山王山石仏、たまにはじっくり眺めてもいいかも

『ホキ石仏第一群』を出て左上を見上げると屋根が見えるこれが
『山王山石仏』である

見学コースはここで高度を上げながら折り返す

近づいてきた急な石段を掛け上がると
じゃん！ ここは
中央に丈六の如来像、左右に脇侍の様に如来を刻む三体の如来像で構成されている
通称「隠れ地蔵」と呼ばれているらしいが
名前の由来は分からない

以下、中央向かって右側左この三体
顔をよく見てみよう
幼い顔をしている

解説には以下のように書いてあった
「仏像の顔は輪郭が丸く、目鼻はこじんまりとして童児のそれをおもわせ、今にも語りかけるような口もとなどは、邪気のない純真無垢な童顔そのものでる」
ふーむ


私はこの時
さっと来て、写真を4枚撮影したあと
ささっと階段下りて次なる見物へと足を運んだが

先ほど
この『山王山石仏』を階段の下から写した時に写っていた老夫婦
私が見物終わって帰る時も、まだ石仏を見ていた

この優しい表情の石仏を、ゆっくりと見ていたのだろう