鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2007年10月03日 | Weblog
ムネオ日記
2007年10月3(水)
 午前中、佐藤優さんと雑誌の対談。昨年8月に出版した『北方領土 特命交渉』が講談社より文庫本として来年2月に出すことになり、そのことで昨日の夜も佐藤さんと対談したが、大宅壮一賞を受賞してから佐藤さんは原稿に追われ、大変な忙しさだそうだ。
 佐藤さんは裁判中であるが、多くの国民は佐藤さんを支持している。外務省の恣意的、意図的な、国益を損ねたやり方を国民はわかっている。佐藤さんにはこれからもペンで真実を、歴史の事実を残していって戴きたい。国民の皆様にも、国策捜査がまかり通った5年前の出来事を、今一度想い出し、佐藤事件とは何だったのか検証してほしい。
 13時から所信表明演説に対する代表質問が行われる。民主党は鳩山由紀夫幹事長、長妻昭代議士。自民党は伊吹文明幹事長。それぞれ持ち味を出しての質問だったと思う。
 特に、伊吹幹事長の質問はなかなか聞き応えがあり、久し振りに骨太の演説を聞くことができた。伊吹幹事長の存在感は、徐々に段々と重みを増してくるのではと感じるものである。
 鳩山幹事長は福田総理の所信に対し総合的に質問しており、最後にアイヌ民族の先住民族としての権利の確立を求めていた。この件は私が質問主意書でも何回か質問しているが、福田総理は「先住民族の定義がない」と全く検討する姿勢を見せなかった。国連で先住民族の権利宣言が採択されているのにも関わらず、聞く耳持たずの血も涙もない官僚的答弁では、必ずこの先国民が黙っていないだろう。
 長妻代議士は年金問題を中心に、また税金の無駄遣い、天下りを指摘していた。
 参議院選挙で民主党が参議院における第一党になってから、衆議院の民主党も元気が出てきた様に思う。一日も早く衆議院を解散して国民の審判を受け、民意を受けたしっかりした政治、良い政治を行ってほしいものである。

本日提出した質問主意書3件

№40 社会保険庁職員の賞与返還に関する質問主意書

№41 テロ特措法による海上自衛隊の給油支援に関する再質問主意書

№42 インド洋における多国籍軍の海上阻止行動を巡る国連安保理決議に関する再質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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宗男日記から

2007年10月03日 | Weblog
ムネオ日記
2007年10月2(火)
 今日の閣議で質問主意書に対する答弁書が決定され、9通返ってくる。
 その中の一つの質問主意書で、北海道洞爺湖サミットで北方領土問題を提議し、議長声明若しくは政治宣言に盛り込む考えを政府は有しているかと尋ねたところ、政府は「政府としては北海道洞爺湖サミットにおいて北方領土問題を提議し、文書等に盛り込む考えを有していない。」と答えてくる。
 福田内閣における答弁書で、閣議決定されている。新首相においても、北方領土問題解決に向けての熱意は感じられない。島を追われた元島民を想うと、政治がない、外交がないことを申し訳なく思う。同時に、6年前の森-プーチン会談が懐かしい。
 最終的に四島を返してもらう点において、私は一度も妥協したことはない。外交は相手がある。日本の主張ばかりが通る世界ではない。お互いの名誉と尊厳に立ち、解決されなければならない。四島が帰ってくるにはどんなアプローチがあるのか。原理原則のみを100年主張しても、1億回言っても、動かなければどうするのか。
 プーチン大統領は1956年の日ソ共同宣言について、両国が批准した、今も生きているものだと再々言っている。日本側がロシアのシグナルに対して応えたことがあるだろうか。テープレコーダー宜しく、ナントカの一つ覚えで主張しても解決できない。空想的解決よりも、現実的解決に向けて決断をしてほしいものである。元島民は70歳、80歳、90歳と、与えられた時間は限られていることを是非とも頭に入れてほしい。
 テロ特措法による海上自衛隊の給油支援について、これまでの給油量及び給油先艦艇につき年度ごとに明らかにされたいと質問主意書で質したところ、「特定の補給に係る対象艦船の名称については、これを明らかにした場合、当該艦船の所属国との信頼関係を損なうおそれがあることから、答弁を差し控えたい。」と答えている。船の名前を明らかにすることで、何故信頼関係が損なわれるのか。国連で謝意決議がなされたのは何だったのかと疑問を持つ。決議国民の理解・応援なくして国際貢献は出来ないのである。こうした官僚的答弁で良いのだろうか。国民に情報開示をせずして何の国際貢献か。私は国民の皆さんの声を、思いを聞いているのである。
 終日議員会館で仕事をし、18時半埼玉の越谷サンシティホールに向かう。9月28日からスタートした松山千春さんの秋のコンサート激励のためである。元気な千春さんを見て安心する。
 電話ではよくやり取りしているが、やはり本人を見るとなんとなくホッとする。熱のこもった松山さんの歌と話に、今日も教えられること大であった。
 「心」を失っている今の時代、シンガソングライターで一人三役をこなし、変わらざる「情」「男気」「勇気」「優しさ」を持っている松山さんの人間味は、私の人生の道しるべである。松山さんに感謝してやまない。

本日提出した質問主意書2件

№38 大使公邸に勤務する公邸料理人に対する称号に関する再質問主意書

№39 国連における先住民族の権利宣言を受けての我が国政府の取り組みに関する質問主意書

本日受領した政府答弁書9件

№18 ロシア専門家を招いた懇談会におけるプーチン大統領の北方領土問題に対する発言に関する質問主意書

№19 トラック環礁における日本兵の遺骨の取り扱いに関する質問主意書

№20 北方領土問題についての外相の発言に関する再質問主意書

№21 「われらの北方領土」における記述内容の変更に関する質問主意書

№22 東京宣言と日ソ共同宣言の内容に関する質問主意書

№23 北海道洞爺湖サミットにおける北方領土問題の提議に関する再質問主意書

№24 北方領土におけるロシアの実効支配強化に関する再質問主意書

№25 インド洋における多国籍愚の海上阻止行動を巡る国連安保理決議に関する質問主意書

№26 テロ特措法による海上自衛隊の給油支援に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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