こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、東白髭公園のすみだイルミネーションとスカイツリーを併せて撮影します。
下の写真は、昨年・平成24年12月25日に東白髭公園で撮影した「すみだイルミネーション」とスカイツリーです。
スカイツリーのライトアップは緑の「ホワイトツリー」で、スカイツリー直下から、前回の水神大橋に行く途中で撮影しています。
まずは、すみだイルミネーションの日程(予定)から
【第17回すみだイルミネーション(平成25年度)】
日時: 平成25年12月25日~平成26年1月15日 点灯時間:17:00~翌6:00
12月31日の23:45~ カウントダウンイベントとして、南池でペットボトルの灯篭流しの予定
場所: 東白髭公園の南池周辺
最寄駅: 東武伊勢崎線「東向島駅」徒歩12分
その他: 31日のカウントダウンイベントまでの完成を目指し、実行委員が手作業で飾りつけを続けるため、
イルミネーションの見ごろは、30日以降になります。
(絵画調)
さて、すみだイルミネーションは年越し用で、日程を見て気がついたかもしれませんが、12月25日からです。
スカイツリーのクリスマス用のライトアップは、12月25日までの予定です。
つまり、すみだイルミネーションとスカイツリーのクリスマス用ライトアップの両方が揃うのは、12月25日しかないのです。イルミネーションが未完成でも、この日に撮影するしかありません。
昨年・平成24年度は、12月26日以降も「冬粋(いき)」と「冬雅(みやび)」のライトアップが延長になりましたが、
今年・平成25年度は、12月25日までの予定しかわかりません。さて、どうなりますでしょうか・・・?
上の写真ですと、スカイツリーの緑の部分に木があり、「ホワイトツリー」の緑が隠れていますので、移動します。
この写真でも良いのですが、広重の「名所江戸百景」を真似して、近景構図(近くの物を大きくして配置する)で写真を撮影してみます。
「ホワイトツリー」の景は、まだ決めていなかったので、
この写真を、広重の名所江戸百景「第35景 隅田川水神の森真崎」に対応する「くまドン板」の景(確定・冬景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第35景 隅田川水神の森真崎」(春景)です。
広重の「名所江戸百景」の特徴である近景構図で描かれた絵です。
手前の八重桜と幹を大きく描き、桜の木の高さから、俯瞰(上から下を見下ろす)気味に遠景を眺めています。
桜の樹と花を絵の上部と右端に配置することにより、絵の外に広がる桜の樹を想像させ、絵に広がりを持たせています。右上から左下に斜めに伸びる枝と、隅田川の流れが絵に動感を与えています。
場所は、隅田川神社のあった「水神の森」から、隅田川対岸にある真崎稲荷(まっさきいなり)の方を望むと、広重の絵の題名には書いてあります。
ここで、一つの問題が発生します。絵の桜の樹の左側の隅田川沿いに隅田川神社の鳥居(とりい)と社殿が描かれています。つまり、絵を描いている場所は、隅田川の東岸です。
そして、隅田川の対岸の真崎の方を見てるとすると西方向、絵の右側が隅田川の屈曲部・鐘ヶ淵だとしても、北西方向を向いていることになります。
しかし、遠景に描かれた山は、どう見ても筑波山(つくばさん)で、北北東方向にあるのです・・・??
