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墓所左009 藤原藤房 遺髪塔 

2019年10月09日 07時20分23秒 | 墓所

 

 

中納言 藤原藤房は南北朝時代 後醍醐天皇に仕えた建武中興の功臣であるが、建武元年(1334)10月、恩賞・雑訴決断所などの要職につく。しかし新政を批判、諫言したが容れられず宮中を出て、岩倉の不二房(大雲寺)に遁世した。出家した。その後諸国修行の旅に出る。

この地は大雲寺の掛所不二房の旧址とつたわり、藤房の遺髪塔(宝篋印塔)がつくられた。宝篋印塔の上部(相輪)は失われているが、塔は南北朝時代の典型的な石造宝篋印塔で。

傍らに、寛政2年(1790)に建てた藤房顕彰碑があるとのこと。

関連記事 ⇒  石碑左0207 萬里小路 藤原公遺髪塔 

墓所 前回の記事 ⇒ 墓所左008  源 義経 供養塔

 

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