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宗男日記から

2007年10月27日 | Weblog
ムネオ日記
2007年10月27日(土)
 せっかく鹿児島に来たので、午前中、知覧特攻平和会館を視察する。川床剛士参事さんの説明を聞きながら、平和の尊さを思い知らされる。
 「命の尊さと家族の絆。特攻隊員の心に学ぶ」という30分程の特攻隊員の遺書の紹介を見ながら、教えられること大であった。1036人の特攻隊で殉死した中で17―18歳の少年飛行兵は335人。北海道出身者は35名で、都道府県別では5番目であった。知覧からの出撃は439名である。
 遺書を拝見しながら、圧倒的にお母さんあてのものが多いことに気がつく。お父さんあては少なく、ご両親様というあて名もある。やはり生み育ててくれたお母さんはかけがえのない存在であり、子供の頃お父さんに叱られ、怒られた時、お母さんが優しくしてくれた昔の夫婦の良き役割分担の中で、お母さんに対する感謝の気持ちが最後には出てくるのだろう。
 不登校や引きこもりの、または非行行為で社会に迷惑をかけ、現在少年院にいる子供・少年に知覧平和会館を見学させれば、更正につながり、勇気ややる気を起こさせることになるのではとつくづく感じたものである。なによりも、家族、故郷を、国を愛する心をわかってもらうことが重要である。私が寄贈した献燈を通りながら、今日は貴重な、尊い勉強をさせて戴いたと感じた。
 高村外相が26日午前の記者会見で、拉致問題の進展について「何人かでも帰国すれば進展であることは間違いない」と言ったことに対し、町村官房長官は午後の記者会見で「それを言って何か意味があるのか。相手につけいる隙(すき)を与えるだけだ」と批判している。更に「関係者にあたかも何人かが帰ってきそうだ、ウチは入っているだろうかとあらぬ誤解を招く」と言及したと報じられている。内閣のスポークスマンである官房長官が、外交の責任者である外相の発言を詳しく精査した上で噛みついたのか、単に「こういう記者会見だった」と表面的な話を聞いただけで文句を言ったのか、何かしら違和感を覚える。
 今回の外務大臣の発言にモノを言うのなら、水面下で事の真実をきちんと確認してからモノを言うべきである。表で議論する話ではない。それこそ町村発言は「相手につけいる隙(すき)」を与えるだけではないか。表に出して話すことなのかどうか水面下で意思確認をし、間違っても閣内不統一と言われることのない様にするのが官房長官の一番の仕事だと思うのだが。何とも寂しい議論である。
鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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