手稲山麓チッターズ

北海道中彷徨奇譚

大型トンボ採取の巻

2010年08月19日 | 生き物

ここは江差某所の山中にある公園です。公園といっても田舎町なんで誰もいません。オニヤンマクラスの大型トンボが数多く生息しているのでノコノコと散策にやってきました。

だが・・・ここの公園は少しヤバイんです・・・。

何がヤバイかって??

出るんです・・・

ヒグマが・・・(ーー;)

実はこの公園の少し下に民家があるんですが、そこの人が朝玄関のドアを開けたときに「ガサガサ」と目の前の藪が揺れていたそうです。なんだろう・・・とジーーーっと見ていると、斜面を後ろ向きに下りてくる巨大なケモノが・・・。

「ひっひっヒグマぢゃーーー!!」

すかさず家中から家族が玄関に集結し、そのヒグマを玄関フード内から観察。ヒグマはノソノソと山方面に移動を開始。そのうちの一人が口笛を吹いたところヒグマがこちらを振り返り、何と駆け足で玄関に向かってきたそうです。慌てて家の中に逃げ込む家族(爆)

そんな話を聞いてるもんだから少しビビッてたんですが、車内に100均の火薬鉄砲を積んでいる事を思い出し、手始めに「BUNG!!BUNG!!」と2発ほど鳴らしてから沢の奥地へ・・・。

さっそくオニヤンマをGET!コイツは通り道が決まっているので、待ち構えていれば採取はいたって簡単です。

オニヤンマって一度捕まえたらナゼか大人しくなるんですよね~。開放してやろうとしても飛んで行かないんですよ。娘の手に止めてやってもこんな感じです。やがて娘の指に噛み付いて飛び去っていきました(爆)

これはオオルリボシヤンマ。捕まえるには少々テクがいります。湖の周囲を円を描いて飛び回ってるんですが、警戒心が強いので網を待ち構えてると中々近くに来てくれません。その場にしゃがんで近くに来た瞬間を狙って「居合い」のような感じで素早く網を出せば捕まえられます。

シオカラトンボも沢山いました。捕まえられませんでしたが札幌近郊ではほとんど見る事が出来なくなっているのでちょっと懐かしかったですね~。春の空を思わせる淡いブルーのとても綺麗なトンボです。最後に、近くの木にとまっていたミンミンゼミ♪