鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2007年10月11日 | Weblog
ムネオ日記
2007年10月11日(木)
 富山県警に強姦などの疑いで誤認逮捕され、2年余り服役した後に無実とわかった柳原浩さんに正式に無罪判決が出た。強制自白をさせた富山県警、それを受けて起訴した富山地検の責任は重い。間違った、歪んだ捜査によって判決を出した裁判所の責任はどうなるのか。
 私も経験してわかった事だが、検察のやり方は自分達のストーリー、シナリオをつくって押し込んでいく。参考人に対して弱みをついて協力者に仕立てていく。いつの時代でも今の検察のやり方では、冤罪が作られる素地がある。柳原さんは「真実が闇に葬られたままなので嬉しくない」と記者会見で言っている。不当な逮捕から5年半余りの時間を、警察・検察はどう償うのか。償うことの出来ない5年半余りではないのか。
 富山県警本部長の話、富山地検次席検事の話にしても、お詫びはしているが組織としてどう責任をとるのかについては触れていない。一番肝心な点に言及しない権力側の姿に、柳原さんは「納得できない」と言っている。質問主意書を出し、私の立場から柳原さんの思いを代弁していきたい。
 鹿児島県での冤罪事件、今回の事件、佐賀農協背任事件と、あってはならないことが起きた。自白偏重の取り調べのあり方が問われており、速やかに容疑者らに対する聴取を録画・録音する取り調べの「可視化」を導入することが必要ではないか。
 7時過ぎの新幹線で三島に向かい、静岡県伊豆市にある曹洞宗真照院の佐藤勝道方丈さんの告別式に参列。北海道厚岸の吉祥寺・斎藤方丈さんのご縁で佐藤方丈さんを知ったのだが、とても人間味のある、何とも言えぬ人だった。全国から曹洞宗の関係者が来ており、厳粛にかつ厳(おごそ)かに佐藤方丈さんをお送りした。心からのご冥福を祈ってやまない。
 イランの南東部で日本人の男性が誘拐されたことが報じられている。8日に誘拐された男性本人から在イラン日本大使館に連絡があったとのことだが、外務省の発表は昨日。この空白の2日間は何だったのか。命に関わることであり、外務省がきちんと機能していたのかどうか、これから質していかなくてはならない。

本日提出した質問主意書2件

№54 富山県における冤罪判決に関する質問主意書

№55 イランでの法人拘束に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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