鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年09月22日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月21日(木)
 テレビ、新聞は朝から安倍新総裁誕生で埋まっている。朝日新聞朝刊2面に1982年からの自民党総裁選挙での各候補の得票率が出ていたが、中川一郎先生の名前を見る時、24年前の総裁選挙を想い出し、感慨無量である。
 あの時中川一郎先生は、福田赳夫先生が安倍晋太郎先生に派閥を譲らないので、自分が出る事により安倍先生も立候補できる、派閥の会長も安倍先生になるという、世代交代へ向けての後方支援を考え、立起した側面もあった。昔の政治家は自分一人のポストを考えるのではなく、その先の政治全体を考える、心の通った判断、決断が出来た。そうした現場を見てきた者として、戦後最年少の首相になる安倍新総裁には、「心」を豊かに、政治を運営して欲しいものである。
 64歳の小泉首相から52歳の安倍新首相に代わる事で、間違いなく世代交代は大きく進んだ。若い人は何かやってくれるという期待感を国民は持っている。その声に是非とも応えてほしい。
 昨日は自民党の総裁選挙一色で触れなかったが、貸金業規制法改正について各紙に記事が載っている。9月20日読賣新聞11面の「検証 貸金業規制法改正」の記事では、「『数字合わせ』で痛み分け」の見出しで、以下の様に書かれている。「多重債務者を生み出す温床とされたグレーゾーン(灰色)金利の原則撤廃は早々と決まった。しかし、少額・短期の特例高金利の扱いをめぐり、調整は最後まで難航した。最後にたどり着いたのは、関係者の思惑を足して2で割る『数字合わせ』の結論だった」。日本経済新聞4面では「貸金業規制法改正案を評価 全銀協会長」と出ている。大口でお金を出している銀行側としては当然のコメントか。朝日新聞では3面に「貸金業界 政界への資金増やす 05年~06年規制見直しに向け」、35面に「貸金業界より発言も パーティー券購入先議員ら 広報誌などで」と書かれている。
 税制調査会での議論で、あからさまに各業界・団体寄りの発言をしている議員がいる。間違いなく請託を受け、それに応えて発言し、献金を受けている。これらが何のお咎めも受けず、一方で私みたいに国策捜査にはめられたら逮捕されてしまう。正直に生きている者が悪で、ずるく裏をかいて生きている者が善という社会は、真に公平、公正、フェアな社会ではない。私は堂々と信念を持って正直に生きていこうと思う。
鈴 木 宗 男
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