていたら、春は駆け足で進み、3月3日に梅は満開となり、3月16日には、桜の開花宣言が発表され、河津桜は見頃を迎えてしまいました。そして、本日3月22日には、桜の満開宣言となり、例年より一週間も早い開花となってしまいました。
 ともかく、桜が咲いている間に可能な範囲で桜の写真を出していこうと思います。

 まずは、スカイツリー直下から始めて、周辺を周ってみます。

 撮影したのは、去年の2012年3月29日です。まだスカイツリー開業前だったため、スカイツリーの真下には入ることができませんでした。下の写真の通り、この当時は北十間川の北側(写真の右側)は工事中でした。

 近辺に桜とスカイツリーを並べて撮れる所は無いか探した所、北十間川の橋の所に河津桜が咲いていました。(残念ながら河津桜は早咲きなので、すでに葉桜となっていると思いますが・・・)


スカイツリー直ぐ近くにある名所江戸百景といえば、
下の絵は名所江戸百景「第104景 小梅堤」です。真中に流れている曳舟川は、現在ではスカイツリー西側の道路になっている為、あまり写真には向きません。この景対応する場所を「くまドン版」ではスカイツリー直下で撮った写真に割り当てるとします。今回は事前確認の為に来たので、上の写真を仮置きとさせていただきます。


 ここで、スカイツリー周辺の穴場を紹介しておくと、スカイツリーの南側にある交通量の多い浅草通りを過ぎて、3番目の道路沿いに「森八本舗」という老舗のお菓子屋さんがあります。この建物は城の天守に似ており、他の方のプログでは「模擬天守」(過去の歴史で実在しなかった天守)の一覧に加えられている程です。

 スカイツリーと「森八本舗」との関係ですが、スカイツリーという名前が決まる前に、一般から名前を公募しました。その第一位が「大江戸タワー」でした。ところが、「森八本舗」がたまたま、そういう名前の新商品を作ろうとして登録商標していた為、「大江戸タワー」という名称がつけられず、今の「スカイツリー」という名前になったそうです。いろいろ調べてみると、「森八本舗」の社長さんは良さそうな人です。そして、アイデアマンである為に偶然このような事態が発生したようです。
 この「森八本舗」のある所からも、スカイツリーが見えます。下の写真はスカイツリーと「森八本舗」の建物を並べて撮った写真です。(広角28mmでもギリギリ両方入れられるかどうかです。)上の写真の右の門の奥に駐車場があるのですが、私有地ですので勝手に入るのは気がひけます。店の中の右側の出口を出るとその場所に出られますの。色々のお菓子があり、食べてみましたが、老舗だけありまして味も良いです。)


 それでは元の話に戻り、スカイツリーから北十間川沿いに東に進みます。
まず、最初にある橋が西十間橋で、この橋から見た写真が下の写真です。
スカイツリー建設中は、川面に映る逆スカイツリーが撮影できる場所として有名になった所です。現在では、スカイツリーが高くなり過ぎて、通常の広角レンズではスカイツリー全体を入れることは難しくなりました。

 次の橋は十間橋です。この橋も逆さツリーの撮影で有名になった橋です。

 この十間橋のすぐ先に横十間川が北十間川に接続する場所があります。
この場所が、下の絵の名所江戸百景「第32景 柳しま」の描かれた場所です。方向は南から北の方を俯瞰(上から見下ろした構図)して眺めた図となっています。川が交差している場所に建物がありますが、これが法性寺です。法性寺は現在もありますが、近代的建物に変わっています。絵の上部に筑波山が書かれていますが、高い建物が並ぶ現在では、見ることはできません。

 さらに進むと、人だけが渡れる歩道橋があり、ここからもスカイツリーが川面に姿を映します。

ここまで離れると逆さツリーが入れやすくなります。正面に見えている橋が十間橋です。判りにくいですが、十間橋のすぐ手前の左側から横十間川が北十間川に接続しています。東から西の方を見た状態で、上の「第32景 柳しま」絵では右から左方向を眺めた写真になります。

 残念ながら、当日は風があったので、スカイツリーは川面にはっきり映すことができませんでした。後日、再挑戦となります。とりあえず、この写真を「第32景 柳しま」の仮景とさせていただきます。

 さらに北十間川を東に進み、2つ目の橋が福神橋です。
 ここまで来ると、距離がだいぶ離れる為、通常の広角レンズで上下のスカイツリーを1枚の写真に収めることができるので、かなり撮りやすくなります。

 そして、福神橋付近は、名所江戸百景「第31景 吾嬬の森連理の梓」が描かれた場所です。

 吾嬬の森と呼ばれた森はすでに無く、住宅地へと変わりましたが、今でも吾嬬神社は福神橋の北東側(福神橋からスカイツリーを見て、右後方)に残っています。


 福神橋付近は桜が多いので、スカイツリーと桜の組み合わせの写真が撮りやすいです。


 さらに、福神橋の南側(福神橋からスカイツリーを見て、左側)には、スポーツの神様で有名な香取神社があります。


亀戸大根の碑がありました。江戸時代、亀戸の付近は江戸の町で消費される野菜の生産地でした。


 とりあえず、下の写真を「第31景 吾嬬の森連理の梓」に対応する仮景とさせていただきます。


 再び、福神橋からの景色に戻りますが、


 この写真の左側の道路にある左側(南側)の歩道を正面方向に歩いて行くと、梅屋敷跡の碑があります。
 名所江戸百景「第30景 亀戸梅屋舗」のあった所ですが、今は、梅の木が1本植えられているだけです。

 今一つ、写真にし難いので、ここから、左斜め前方向(南西方向)の道を進んでいくと、亀戸天神があります。
名所江戸百景「第58景 亀戸天神境内」で描かれた場所です。

ここは梅の名所としても有名ですので、
下の写真を、「第65景 亀戸梅屋舗」の仮置きとさせていただきます。

2012年に行った時は、すでに梅は終わりの頃となっていましたが、
太鼓橋やスカイツリーと並べて写真を撮ることができます。



 今日のプログはここまでにさせていただきます。ありがとうございました。

 くまドンはこの付近は自宅から比較的近いので、自転車で移動しました。地元の人以外は必ずしもそうはいきません。歩くことが好きな方は問題ありませんが、このプログを見ている人は、当然、インターネットを見ているのですから、その力を最大限利用しましょう。
 googleなどで「墨田区 レンタサイクル」と検索するとスカイツリー周辺のレンタサイクルを調べることができます。ただし、台数が少ないので、事前に確認しておいた方がよいでしょう。


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