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働くということは・・ @古市憲寿『僕たちの前途』


 マスコミにも最近よく登場する若手社会学者の本。キーワードは「起業」。冒頭、筆者の友人の起業家の話が紹介されている。

起業した方がいいと思いますか」とよく相談されるが、「やめといておいたほうがいい」とかならず答えている。「起業はやめた方がいい」と言われて起業しない人は、もともと起業には向いていないのだ。やめておいた方がいいとさんざん言われても、自分の心の底からやめることができないような気持ちがわき起こってくるくらいで(起業には)ちょうどいい・・・。
 確かにごもっともです。


 同じく別の友人の起業家のはなし。

 彼がもっとも重視するのが1対1のコミュニケーション。携帯電話はもちろん使うが、ツイッターもフェイスブックも使わない。彼は、人と人を合わせるタイミング、事前情報の伝え方、実際に対面する場所の環境設定などに驚くほど気を遣う。だからこそ、彼の周りには(現実の)ソーシャルネットワークがどんどん広がってゆく。

 いや~、人間関係って今も昔も 根っこはは同じなんですね。。


 結局、筆者がこの本で言いたかったことは、「どんなに働き方が変わったとしても、それに熱中できる、没頭できるものに出会えことが大切だ。でもそれは何となく待っていても出会えない。自分自身を突き詰めてゆかないとね」ということなんだろうね。
 
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