絵の構図を整える為に筑波山を配置したと考えられている意見が多いようです。
また、別の説としては、この付近は、隅田川洪水時の遊水池の役割があり、堤防と隅田川の間が広くなっていて、木母寺がある中洲がありました。この中洲と堤防の間にも内川と呼ばれる川がありました。広重の絵はこの内川の方向に見ているのだという意見もあります。
皆さまはどのようにお考えになりますでしょうか?(人それぞれだと思いますので、何も申し上げませんが・・・・・・)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第92景 木母寺内川御前栽畑」(秋景)です。
この絵に描かれている川は、その「内川」です。
絵の説明は、「名所江戸百景088 第92景 木母寺内川御前栽畑 向島百花園の月見」でしましたので、省略します。
隅田川の堤防が、桜の名所になったのは、8代将軍・吉宗(よしむね)が、隅田川に桜を植えるように命じたからです。江戸時代は、寺島(現在の東向島)から木母寺(もくぼじ)まで堤防に桜の樹が植えられ、浅草から船で着いた観光客が花見を楽しむ名所となっていました。
前回のブログで水神大橋と白髭橋を撮影後に、再び、すみだイルミネーションの場所に戻ってきました。
スカイツリーのライトアップは、赤の「キャンドルツリー」に変わっています。
今年・平成25年のライトアップ日程では、12月25日は、「キャンドルツリー」のみ点灯ですから、
25日に見れるのは、この風景となります。「すみだイルミネーション」の進行状況でも変わりますが・・・・・
木につけられたイルミネーションの前に立て札があり、「このイルミネーションは、白髭地区の住民の手により造られました」というような内容が書いてありました。
地元の住民手作りのイルミネーションです。都心の大がかりなイルミネーションとは違いますが、静かで、ほんのりと温かみのあるイルミネーションでした。
(絵画調)
一応、スカイツリーのライトアップ・イルミネーションの情報です。
【スカイツリーの限定ライトアップ (12月予定分のみ抜粋) 】
期間: 2013年11月1日(金)~12月25日(水)
時間: 2013年12月 1日(日)~12月25日(水) 17:00~23:00
内容: 期間中5種類の限定ライティングを点灯(点灯する種類は、日により異なります)
「ホワイトツリー」「キャンドルツリー」「シャンパンツリー」「冬粋(いき)」「冬雅(みやび)」の5種
12月は、金・土・日と20日~25日は「キャンドルツリー」(赤)で始まります。(1日と20日~25日は単独点灯)
2日~19日までの偶数日は「ホワイトツリー」(緑)、金・土・日は20:00から点灯。平日は単独点灯。
2日~19日までの奇数日は「シャンパンツリー」(緑)、金・土・日は20:00から点灯。平日は単独点灯。
26日以降のライットアップ日程は不明です。「冬粋」と「冬雅」は、12月1日~25日の点灯予定ありません。
※スカイツリー側の都合により、変更となる場合があります。
今回は、町の静かなイルミネーションがテーマでしたが、関連する内容として、
最後に、昨年撮影した台東区(だいとうく)の上野動物園のある上野恩賜公園のイルミネーションを入れておきます。手前にあるのが、有名な「上野の西郷さん」の銅像です。
この写真は、昨年・2012年3月末に撮影した写真です。この年は寒かったので、1/31に終わるイルミネーションが、3/31まで延期で行っていました。
広重の名所江戸百景には、上野付近で4景の絵があります。「くまドン」は、この写真撮影後の4月に、上野の4景分を、全て桜の景にしてしまいましたので、その後、他の場所の百景撮影で、全く上野に寄るタイミングがありませんでした。「くまドン版」の全体を見渡すと、上野だけ桜景ばかりという、偏った構成となってしまいました。
上野も別の季節にも撮影できる被写体があるので、もっと季節毎に撮影するべきだったかなと思っています。
「名所江戸百景003 第11景/第12景/第13景/第89景 上野公園と桜①」
「名所江戸百景004 第11景/第12景/第13景/第89景 上野公園と桜②」
毎年冬になると、上野公園でもイルミネーションが点灯されていました。2012年は「動物イルミネーション 恋人たちの森」(上野観光連盟主催)を今年の2013年5月まで行っていました。
写真はありませんが、LEDライト使用で、カワイイ動物たちが光り輝き、心を和ましてくれたイルミネーションです。
