アートプラス京めぐり

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龍淵寺 と 雲林院地蔵尊 

2016年01月30日 07時13分07秒 | 寺院

龍淵寺は 浄土宗西山深草派

 

 

辻のお地蔵さん・樫原

約400年前の帝である正親町天皇より、国内の平和と朝廷の衰微を再建せよとの命を受けた織田信長公は明智光秀に丹波・丹後の平定を命じたのである。丹波国の秦之秀治は滅亡しましたが、部下の雲林院式部承高任独り樫原に逃げ辻の平兵衛なる縁故者宅に身を寄せた。名を太郎左エ門入道と改めて、佛門に入り、信仰していた地蔵尊を小さな堂宇を建て安置し、主家の菩提と諸悪消滅を祈願、日夜念仏を唱えて修行し、108歳の長寿を全うしたといわれる。この地蔵さんを雲林院延命地蔵と呼び、無病息災・諸願成就・安産に霊験あらたかなお地蔵さんとまつっております。地蔵の前で大きな釜で湯茶を沸かし「一刻のいこい」にと、樫原の街道を行き交う旅人・商人に振る舞っておりました。霊験あらたかさが今も有名で、命日の7月23日には、樫原の人々が健康で過ごしていただけるようにとお茶の振る舞いを続けています。

 

 

 



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