お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

「習作」馬なのかしら(ミリペン画)

2020-12-29 14:32:53 | 習作


習作です。ミリペンで描きました。
バッテンだけで描く鉛筆画を見た事があるのですが、エッチングなどの銅版画を目的とした表現なのでしょうね。今回の習作は、アクリル画に向けての光の表現の模索です。陰影の陰の広い部分を直線ぎみに描いていたり、明るい面を省略したりしているので、デッサンとしては0点になる危険性があるので、真似したりしないほうが賢明です。
真似や模写をするのは自由なのかもしれませんが、模倣からですと何ができていて、何ができていないのかを自分自身で把握できずに、前へ進めなくなる危険性があると思います。「自分の作品だ」と主張する方と出会ったことがあり、「そうではなかった」とまで言いにきたことがありましたが、そのあと、どう学べばよいのか分からなくなってしまうのだと思います。そして、学ぶと真似ぶとをイコールとする考えがあると聞きますが、結果論として「習う」しかできなくなるのではないでしょうか?自分で描く事の中から発明し、それが絵との出会いで発見であったと気付き落胆し、その積み重ねから発明に近い発見をしていくのが、あえて言うなら私の「描き方」であり、「描き方」は教えられない代わりに、何かを見つけられるように指導をしています、似顔絵においては。

シャレニナラナイ話(詩)

2020-12-27 18:02:56 | 作詩・ヤバソン画談
素描で、写実的というのが不自然に思えたので、自然に描いていた
形をはっきり描かなくなってきて印象を描いていると勘違いされた
意図的に表現するのも嫌だった
似顔絵でもファーストインプレッションを大事にする人と、
エクスプレッションを大事に描く人がいた
シャレニナラナイ話だ