新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

ケイマフリ 北海道探鳥行の思い出(2014)

2015-07-01 08:15:30 | ウミスズメ科
 ケイマフリ 学名・Cepphus carbo 英名・Spectacled Guillemot

 新潟もいよいよ梅雨空.今日は,朝から雨です.当然,野鳥の観察はお休みです.この貴重な時間を無為に過ごすことはできません.撮りためた画像の整理をかね,来し方を振り返ってみたいと思います.

 昨年6月,カモメ観察の先輩(というよりも野鳥観察の大先輩),いつもお世話になっているアルバトロスさんと三人で北海道探鳥行の機会がありました.探鳥どころか,北海道に足を踏み入れるのさえはじめての僕は,まさにおんぶに抱っこのお世話になりました.大変楽しい探鳥行でした.初めて出会った野鳥も多く,感動・感激の日々でした.

 ここで紹介するケイマフリは,新潟では迷鳥として数回の記録があるだけの珍しい野鳥です.僕自身,新潟で観察したことがなく,これからも新潟で出会う可能性はほとんどないでしょう.

 北海道ではじめての出会い.赤い足が印象的な鳥でした.銀色に光る魚をくわえて飛ぶ姿を見,撮影できるとは,想像さえしていませんでした.この記事を書いている今でも,手が震えるほどの感動でした.

ケイマフリ 夏羽.
撮影日時 2014.06.15 撮影場所 北海道


ケイマフリ 夏羽.
撮影日時 2014.06.15 撮影場所 北海道


ケイマフリ 夏羽.
撮影日時 2014.06.15 撮影場所 北海道



ゴイサギ オタマジャクシは嫌いなの? 

2015-07-01 03:53:25 | サギ科
 ゴイサギ 学名・Nycticorax nycticorax 英名・Black-crowned Night Heron 

 ヨシの中からゴイサギが出てきました.まだ若い個体です.昨年生まれの第1回夏羽かもしれません.抜き足差し足,立ち止まって背を低め,じっと水面を見つめていました.突然,首を伸ばして何かを捕まえました.オタマジャクシでした.小さなオタマジャクシなのでそのまま飲み込むと思いきや,なんと,下へ落としてしまいました.オタマジャクシを覆っている粘液が嫌いなようです.そのまま立ち去るかと見ていたら,嘴で拾い上げ,さも嫌そうに投げ捨てました.やっぱりオタマジャクシは食べないんだ,誰だってそう思いますよね.ところが,再び拾い上げ,今度は飲み込んでしまいました.

 観察中に2回,獲物を捕まえました.2回ともオタマジャクシでした.そして,いずれもオタマジャクシの粘液を取り除くような仕草を見せた後に飲み込みました.オタマジャクシの粘液に毒性があるかと思い,少し,調べてみましたがそのようなことはないようです.単にヌルヌルが嫌いなだけのようでした.

ゴイサギ 若鳥.獲物ゲット.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.オタマジャクシです.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.くわえなおします.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.「ウワッ.ヌルヌルだ」
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.下へ落としました.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.拾い上げて.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.アンダースローで.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.ポイッ.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.再び拾い上げて.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市


ゴイサギ 若鳥.ゴックン.
撮影日時 2015.06.24 撮影場所 新潟県新潟市