アマチュアの似顔絵描きに向けて書きます。
中学生に、「線を追うんだよ」ということだけを教えてクロッキーを描かせると意外と描けてしまう。
骨格の把握や、正中線をひかなくても、クロッキーは子供でもできてしまう。
だからと言って大人に、「子供のように骨格を(あまり)把握しないで、正中線をひかないで描こう」
と言われても、そのように描くのは難しいという人もいると思います。
また、ネットで広まっている「人体の描き方」などで、骨格把握から人体を描く方法を学んでしまった人は、それを忘れて描くのは至難の技かもしれません。
そういう場合には、人物ではなく、人物が生み出す「空間」のほうに注目してみたらいいのではないかと思い、写真のモデルをみて、空間を塗ってみました。
ところで、「何で、わざわざ骨格把握を放棄するようにしなければいけないのか」というと、それは『似顔絵』の話だからです。
似顔絵で、骨格を把握して誇張する道を選ぶ場合、骨格の奇形に見えないように描く必要があります。
それは、プロでも相当難易度の高い問題です。
けれど、骨格に依存しすぎない表現を身につければ、誇張も骨格の奇形には見えません。
その対策として、漫画的に描く、抽象的に描く、記号的に描くなどがありますが、その中の一つの表現として、「空間」に重きを置いて描くという方法があります。
形を正確にとらなくてもいい、下手でもよいという気持ちで、「空間」をテーマにクロッキー会に参加して実験してみたいと思います。
また、逆に「空間」ではなく、「人物・像・モノ」だけをとらえようとすることにも挑んでみたいと思います。
【注意】誤解してほしくないのは、「骨格を覚えなくてもいい、空間さえ見れればいい」というのは素人への話であり、似顔絵のプロは全く別です。
私も(似顔絵の)仕事の場合には、正中線をひくこともありますし、骨格を考慮することも多々あります。
【追記】人物の全身を描くには、芯が大事かもしれません。骨格が描けていなくても、子供の人物画でも、棒人間にも芯はあります。
中学生に、「線を追うんだよ」ということだけを教えてクロッキーを描かせると意外と描けてしまう。
骨格の把握や、正中線をひかなくても、クロッキーは子供でもできてしまう。
だからと言って大人に、「子供のように骨格を(あまり)把握しないで、正中線をひかないで描こう」
と言われても、そのように描くのは難しいという人もいると思います。
また、ネットで広まっている「人体の描き方」などで、骨格把握から人体を描く方法を学んでしまった人は、それを忘れて描くのは至難の技かもしれません。
そういう場合には、人物ではなく、人物が生み出す「空間」のほうに注目してみたらいいのではないかと思い、写真のモデルをみて、空間を塗ってみました。
ところで、「何で、わざわざ骨格把握を放棄するようにしなければいけないのか」というと、それは『似顔絵』の話だからです。
似顔絵で、骨格を把握して誇張する道を選ぶ場合、骨格の奇形に見えないように描く必要があります。
それは、プロでも相当難易度の高い問題です。
けれど、骨格に依存しすぎない表現を身につければ、誇張も骨格の奇形には見えません。
その対策として、漫画的に描く、抽象的に描く、記号的に描くなどがありますが、その中の一つの表現として、「空間」に重きを置いて描くという方法があります。
形を正確にとらなくてもいい、下手でもよいという気持ちで、「空間」をテーマにクロッキー会に参加して実験してみたいと思います。
また、逆に「空間」ではなく、「人物・像・モノ」だけをとらえようとすることにも挑んでみたいと思います。
【注意】誤解してほしくないのは、「骨格を覚えなくてもいい、空間さえ見れればいい」というのは素人への話であり、似顔絵のプロは全く別です。
私も(似顔絵の)仕事の場合には、正中線をひくこともありますし、骨格を考慮することも多々あります。
【追記】人物の全身を描くには、芯が大事かもしれません。骨格が描けていなくても、子供の人物画でも、棒人間にも芯はあります。