MAZDA CX-3 XD Touring 試乗

27日に発売されたCX-3。
28日にいつもの富谷店で試乗してみた。

グレードはXD Touring。
CX-3にはディーゼルしかないという潔さ。
これが吉と出るのか凶と出るのか？
数か月後にはガソリンが出ちゃったりするのか？
おかげで、価格帯がCX-5のガソリン車とダブるという悩ましさ。

ボディカラーはセラミックメタリック。
　　(パックンマックン、みたいな？)
CX-3で初登場で、設計部門の自信色らしい。
この色が出ることは以前から情報があったが
WEBと実車では感じが変わるだろうから早く見てみたい色だった。

が、実際に見た感じは思ったよりも白かった。
ホワイトパールの設定があるが、これかと思うほどだった。
期待していたのは、シルバーと白の中間ぐらいで
もっと陽と陰の変化が深い色だったので、
ちょっと期待外れだった。
でも、白が好きな人はどっちにするか悩むだろうな。
綺麗な色である。

乗り込んでみる。
数値上はデミオと同じだったと思うが、
デミオで感じた、バックミラー周りの圧迫感があまりない。
気のせいか、慣れのせいか？

運転席周りのインテリアも
デミオとほぼ同じで、
チョコチョコとお洒落な感じが増えている印象。
で、やっぱり付いている
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ。
エンジン始動でメーターフードの上に現れるヤツ。
XDには付かないが、Touring以上には漏れなく付くようである。

ハッキリ言って、邪魔である。
デミオの一日試乗でも書いたが
大きな通りを巡行している時はあまり気にならないのだが
生活道路のような細い道をクネクネ走っていると
透明な表示板とは言え、目障りなのである。

どうしてもヘッズアップさせたいのならば
フロントガラスに投影すればいいような気もするが？
アウターパーツにもあるし。
昔、セドリックかなんかにもあったんじゃないっけ？

走り出す。
デミオと同じ1.5Lのディーゼルだが
ボディも違うしセッティングも変えてあるだろうから
やっぱり走りが違う、と思う。　ジシンハナイ。
デミオよりCX-3の方が好き。
カーブからの立ち上がり、登り坂の走り、
そんなに踏み込まなくても、グオーッと進む感じ。

後部座席については奥さま意見。
前席よりも一段高い所に座っている感じで
視界が良いらしい。
乗り降りも良い高さらしい。

CX-5に比べれば当然居住空間が狭いのだが、
コンパクトSUVというカテゴリーを考えれば十分だと思う。
これから巨大化するであろうお子様方のことを考えると
ちょっと躊躇はしてしまうトコロか。

ん～、いいな、コレ。
ディーゼルなので価格が良い数字になっているがイタイ。