(絵画調)
このイルミネーションは、「台東区の助成金が本年度で打ち切られることが決まっているため、今年が最後になる可能性もあります。」との情報がありましたが、2013年12月11日現在では、上野のイルミネーションの情報がないので、最後となったようです。
上野公園以外の場所でも同じですが、現在の時代の流れを含めて、「くまドン」に色々な問題を投げかけてくるようでした・・・・・・・・・・・・
すみだイルミネーションは12/25からで、時期的には早いのですが、スカイツリーライトアップの話の流れで、
今回とさせていただきました。
今回は、これで終了とさせていただきます。
やっと仕事のピークが過ぎても、ブログ作成と名所江戸百景の残景の撮影に追われていましたが、やっと、他人のブログをゆっくり見れる時間が、少しずつ、作れるようになりました。また、色々、拝見させていただきますので、宜しくお願いします。
次回は、別の場所でのクリスマス向けライトアップの話が続きます。
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今回は、東白髭公園のすみだイルミネーションとスカイツリーを併せて撮影します。
下の写真は、昨年・平成24年12月25日に東白髭公園で撮影した「すみだイルミネーション」とスカイツリーです。
スカイツリーのライトアップは緑の「ホワイトツリー」で、スカイツリー直下から、前回の水神大橋に行く途中で撮影しています。
まずは、すみだイルミネーションの日程(予定)から
【第17回すみだイルミネーション(平成25年度)】
日時: 平成25年12月25日~平成26年1月15日 点灯時間:17:00~翌6:00
12月31日の23:45~ カウントダウンイベントとして、南池でペットボトルの灯篭流しの予定
場所: 東白髭公園の南池周辺
最寄駅: 東武伊勢崎線「東向島駅」徒歩12分
その他: 31日のカウントダウンイベントまでの完成を目指し、実行委員が手作業で飾りつけを続けるため、
イルミネーションの見ごろは、30日以降になります。
(絵画調)
さて、すみだイルミネーションは年越し用で、日程を見て気がついたかもしれませんが、12月25日からです。
スカイツリーのクリスマス用のライトアップは、12月25日までの予定です。
つまり、すみだイルミネーションとスカイツリーのクリスマス用ライトアップの両方が揃うのは、12月25日しかないのです。イルミネーションが未完成でも、この日に撮影するしかありません。
昨年・平成24年度は、12月26日以降も「冬粋(いき)」と「冬雅(みやび)」のライトアップが延長になりましたが、
今年・平成25年度は、12月25日までの予定しかわかりません。さて、どうなりますでしょうか・・・?
上の写真ですと、スカイツリーの緑の部分に木があり、「ホワイトツリー」の緑が隠れていますので、移動します。
この写真でも良いのですが、広重の「名所江戸百景」を真似して、近景構図(近くの物を大きくして配置する)で写真を撮影してみます。
「ホワイトツリー」の景は、まだ決めていなかったので、
この写真を、広重の名所江戸百景「第35景 隅田川水神の森真崎」に対応する「くまドン板」の景(確定・冬景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第35景 隅田川水神の森真崎」(春景)です。
広重の「名所江戸百景」の特徴である近景構図で描かれた絵です。
手前の八重桜と幹を大きく描き、桜の木の高さから、俯瞰(上から下を見下ろす)気味に遠景を眺めています。
桜の樹と花を絵の上部と右端に配置することにより、絵の外に広がる桜の樹を想像させ、絵に広がりを持たせています。右上から左下に斜めに伸びる枝と、隅田川の流れが絵に動感を与えています。
場所は、隅田川神社のあった「水神の森」から、隅田川対岸にある真崎稲荷(まっさきいなり)の方を望むと、広重の絵の題名には書いてあります。
ここで、一つの問題が発生します。絵の桜の樹の左側の隅田川沿いに隅田川神社の鳥居(とりい)と社殿が描かれています。つまり、絵を描いている場所は、隅田川の東岸です。
そして、隅田川の対岸の真崎の方を見てるとすると西方向、絵の右側が隅田川の屈曲部・鐘ヶ淵だとしても、北西方向を向いていることになります。
しかし、遠景に描かれた山は、どう見ても筑波山(つくばさん)で、北北東方向にあるのです・・・??
