鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2007年10月08日 | Weblog
ムネオ日記
2007年10月7日(日)
 昨日に続き今日も北海道は良い天気である。三連休、紅葉もはじまり秋の観光地北海道にとって天気は大きなポイントである。
 10時35分丘珠空港から函館に向かい、函館のとなり北斗市での「ばん馬競技大会」に出席。秋晴れのもと大勢のばん馬関係者ファンが来ていた。
 北海道の開拓の歴史を語る時、馬抜きにしてはない。たくましく力強いばん馬をまのあたりにして子供の頃、馬で畑をおこし馬車で物を運んだことなど想い出し感慨無量である。
 讀賣新聞一面トップに「72年沖縄返還時『核密約』示す米公文書、キッシンジャー補佐官大統領へメモ」と大きな見出し記事が目にとまる。ここまでアメリカから公文書が出ても外務省は認めようとしない。当時交渉の日本側の責任者であった外務省の吉野文六さんも認めていることを何故に頑な(かたく)に外務省は否定するのか、もう時間が経っている。歴史の事実を真実を明かす事が大事ではないか。ウソつきに良い外交は出来ないとしみじみ考える。
 朝日新聞社説に「政治とカネ非公開になぜこだわる」と出ている。多くの人が感じていることなので全文掲載したい。
 『安部政権を揺るがせた「政治とカネ」の問題に、どうけじめをつけるか。与野党の綱引きが活発になってきた。
 まず前に踏み出したのが民主党だ。
 1円以上のすべての支出について、収支報告書に領収書のコピーの添付を義務づける。そうした政治資金規正法の改正案をまとめ、近く参院に提出する。情報公開制度を使えば、だれでもすべての領収書が見られるようになる。
 共産、社民などの野党に加え、与党の公明党も賛成の立場だから、参院を通るのは間違いなさそうだ。衆院でも可決されれば、現行の5万円以上に比べ、公開度は飛躍的に高まる。
 だが、これに立ちはだかるのが自民党だ。連立パートナーの公明党にいくら同調を求められても、「事務が煩雑になる」「会食相手が明らかになれば政治活動の自由が損なわれる」などの理由をつけて、全面公開を拒んでいる。
 その代わりに、と自民党が提案するのが、守秘義務のある第三者機関にすべての領収書のコピーを検査してもらい、収支報告書に添付するのは5万円など「一定額以上」に限る、という案だ。
 確かに、第三者機関のチェックを受ければ、福田首相のケースのような領収書の書き換えなどは防げるかもしれない。だが、それは本来、政治家や政党が対応すべきところだろう。民主党はすでに公認会計士などの監査を内規で義務づけている。多額の税金を使ってまで新たな組織を設けるような話ではあるまい。
 そもそも、自民党内の反対論は矛盾だらけだ。事務が煩雑になると言うなら、第三者機関にすべての領収書のコピーを出し、その中から一定額以上を抜き出して収支報告書に添付する方がよほど面倒だ。それに、会食相手の名前が書いてある領収書など見たこともない。
 最近もまた、民主党の渡部恒三前最高顧問に事務所経費の疑惑が発覚した。政治資金をもうひとつの財布として自由に使っているのではないか。政治家は、そんな不信の目で国民に見られていることを自覚すべきだ。政治資金には毎年300億以上の税金が投入されていることも忘れてはならない。
 「政治とカネ」の問題で、いつまでも政治が混迷するのはもうご免だ。この国会できっぱり決着をつけてもらいたい。それが多くの国民の願いのはずだ。
 最も効果的で手っ取り早い対策は明らかである。すべての領収書を国民に公開し、その監視にゆだねることだ。
 その意味で民主党の提案は大きな一歩だが、改善すべき点がいくつもある。
 まず、情報公開制度の手続きをとらなくても、閲覧できるようにすることだ。報告書の提出先が総務省と都道府県選管に分かれていては、照合しにくい。総務省に一本化した方がいい。領収書はコピーではなく原本を添付させるべきだ。
 週明けから予算委員会などで議論し、きちんとした制度をつくってほしい。』以上である。
 私がいつも言っていることだが政治資金には税金がかからない。又、国民一人当たり250円、全体で320億円もの税金が政党助成金として使われている。国会議員が情報の公開、透明性を図るのは当たり前のことである。何を隠そうとするのか。隠す必要があるのかといいたい。今国会で与野党とも国民の理解、納得する制度にすべきである。ちなみに民間会社は経費で落とす場合、全て領収書添付である。それに比べ、今の政治は特権意識が強すぎる。政治家自身の自浄能力を発揮すべき時ではないか。
鈴 木 宗 男
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