タンチョウ 北海道探鳥行の思い出（2014）

　タンチョウ　学名・Grus japonensis　英名・Japanese Crane

　２０１４年６月の北海道探鳥行で，人生はじめて野生のタンチョウを観察し，写真に収めることができました．北海道に行けたら出会える可能性があると思ってはいたのですが，こんなに近くで見ることができるとは想像さえしていませんでした．

　タンチョウは，雌雄同色でその識別は難しいそうです．それなのになぜ，雌雄が分かったのか？　それは，交尾行動を観察できたからです．それも，はじめから終わりまで，一連の行動を連写することができました．感動でした．しかし，普通，タンチョウの繁殖期は４月から５月に始まるようです．それなのに６月の中旬に交尾とは？　このペアに何かアクシデントが生じたのでしょうか？　不幸な出来事に遭っていなければよかったのですが．

　タンチョウは，新潟では迷鳥です．難しいでしょうが，今度はぜひ新潟で会いたいものです．それも真っ白な雪の上で．

タンチョウ　雄．
撮影日時　2014.06.14　北海道


タンチョウ　雄．
撮影日時　2014.06.14　北海道


タンチョウ　雄．
撮影日時　2014.06.14　北海道


タンチョウ　雌雄．交尾です．マウントしている雄は，初列風切の先端と翼上面に黒班が見られるため，３歳未満の若鳥と思われます．雌は，黒班が見られないので成鳥と考えられます．
撮影日時　2014.06.14　北海道


　

オオタカ 雛・育ち盛り

　オオタカ　学名・Accipiter gentilis　英名・Northern Goshawk　

　オオタカの巣には，雛が順調に育っています．まさに育ち盛り，食べ盛りです．このような雛が２羽もいるのですから，親鳥は必死です．

オオタカ　雛．
撮影日時　2015.　撮影場所　新潟県


　オオタカの子育てについては，巣立ち後に特集を組む予定です．無事，青空に飛び立つ日をお待ちください．