鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年09月03日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月2日(土)
 安倍代議士が総裁選挙へ正式に出馬表明し、今朝の新聞の話題は総裁選挙一色である。昨日の東京新聞夕刊9面に「宰相としての教養」という見出しで「大波小波」というコラムがあり、「なるほど、こういう見方があるか」と一読して思ったので、参考のため全文を紹介したい。
 〈大波小波 『宰相としての教養』
 一国の宰相に必要な条件は何か。政策遂行能力の高さだけでは済まない。独自の政治哲学、思想的・文化的な識見を兼ねそなえることも厳しく求められる。言葉を換えれば、広い意味での教養、片々たるはく箔づけの知識ではない、物事をするどく感じとり深く考えるため、土壌となるような本物の教養である。
 顧みるに戦後日本においても、宮沢喜一氏あたりまで、歴代宰相はそれなりに身についたものがあるように見受けられた。しかるに時代が下がり、アメリカ大統領の家族の前で、歌手の物まねをする現宰相の姿は、国民の前にどう映ったか。次期候補が、山登りやサイクリングの愛好家であるのはいいとして、しかしその種の趣味以外のものも、やはり見せてくれなければ困る。そして別の次期候補は、大変なマンガ通であるとか。いくら日本がマンガ大国であっても、これぞ宰相たるにふさわしい教養というわけにはゆくまい。
 そこで、最有力候補氏の新著を読んでみた。美しい国とは何であるのか判然としないし、おのずから滲にじみでてくる教養の香気が欠けている。今からでは遅いとか遅くないとかは言うまい。宰相に必要な条件であるからには、そちらの方面にも強固な信念をもって精進するのは、国民の皆様への義務なのである。
(新教養党総裁)〉
 先に立つ人、特に宰相となると、全ての権限が集中し、日本丸の行方を決定できる立場につくのであるから、その責任は重い。今、権力闘争とは関係ない側から冷静に見つめていると、何よりも「人の心」「人の情」を、最高権力者に一番持ってほしいと思う。「優しさ」「思いやり」「いつくしみ」「愛情」人としての当たり前の事が、単位のつかない、計算の出来ないものが最高の価値である事を、十分知ってもらいたいものである。
 先月26日のムネオ日記でも書いたが、8月26日付産経新聞に掲載されている袴田茂樹青山学院大学教授の論文に関し、問い合わせの内容証明通知書を出したが、未だ回答がない。改めて今日、内容証明通知書を出させて戴いた。内容は次の通りである。
 〈通知書
 私より貴教授に送付した2006年8月26日付け通知書(引受番号103-10-75977-1)については、郵便物配達証明書によって、同年同月27日に貴教授の現住所に到着した事が明らかになっております。貴教授の回答を96時間以内、すなわち、8月31日までに戴けるものと期待しておりましたが、今のところ何の連絡もありません。前回通知書で述べた様に、貴教授が8月26日付産経新聞に寄稿された内容に、私の政治家としての名誉と尊厳に抵触すると思われる重大な記述があるにもかかわらず、貴教授が回答を避けておられる事は、社会人としての常識を欠くものと言わざるを得ません。
 貴教授は、産経新聞の寄稿に於いて「橋本、小渕、森の各政権の頃は、国家の『操』を軽んじた」と述べておられますが、それならば、その時期に貴教授がこれらの「国家の操を軽んじた政権」に対してどの様なアプローチをしたかについて、私が知る真実を国民の前に明らかにしたいと思います。その第一回目として、以下の質問に対し、本書簡到着後、48時間以内に書面による回答を戴ければ幸甚です。
1.
1998年7月、秋野豊国連政務官(当時、元筑波大学助教授)が国連タジキスタン政務官として公務視察中に銃撃され、亡くなられました。その関連で、貴教授が1999年に内閣官房副長官であった内閣総理大臣官邸の私の執務室を訪れた事実がありますか。
2.
1.の会見の際、貴教授が「外務省に掛け合っているのですが、予算を600万円しか出さない。なんとかしてください」と要請した事実がありますか。
3.
1.の会見の際、「交通事故でも億単位の補償金を出す時代ですよ。600万円というのではスキャンダルになります。このことがマスコミで報じられると、政府としても、鈴木先生としても困ったことになりますよ」と述べた事実がありますか。
4.
私が貴教授に「いくら必要なのですか」と尋ねると、貴教授が「一億円です」と明言した事実がありますか。
5.
貴教授は、1999年当時の小渕政権は「国家としての操を軽んじた」と、その時点において認識していましたか。
6.
5.の質問に関し、小渕政権が「国家としての操を軽んじた」という認識を持っておられたとするならば、内閣総理大臣官邸にまで出向き、私に一億円の要請を行った事が適切であるか否かについて、見解を明らかにして下さい。
 ご多忙中のところ誠に恐縮ですが、貴教授からの回答を心待ちにしております。ちなみに、私は貴教授からの要請を真摯に受け止め、貴教授の眼前で外務省の官房長に電話を入れ、一億円を拠出して国連大学に秋野基金を設ける様指導した事を、鮮明に記憶しております。
 なお本書簡の内容は、私のHPに掲載致します。
平成18年9月2日
<通告人>
 東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第1議員会館224号室
新党大地代表 衆議院議員
 鈴木宗男
袴田茂樹 様〉
 以上である。袴田教授の誠意ある返事を待つものである。
 また、多くの人から、袴田教授からの返事は来たのかという催促があり、関心を持たれている事も、袴田教授は十分にお考え戴きたい。
鈴 木 宗 男
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