ムネオ日記
2007年10月18日(木)
昨日、亀田父子が会見したが、私もテレビニュースを見ながら、「本当に謝罪の気持ちがあって出てきたのか」と、首をかしげざるを得なかった。10分という記者会見の時間も問題だ。日本ボクシングコミッション(JBC)の局長がついていながら、何を考えているのか。単なる形だけのパフォーマンスなら、ボクシングファンをバカにした話だ。
人それぞれの受け止め方があるが、父親の史郎氏の物言いもなんとなくふてぶてしく、胸にストンと落ちる話として受け止められなかった。何よりも、一番の問題を起こした亀田大毅選手が、もう18歳なのに一言のお詫びもなく、2分で退席するとはとんでもない。あそこで父親が「皆に謝らんか!」と教えるのが普通の姿ではないか。
親によるしつけ、家庭教育の重さをしみじみ考えさせられた。東京新聞27面の囲み記事に、スポーツジャーナリストの二宮清純さんと漫画家のやくみつるさんの話が載っており、私も共感するので読者の皆さんに紹介したい。
【「偽装謝罪」に映る】 スポーツジャーナリスト二宮清純さんの話
亀田史郎トレーナーは、一番の問題として問われた反則の指示を否定した。事実を認めないのに謝罪をするは、謝っておいた方が得だという「偽装謝罪」に映る。JBC事務局は、まず真相を究明しなければならない。ボクシング界は亀田フィーバーに踊らされた。損得では損の方が大きいが、長年培った信頼は崩れ、古いボクシングファンは離れた。大毅選手は試合に出られない一年間で、基礎からきっちりと技術を身に付けるのが大切。JBCも甘やかしすぎた。今後は特別扱いをしないのが本人のためだ。
【殊勝になれぬ父】 漫画家やくみつるさんの話
(亀田一家にとって)会見でバッシングの揺り戻しがあるかな、とも思っていた。が、話を聞く限り、どこに自分たちの非があるのか分からない内容だった。判官びいき、れんびんの情けはわかない。おやじは殊勝になることができないのか。社会には今、悪ぶることを礼賛する風潮があるけれど、一家を持ち上げ、受容してきたのは、明らかにハードルを下げすぎたといえる。
連日チャンピオンの内藤選手がテレビに出ているが、亀田効果で内藤選手の株も上がったのではないか。勝負の世界、リング上の闘いも大事だが、リングを離れてからの闘い、態度も国民は見ていることを肝に銘じなくてはいけない。
5年前、私は何でも鈴木ありきでバッシングを受け、権力による国策捜査で逮捕されてしまった。この事を考える時、メディアの持つ意味、重さをしみじみ感じる。今回のこの騒動を他人事ひとごとと思わず、私も教訓にしていきたいと思う。
○
本日提出した質問主意書2件
・
№66 京都議定書に対する米大統領の認識に関する質問主意書
・
№67 インド洋における多国籍軍の海上阻止行動を巡る国連安保理決議に関する第3回質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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2007年10月18日(木)
昨日、亀田父子が会見したが、私もテレビニュースを見ながら、「本当に謝罪の気持ちがあって出てきたのか」と、首をかしげざるを得なかった。10分という記者会見の時間も問題だ。日本ボクシングコミッション(JBC)の局長がついていながら、何を考えているのか。単なる形だけのパフォーマンスなら、ボクシングファンをバカにした話だ。
人それぞれの受け止め方があるが、父親の史郎氏の物言いもなんとなくふてぶてしく、胸にストンと落ちる話として受け止められなかった。何よりも、一番の問題を起こした亀田大毅選手が、もう18歳なのに一言のお詫びもなく、2分で退席するとはとんでもない。あそこで父親が「皆に謝らんか!」と教えるのが普通の姿ではないか。
親によるしつけ、家庭教育の重さをしみじみ考えさせられた。東京新聞27面の囲み記事に、スポーツジャーナリストの二宮清純さんと漫画家のやくみつるさんの話が載っており、私も共感するので読者の皆さんに紹介したい。
【「偽装謝罪」に映る】 スポーツジャーナリスト二宮清純さんの話
亀田史郎トレーナーは、一番の問題として問われた反則の指示を否定した。事実を認めないのに謝罪をするは、謝っておいた方が得だという「偽装謝罪」に映る。JBC事務局は、まず真相を究明しなければならない。ボクシング界は亀田フィーバーに踊らされた。損得では損の方が大きいが、長年培った信頼は崩れ、古いボクシングファンは離れた。大毅選手は試合に出られない一年間で、基礎からきっちりと技術を身に付けるのが大切。JBCも甘やかしすぎた。今後は特別扱いをしないのが本人のためだ。
【殊勝になれぬ父】 漫画家やくみつるさんの話
(亀田一家にとって)会見でバッシングの揺り戻しがあるかな、とも思っていた。が、話を聞く限り、どこに自分たちの非があるのか分からない内容だった。判官びいき、れんびんの情けはわかない。おやじは殊勝になることができないのか。社会には今、悪ぶることを礼賛する風潮があるけれど、一家を持ち上げ、受容してきたのは、明らかにハードルを下げすぎたといえる。
連日チャンピオンの内藤選手がテレビに出ているが、亀田効果で内藤選手の株も上がったのではないか。勝負の世界、リング上の闘いも大事だが、リングを離れてからの闘い、態度も国民は見ていることを肝に銘じなくてはいけない。
5年前、私は何でも鈴木ありきでバッシングを受け、権力による国策捜査で逮捕されてしまった。この事を考える時、メディアの持つ意味、重さをしみじみ感じる。今回のこの騒動を他人事ひとごとと思わず、私も教訓にしていきたいと思う。
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本日提出した質問主意書2件
・
№66 京都議定書に対する米大統領の認識に関する質問主意書
・
№67 インド洋における多国籍軍の海上阻止行動を巡る国連安保理決議に関する第3回質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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