鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年09月24日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月23日(土)
 この度、『北方領土「特命交渉」』(講談社発行、税込み1680円)と『鈴木宗男の国会質問主意書全255本』(にんげん出版、税込み2625円)の新著2冊を出版する事となり、そのお知らせの為、昨日14時から衆議院野党クラブで記者会見を行う。今朝のテレビ、新聞、スポーツ紙等各メディアで、その様子が取りあげてくれる。
 『北方領土「特命交渉」』は、佐藤優さんと私の対談という形で、これまでの北方領土返還交渉を振り返り、総括したものである。橋本、小渕、森歴代総理大臣より「特命」を受け、民族の悲願である北方領土返還を実現すべく、私はロシア側との交渉に取り組んでいた。外交上、現時点で明らかに出来ない事柄も多々あるが、私の受けた「特命」を国民の皆様に明らかにする事により、日ロ関係の前進がはかられるのではないかと考え、本書を出版した次第だ。
 『鈴木宗男の国会質問主意書全255本』は、私が第163回国会で28本、第164回国会で227本提出した質問主意書の内容をまとめたものである。質問の内容はアイヌ民族問題、北方領土問題、南樺太・千島の法的地位、竹島問題、イラン・北朝鮮に関する脅威認識、中国における遺棄化学兵器問題など、主に外交政策問題が中心である。他に、外務省職員の不祥事やスキャンダルについての質問もあるが、これは決して興味本位の質問ではなく、公務に影響を与えうる問題に限定している。「外交は人」であり、外交を司る外務省が襟を正す事なしに、八方ふさがりの日本外交に新しい展望は開けないと考えるからだ。本書をお読み頂ければ、外務省が如何に私の質問に真正面から答えていないかがおわかり頂けるかと思う。
 『北方領土「特命交渉」』は今月25日に、『鈴木宗男の国会質問主意書全255本』は29日に書店に並ぶ予定なので、是非ともご一読頂きたい。そしてご批判、ご指摘を賜りたい。
 朝から空知管内美唄市で市のイベント参加、市内挨拶廻り、後援会との昼食会等をこなす。砂川市に行き15時から後援会会合。18時から札幌市で日本サハリン交流会一時帰国歓迎会出席。同じく18時から足寄高校同期会総会・懇親会に出席。足寄高校を卒業してから早40年、今年は節目の年である。お互い年輪を重ねた事を感じながら、懐かしい想い出話に花が咲く。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月23日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月22日(金)
 「ODA一億円不正請求 調査業務最大手 水増し、架空契約書」(読売新聞1面)に関する記事が、各紙朝刊にも出ている。コンサルタント最大手のパシフィックコンサルタンツインターナショナル(PCI)は、過去にも指摘されてきた企業である。国民の税金を使う政府開発援助(ODA)のチェックがこれまでしっかり行われてきたか、今一度精査する必要があるのではないか。
 予算要求する外務省、実施機関・発注者としての国際協力機構(JICA)は、一体のものである。外務省の監督責任も問われて当然ではないか。「ODAの水増し常態化」(読売新聞34面)とまで書かれている。ODAの原資は国民の尊い税金である。ここまで言われたなら、外務省自ら自浄能力を発揮して、国民に説明責任を果たすべきだ。
 平成14年、国後島の友好の家建築に際し、「ムネオハウス」と言われ、私が何か不正を働いたかの様に共産党の佐々木憲昭氏が国会で質問した。一部外務官僚の恣意的、意図的なリークによって面白おかしく国会で取りあげられたが、あの俗に言われる「ムネオハウス」でも、外務省が大手業者と組んで根室管内の業者に丸投げしたのである。現地に行ってその事に気付いた私は、担当者である外務官僚倉井氏らに「こうしたやり方は不正行為で、おかしいのではないか」と指摘したのである。
 外務省ロシア支援室が日揮と日本工営を平成11年10月から調査し、形だけの詫び状を出させたのは年の暮れ、12月28日である。仕事納めの日で、業者に配慮した結果であった。こうした不正行為を外務官僚はしているのにも関わらず、「鈴木宗男が無理に地元業者に落札を働きかけた」みたいなウソ話をリークし、共産党に資料を届けたりした事を想い出す時、改めて憤りを感じる。
 同時に検察も、外務省ロシア支援室や支援委員会の不正を質さなかったのは不思議でならない。友好の家入札で、私の秘書である宮野は入札の金額も知らなければ、そもそもはじめから関与していない。また、知る立場になかったのだ。外務省が業者に「鈴木事務所に挨拶に行け」と言って訪ねてきて、親切に対応したら「偽計業務妨害」と言われ、逮捕されたのだ。
 今回のパシフィックコンサルタンツインターナショナルの不正行為を聞くにつけ、外務省の姿勢、検察のやり方等、フェアでないとしみじみ感じてやまない。国民も「ムネオハウス」の事実を、良く知って欲しい。詳しくは拙著『反乱』102~107頁、『闇権力の執行人』142頁に書いてある。そこに私は真実を記してある。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月22日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月21日(木)
