アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

寺院向日0601 南真経寺 日蓮宗

2019年07月30日 06時41分40秒 | 寺院

 

東西2ケ寺にわかれている

ここは西にある鶏冠山南真経寺といい、西山方面の京都六檀林の1つとして知られた名刹です。

はじめ真言宗に属し、真言寺といっていたが、徳治2年(1307)ときの住職実賢律師が日像上人の教化に信服して日蓮宗に改宗し、寺名も真経寺と改めた。日像上人にとっては関西における日蓮宗弘通(ぐずう)最初の寺であり、その後の布教活動の拠点となった由緒ある寺。

江戸初期の承応3年(1654)、通明院日祥は教学研究のために檀林を設け、寺を南北に分かち、北真経寺は宗内僧徒の講学所とし、南真経寺は鶏冠井村村民の信仰の場とした。明治初年に檀林は廃され、建物の多くを失った。現在の北真経寺は開山堂、三宝堂(本堂)、をはじめ経蔵、鐘楼、庫裏等がある。

南真経寺は開山堂、三宝堂(本堂)、鐘楼、客殿、庫裏等がある。深草宝塔寺らつぐ古い日蓮宗寺院の仏堂として貴重。寺宝として「版本法華経」十巻(重文・鎌倉)がある。

毎年8月盂蘭盆会には、地区の人々によって「題目踊り」が行われる。

 

 

 

 

寺院 前回の記事 ⇒ 寺院向日0606  石塔寺 日蓮宗

関連記事 ⇒ 39 乙訓の里  地区 寺社記事検索一覧

 

下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます


 



最新の画像もっと見る