晴れたら花巡り

晴れたらアウトドア。草花が大好きで、野山を散策しています。

里山にも行ってます。

アテツマンサク

2019-03-21 22:10:18 | 植物 草花

 

 アテツマンサク(阿哲満作) マンサク科

 

 中国地方(主に広島県北部と岡山県北部)、四国地方に自生するアテツマンサクです。

 植物学者 牧野富太郎博士が、岡山県の阿哲地方で発見されたことから阿哲満作と命名されたそうです。

 

 花弁も愕も黄色。

 

 

 谷間や傾斜地に見られる、落葉亜高木で、別名 タニイソギ(谷急ぎ)とも呼ばれます。

 満開のマンサク、細いモール状の黄色い花がとても美しい。

 マンサクがよく咲く年は、農家では豊年満作になると言い伝えがあります。

 今年の農作は、豊年満作となるでしょう。

 

 お彼岸に入ったが、満作の咲く谷間は、樹木の芽吹きもなく、寒々としていました。

 

 

 


樒と馬酔木

2019-03-18 21:04:40 | 植物 草花

 

 シキミ(樒)マツブサ科

 

 登山の途中で初めて出会った時は、名前も判らず、きれいな花だと思い、何度もカメラのシャッターを

 押したものでした。

 帰って名前を調べたら、シキミ(樒)の花と判りました。

 当地では、シキビと呼びます。

 シキビは名前は知っていたが、花は見たことがありませんでした。

 記憶には、あまり良い印象は持っていませんでした。 お墓に供える木と思っていましたから。

 調べると、土葬が一般的だった時代に、埋葬するときに、有毒で、臭いが嫌いな獣除けのために供えたそうです。

 私は、花粉症でマスクをしており、鼻が利きませんので、説明することができません。

 

 根、葉、果実、花の全てが有毒植物で、果実は中華料理の香辛料に使う八角そっくりです。

 私も山道に落ちていたのを八角と間違えて拾って帰ったことがありました。

 帰って調べると、有毒の樒の果実とわかって、驚いたことがあります。

 特に果実は食用すると、死に至るほどの有毒植物だそうです。

 料理など、食用には全く使う気持ちは無くて、珍しいから拾っただけで、急いで処分しました。

 忘れられない思い出のひとつです。

 

 今がちょうど開花の時期で、山中ではよく見られる樹木です。

 

 アセビ(馬酔木) ツツジ科

 

 アセビはツツジ科の植物で、これも山中でよく見られる花です。

 枝の先に房状にスズランの花によく似た壺のような花をたくさんつけます。

 馬酔木も有毒植物で、馬が酔う木と書くように、馬がこの木を食べて酔ったようにフラフラと

 歩いた事から、この名前が付いたそうです。

 

 子供の頃、この花で遊んだ記憶があるので、猛毒ではないと思うが有毒植物です。

 

 雪の降る頃、登山の途中、うなだれて咲いている冠雪の馬酔木の花に出会うと美しくて、

 つい見とれてしまう好きな花です。

 

 

 


新井選手の引退セレモニー

2019-03-16 23:10:46 | 日記

 

 昨夜は嵐のような風が吹き、熟睡していた2時頃雷の音で目が覚めた。

 再度、寝付いて3時を回った頃、今度は家の前で大きなクシャミの声が2.3回聞こえて!

 また、目が覚めました。

 同時に、ポストに新聞を投函する音とバイクの音で新聞配達の人だと判りました。

 花粉症?それとも雪が降るかもという予報だったので寒いのかなと気になり、

 ついに寝不足の夜となってしまいました。

 今日の最低気温は2℃、最高気温は13℃、一日中風が吹いていたので、

 家に籠ってしまい、午後はカープのオープン戦をテレビで見て過ごしました。

 試合の前後は新井選手の引退セレモニーがあったので、正午から夕方5時までの放送でした。

 最初と最後のセレモニーは見ましたが、途中の試合は居眠りをしてしまったようです。

 試合は負けましたが、やはり惜しまれて引退した新井選手にファンの熱狂は凄かった・・・

 近い席で最後の新井選手のユニホーム姿を見たいと、昨夜から雨の寒い中並んでいたらしい。

 サプライズ記念贈呈式では、元山本監督からの「三振するときの像」と

 元黒田投手の「勝って大喜びをするときの銅像」でした。

 ファンは大喝采でしたね。

 それだけ、一生懸命の姿勢でカープファンや後輩を牽きつけてきた選手ですから。

 「ありがとう」と「お疲れ様」と言いたいです。

 

 ホームセンターに飾ってあったサイネリアの花束(鉢植え)です。

 あまりに綺麗なので、写真を撮らせていただきました。

 祝卒業とか祝合格、祝就職などに贈られるための花束でしょう。

 

    


セリバオウレン

2019-03-15 00:22:39 | 植物 草花

 

   セリバオウレン(芹葉黄連) キンポウゲ科

   (3/1撮影)

   (3/1撮影)

   2月16日に一度載せましたが、ピンボケばかりで再度写しに行き、

   3月初めに訪ねたら、果実が付く前で、

   今回、訪ねて見ると、果実になっていました。

   (3/13撮影)

   (3/13撮影)

   まだ、きれいに咲いていたのがあり、撮りましたが、風が強くて少しピンボケでした。

   セリバオウレンは葉がセリの葉に似ているので、セリバオウレンと言われます。

   葉は2回3出複葉で、小葉がセリ葉と同じように切れ込みます。

   白い花弁のように見える先のとがっているのが愕で、短くさじ形に見えるのが、花弁。

   雌雄異株。

   

   オウレンは葉の切れ込みで、セリバオウレン、オウレン、コセリバオウレンと種類があるらしいが、

   この葉は、写真のように2回3出複葉なので、セリバオウレンとしました。

 

 

     


バイカオウレン

2019-03-14 11:01:30 | 植物 草花

 

   バイカオウレン(梅花黄連) キンポウゲ科

   

   

   

   

   10日前は、全く蕾すら見えなかった。

   昨日は、風が強かったが、花粉が少ないと発表されていたので、訪ねて見た。

   すると、暗い林床に満天の星のごとく咲いていた。

   今年は、今までで一番沢山咲いていたようだが、心無い人で辺りはゴミが散乱していた。