 テレビ、新聞は朝から安倍新総裁誕生で埋まっている。朝日新聞朝刊2面に1982年からの自民党総裁選挙での各候補の得票率が出ていたが、中川一郎先生の名前を見る時、24年前の総裁選挙を想い出し、感慨無量である。
 あの時中川一郎先生は、福田赳夫先生が安倍晋太郎先生に派閥を譲らないので、自分が出る事により安倍先生も立候補できる、派閥の会長も安倍先生になるという、世代交代へ向けての後方支援を考え、立起した側面もあった。昔の政治家は自分一人のポストを考えるのではなく、その先の政治全体を考える、心の通った判断、決断が出来た。そうした現場を見てきた者として、戦後最年少の首相になる安倍新総裁には、「心」を豊かに、政治を運営して欲しいものである。
 64歳の小泉首相から52歳の安倍新首相に代わる事で、間違いなく世代交代は大きく進んだ。若い人は何かやってくれるという期待感を国民は持っている。その声に是非とも応えてほしい。
 昨日は自民党の総裁選挙一色で触れなかったが、貸金業規制法改正について各紙に記事が載っている。9月20日読賣新聞11面の「検証 貸金業規制法改正」の記事では、「『数字合わせ』で痛み分け」の見出しで、以下の様に書かれている。「多重債務者を生み出す温床とされたグレーゾーン(灰色)金利の原則撤廃は早々と決まった。しかし、少額・短期の特例高金利の扱いをめぐり、調整は最後まで難航した。最後にたどり着いたのは、関係者の思惑を足して2で割る『数字合わせ』の結論だった」。日本経済新聞4面では「貸金業規制法改正案を評価 全銀協会長」と出ている。大口でお金を出している銀行側としては当然のコメントか。朝日新聞では3面に「貸金業界 政界への資金増やす 05年~06年規制見直しに向け」、35面に「貸金業界より発言も パーティー券購入先議員ら 広報誌などで」と書かれている。
 税制調査会での議論で、あからさまに各業界・団体寄りの発言をしている議員がいる。間違いなく請託を受け、それに応えて発言し、献金を受けている。これらが何のお咎めも受けず、一方で私みたいに国策捜査にはめられたら逮捕されてしまう。正直に生きている者が悪で、ずるく裏をかいて生きている者が善という社会は、真に公平、公正、フェアな社会ではない。私は堂々と信念を持って正直に生きていこうと思う。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月21日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月20日(水)
 自民党総裁選挙投開票が行われ、予想通り安倍候補の圧勝である。国会議員投票に注目したが、安倍候補267票、麻生候補69票、谷垣候補66票。安倍候補は言われていた7割に限りなく近く、麻生、谷垣両氏は拮抗し、見事なほどのバランスが働いたと私は思う。この事については、昨日のムネオ日記で「圧倒的な安倍候補の一人勝ちと言われるので、国会議員の投票行動はバランスのとれた結果になるのではと思う」と書かせて頂いた。
 今朝の毎日新聞5面の「総裁選・陣営の票読み」という記事で、安倍氏「500票超」麻生氏「130票前後」谷垣氏「70-80票」と出ている。麻生候補は党員票と合わせ136票で、目一杯の結果を出した。安倍候補は464票、谷垣候補は102票。この数字から見ても、バランス感覚が働いて谷垣さんも思いもよらず、100票を超える事になったのではないか。
 自民党の知恵、懐の深さがこの数字から読み取れるのである。心ある、良心を持った国会議員がいたものと、私は受け止める。安倍新総裁の今後に期待したい。
 テレビ局がインタビューに来て、「新総裁に何を望みますか」と問われたので、「ロシアとの関係をしっかり構築してもらいたい。そして領土問題解決に向けて頑張って欲しい」と答える。歴史に名を記す仕事を成し遂げて欲しいと願ってやまない。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月20日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月19日(火)
 明日の自民党総裁選挙に向けて、様々な動きが入ってくる。小泉首相と森前首相が会談し、森前首相が「安倍候補が国会議員票の7割を確保する勢いだ」と話したのに対し、小泉首相は「6割で十分ではないか」とこたえたとニュースになっているが、余裕の表れというか、平和な話である。
 「裏を返せば、他の2候補が総裁候補に相応しかったのかどうかだ」と言ってくる人もいる。圧倒的な安倍候補の一人勝ちと言われるので、国会議員の投票行動はバランスのとれた結果になるのではと思う。ワンサイド、一方的な流れを決して是とするものではないが、やはり緊張感がある方が、国民の為の政治が実現できるのではと思うのだが。
 11時の千歳発で上京。議員会館に入りお客さん対応、週刊誌の取材を受ける。
 18時半からも作家の渡辺淳一さんと週刊現代の企画で「ここまできた最新医学渡辺淳一が斬り込む医師と患者の本音」対談。連休明けで慌ただしい一日だった。
鈴 木 宗 男
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