絵の構図を整える為に筑波山を配置したと考えられている意見が多いようです。
また、別の説としては、この付近は、隅田川洪水時の遊水池の役割があり、堤防と隅田川の間が広くなっていて、木母寺がある中洲がありました。この中洲と堤防の間にも内川と呼ばれる川がありました。広重の絵はこの内川の方向に見ているのだという意見もあります。
皆さまはどのようにお考えになりますでしょうか?(人それぞれだと思いますので、何も申し上げませんが・・・・・・)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第92景 木母寺内川御前栽畑」(秋景)です。
この絵に描かれている川は、その「内川」です。
絵の説明は、「名所江戸百景088 第92景 木母寺内川御前栽畑 向島百花園の月見」でしましたので、省略します。
隅田川の堤防が、桜の名所になったのは、8代将軍・吉宗(よしむね)が、隅田川に桜を植えるように命じたからです。江戸時代は、寺島(現在の東向島)から木母寺(もくぼじ)まで堤防に桜の樹が植えられ、浅草から船で着いた観光客が花見を楽しむ名所となっていました。
前回のブログで水神大橋と白髭橋を撮影後に、再び、すみだイルミネーションの場所に戻ってきました。
スカイツリーのライトアップは、赤の「キャンドルツリー」に変わっています。
今年・平成25年のライトアップ日程では、12月25日は、「キャンドルツリー」のみ点灯ですから、
25日に見れるのは、この風景となります。「すみだイルミネーション」の進行状況でも変わりますが・・・・・
木につけられたイルミネーションの前に立て札があり、「このイルミネーションは、白髭地区の住民の手により造られました」というような内容が書いてありました。
地元の住民手作りのイルミネーションです。都心の大がかりなイルミネーションとは違いますが、静かで、ほんのりと温かみのあるイルミネーションでした。
(絵画調)
一応、スカイツリーのライトアップ・イルミネーションの情報です。
【スカイツリーの限定ライトアップ (12月予定分のみ抜粋) 】
期間: 2013年11月1日(金)~12月25日(水)
時間: 2013年12月 1日(日)~12月25日(水) 17:00~23:00
内容: 期間中5種類の限定ライティングを点灯(点灯する種類は、日により異なります)
「ホワイトツリー」「キャンドルツリー」「シャンパンツリー」「冬粋(いき)」「冬雅(みやび)」の5種
12月は、金・土・日と20日~25日は「キャンドルツリー」(赤)で始まります。(1日と20日~25日は単独点灯)
2日~19日までの偶数日は「ホワイトツリー」(緑)、金・土・日は20:00から点灯。平日は単独点灯。
2日~19日までの奇数日は「シャンパンツリー」(緑)、金・土・日は20:00から点灯。平日は単独点灯。
26日以降のライットアップ日程は不明です。「冬粋」と「冬雅」は、12月1日~25日の点灯予定ありません。
※スカイツリー側の都合により、変更となる場合があります。
今回は、町の静かなイルミネーションがテーマでしたが、関連する内容として、
最後に、昨年撮影した台東区(だいとうく)の上野動物園のある上野恩賜公園のイルミネーションを入れておきます。手前にあるのが、有名な「上野の西郷さん」の銅像です。
この写真は、昨年・2012年3月末に撮影した写真です。この年は寒かったので、1/31に終わるイルミネーションが、3/31まで延期で行っていました。
広重の名所江戸百景には、上野付近で4景の絵があります。「くまドン」は、この写真撮影後の4月に、上野の4景分を、全て桜の景にしてしまいましたので、その後、他の場所の百景撮影で、全く上野に寄るタイミングがありませんでした。「くまドン版」の全体を見渡すと、上野だけ桜景ばかりという、偏った構成となってしまいました。
上野も別の季節にも撮影できる被写体があるので、もっと季節毎に撮影するべきだったかなと思っています。
「名所江戸百景003 第11景/第12景/第13景/第89景 上野公園と桜①」
「名所江戸百景004 第11景/第12景/第13景/第89景 上野公園と桜②」
毎年冬になると、上野公園でもイルミネーションが点灯されていました。2012年は「動物イルミネーション 恋人たちの森」(上野観光連盟主催)を今年の2013年5月まで行っていました。
写真はありませんが、LEDライト使用で、カワイイ動物たちが光り輝き、心を和ましてくれたイルミネーションです。
(絵画調)
このイルミネーションは、「台東区の助成金が本年度で打ち切られることが決まっているため、今年が最後になる可能性もあります。」との情報がありましたが、2013年12月11日現在では、上野のイルミネーションの情報がないので、最後となったようです。
上野公園以外の場所でも同じですが、現在の時代の流れを含めて、「くまドン」に色々な問題を投げかけてくるようでした・・・・・・・・・・・・
すみだイルミネーションは12/25からで、時期的には早いのですが、スカイツリーライトアップの話の流れで、
今回とさせていただきました。
今回は、これで終了とさせていただきます。
やっと仕事のピークが過ぎても、ブログ作成と名所江戸百景の残景の撮影に追われていましたが、やっと、他人のブログをゆっくり見れる時間が、少しずつ、作れるようになりました。また、色々、拝見させていただきますので、宜しくお願いします。
次回は、別の場所でのクリスマス向けライトアップの話が続きます。
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