お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

「音のクロッキー」クロッキー会に参加8.26(クロッキー)

2018-08-26 23:46:55 | 習作
男性の身体も描けるようにと、クロッキー会に参加してきました。
音楽が流れていて、終了時に鐘がなるシステムでした。
視覚よりも聴覚のほうが気になってしまったったのですが、聴かないようにするのではなく、逆転の発想で音楽をよく感じて抽象化して描いてみました。
同じポーズ中に曲がかわった場合には、紙を変えて新たに描いています。






































偉そうですが、音を絵にするということが少しだけ分かった気になりました。
似顔絵の(すでにあると思いますが)新たな表現に活かしたいと思います。

線を練習する理由(似顔絵雑記)

2018-08-25 06:34:54 | 習作
「似顔絵描きなのに、何でクロッキーなんてやっているんだ?」
と思われている方も多いと思います。

その理由は、直観です。

「なんだか描いておいた方がよいのではないか」
と思うのです。

また、「なんでデジタル化の時代にアナログなんだ?」
と思っている人も多いと思います。

デジタル化の波はますます強くなっています。
クロッキーでさえ、IPADを使うアトリエまであります(ヌードの会は、電子機器が禁止のところが多いです)。

そういう流れでもしかしたら、「顔を似せる」という技術が、人工知能AIにとってかわれてしまうのではないか、と想像するのです。
スマホのアプリでは、すでに顔写真から似顔絵を作るものが出てきています。

色々なものがデジタル化され、しかし、それでも残るのは「似顔絵」ではなく、「絵」ではないかと思うのです。


全てがめんどくさくなる怖さもあります。
私は彩色をデジタルで行うことが多いのですが、アナログで塗ることを面倒だと感じています。
それが、画材を完全にデジタル化してしまったら、絵の具を出す、紙を買うなど、そんな些細なことでさえ、(私の場合は)辛くなってしまうのではないかと思うのです。

そして災害の想像です。「電磁パルス攻撃」を受けることはまずないと思いますが、災害で電子機器が使えなくなったとき、(私の場合は)重労働は難しいので、貢献なのかは分かりませんが、似顔絵を描けるようになっておきたいのです。

アニメーションの中には、二次元に見えても、3DCGを線化して描き出して2Dのアニメ塗りをしている作品も見られるようになってきました。
それに対抗するため、できるだけ3DCGのように構造的にとらえるだけではなく、空間的な線や、誇張も含めた3DCGの線に負けない線がひけるようになりたいのです。

完全に矛盾しますが、デジタルもやらなければいけないのかもしれません。
どのくらいできて、いつデジタルにとってかわれるのか、知っておくのも重要だと思うからです。

クロッキー会に参加8.23(クロッキー)

2018-08-24 00:17:17 | 習作
クロッキー会に参加してきました。
行く途中に、電車が止まってしまい、二駅歩きました。
そのお陰で、道に迷っているときに、ちっぽけな構想が消し飛び、予定調和な発見ではなく、まだ言語化(分離)はできないですが、似顔絵とクロッキーとが繋がって(結合)描くことができました。

遠くからクロッキーをしたので、細かいところがよく見えず、幸いに大きくとらえることが出来て、似顔絵の席描き(イベントなどで一般の方の似顔絵をその場で描くこと)のタッチと同じになりました。