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古い奴だとお思いでしょうが、毎月読んでます。

 

 

 6月に「定年後退職」した時、心に決めたことがありました。通常の読書とともに、「毎月一冊、雑誌を端から端まで読む」ということです。

 

 その雑誌を何にするかは最初から想定していたものがありました。岩波の『世界』です。7月に年間購読を申し込み、大体毎月8日ごろに郵送で届きます。広告は除き、最初のページから、目次通りの順番で、最後の「読者談話室」「編集後記」まで、大体300ページくらいありますが、毎月3週間くらいで読み終わります。

 

 小生の学生時代には、文系学生には『世界』派と『朝日ジャーナル』派がいたけど、センチメンタリストの文科生は後者、リアリストの法科生には前者が多かったような・・。まあどうでもいい話だけど。

 

 『世界』は、大江健三郎、井上ひさし、樋口陽一、丸山眞男はじめ、多士済々の論客が、単に自分の専門分野だけではなく、文字通り「世界」に通用する論考を寄せ続けていましたよね。それは、安江良介さん(金沢大法科卒)が編集長を長いこと務めていたことの功績でもある思います。たぶん70年代初期から80年代末くらいまで編集長をしてたんじゃないかな。1990年代以降は、『世界』も微妙に変化してきたように思います。

 

 2024年1月号(つまり12月に郵送される号)から、装丁や内容?も、そして価格も!リニューアルされましたが、来年もせっせと読み続けたいと思います。

 

 

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