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アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

北来地蔵菩薩 の祠

2015年05月21日 13時50分38秒 | 町内の小さな祠

北来地蔵菩薩(きたらい地蔵菩薩)

ここには、松原通堀川西入の北門前町及び来迎堂町の地蔵菩薩2体が祀られている。北門前町は、松原通の南の町内で、町名は日蓮宗の大本山本圀寺の北門町に位置したことに由来する。また、来迎堂町は、松原通の北の町名で、町名は天仁2年(1109)にこの地に創建された、寺院である来迎堂に由来する。両町とも、天明8年(1788)の大火で罹災したが、町内の人々の深い地蔵信仰により、それぞれの地蔵菩薩が作られたといわれ、近年は、町内の古老の家で祀られていたが、堀川の暗渠化に伴い、町内の人々によって地蔵堂が建設され、ここに安置された。北門前町の地蔵菩薩は立像、来迎堂町の地蔵菩薩は坐像であるが、いずれも木彫で江戸時代に作られた貴重なものである。なお、北来の名称は、北門前町と来迎堂町の頭文字をとったもので、昭和15年(1940)から一般にこのように呼ばれている。

 

 

 

 


祠中015 民家の谷間にある 三森稲荷大神 

2015年05月13日 07時13分06秒 | 町内の小さな祠

 民家に挟まれています

 

石鳥居は 大正12年2月建立

 

祠 前回の記事 ➔ 祠向014  向日市 西垣内で

 

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祠上011  多己龍神  町の小さな祠

2015年04月29日 07時08分36秒 | 町内の小さな祠

 奥に 祠らしいものが ありました 

 

 

 

多己龍神 と あり 花も水も供えてあり 手入れも毎日されているようです

祠 前回の 記事 ➡ 祠上010  六剣大神  

 

 


地蔵右003 大覚寺油掛地蔵尊   嵯峨の地で

2015年03月12日 14時54分08秒 | 町内の小さな祠

珍しい  水の代わりに油をかけます

 

油掛地蔵

油掛地蔵は今より約670年前鎌倉後期の延慶3年(1310)12月8日に平重行の願主にて建立された御仏であります。御本尊は阿弥陀如来頼光内の種字観音、勢至、両菩薩とあわせて弥陀三尊の御姿であります。

石の両肩を斜めに大きく切り落とした珍しい形で厚肉彫りで胸の張り豊かで両肩から両腕にかけての重厚さは鎌倉中期石仏の風格がうかがえます。京都で鎌倉期在銘の石仏はこの他に2体しかなく何れも重文・重美に指定されています。

この油掛地蔵尊も重要文化財級了の石仏で貴重な文化財であります。

(佐野精一著 京の石仏より)

また、この御仏に油をかけると祈願成就の言い伝えは延宝8年、黒川道祐の「嵯峨行程」に「油掛地蔵此辺にあり、凡そ油を売る人この所を過るときは必ず油をこの像に灌いて過ぐ云々」とあり少くも約300年以上の昔より御油を掛け御祈りした風習があった事をきしている。ひょっとすると戦国の風雲児、斉藤道三もその昔、京・山崎の往還この御仏に油を灌ぎ大願成就を祈念したのではなかろうかと想うのもまた楽しいではないか、 合掌

昭和56年12月8日

 

 

 

 

油掛地蔵は 伏見区にもある

この地域の記事 ➡ 寺社検索05   太秦・嵯峨野  

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