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アートプラス京めぐり

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文化財下001  燈篭町会所(保昌山)

2016年05月06日 08時38分52秒 | 登録有形文化財

 

屋内は文化財の宝庫なのだろう

 

燈篭町会所(保昌山)、燈篭町は、祇園祭のとき保昌山を出す町内である。町会所の敷地は、享保19年(1734)に近江屋五郎兵衛から購入したことが町有文書にみえ、また、町内には、大島家傳次郎が会所を町内へ寄付したとの伝えが残るが、大島家は文政8年(1825)に没しており、このときは建物を寄付したものと思われる。現在、ここには会所家、土蔵、稲荷大明神社が建つ。会所家は、明治3年(1870)の造営で、二階が一部路地の上にまたがり、その表の間は祭の時にはお飾り場となる。二階の室内は長押をまわし、格天井を張り御神体を安置する中央部を折り上げて、格式ある構成をしている。土蔵は、文化5年(1808)に造営されたものである。この町会所は、会所家以下の建物がそろい、また、会所家のお飾り場にも特色があって、祇園祭町会所として貴重であり、昭和58年6月1日、京都市指定有形文化財に指定された。 京都市

 



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