山口県阿東町に聳える山、十種ヶ峰(989m)の山芍薬に会いに
行ってきました。
情報によると、満開を過ぎているようですが、
連休は登山者が多くて混雑しそうなので
まだ間に合うのではないかと期待して行きました。
この山には2010年の5月8日に一度登りました。
その時は満開で、まだそれ程有名では無かったのですが、
その後水害で登山道が流されたと聞いて、登っておりませんでした。
今では、有名になり駐車場やトイレも完備されています。
この日も、ヤマシャクヤク鑑賞に十数台の車が駐車していました。
民家のそばの道を通り防獣の柵を開けて、登山道に入っていきます。
幾つかの砂防ダムのそばを歩いていよいよ難所にかかります。
岩場にはロープが張られ、倒木を撤去してありました。
この辺りから山芍薬の群生が見られます。
花弁が散っているのが多く嫌な予感がしました。
やはり、終わっていました。
ほぼ一日花ですからね。
登山道にはロープが張られ保護されていて中に入ることができません。
ポツリポツリと咲き残っていたのをカメラに。
↓の画像は2010年の時の様子・・・・画像が悪いです。
長いヤマシャクロードを登り終わると、尾根に到着です。
ここから、陽ざしが強い山稜を汗だくになって登ります。
途中から神角集落が見下ろせます。
新緑が綺麗ですが・・・黄砂で霞んでいます。
十種ヶ峰山頂(988.86m)に到着です。
駐車場から2時間かかりました。
山頂は360度の展望ですが、視界は良くありませんでした。
それにものすごい数の小さな虫が飛び回っています。
人に襲ってきませんが、飛蚊症の私は虫と両方でたまりません。
↓島根県側
お弁当を食べながら、約1時間近く山頂にいて下山することに。
前回は同じルートを下山できましたが、今は同じルートはできません。
山芍薬も終わってしまったし、のんびりと下山することに。
途中にワラビがありました。
ゆったりとした落葉樹の中を下ると鳥居があります。
そうでした、山頂のすぐ下に小さな祠がありました。
この鳥居からが長い道のりでした。
約1時間ひたすら、ジグザグの道を下山しました。
もう田植えも終わっていました。
前回(2010年)も同じ日でしたが、枝垂桜や八重桜が満開でした。
桜の開花が遅かったので、ヤマシャクヤクは遅いだろうと思っていましたが
自然って人間では計り知れないですね。
十種ヶ峰で出会った草花は続きで・・・