おじいちゃんのメガネ(2)

2021-12-16 15:38:58 | 童話
今日はお兄ちゃんと一緒に歩いて行くのではなく、おじいちゃんのメガネの自転車でいくので、何も持っていかない。
やっと小川に着いた。
『やぁ、メダカやフナがいっぱいいる。メダカ君、フナ君、今日はお家に連れて行ってあげないよ、また今度ね。』
僕は小川でメダカ君とフナ君に会ったので、今日はもう帰ろう。
『メダカ君、フナ君、バイバイ。』

おじいちゃんが僕の所にきて
『新聞を読むからメガネを使うよ。』
『うん、いいよ。』
何日か後でおじいちゃんのメガネが壊れてしまった。メガネの鼻に当たる所が1個取れてしまったのだ。
『このメガネは古いから仕方が無いなぁ、新しいのを買ってこよう。』と言っておじいちゃんはメガネ屋さんへ行きました。
おじいちゃんは帰ってきて『レンズを新しいフレームに付けたので、これをあげるよ。』と言って僕に古いメガネをくれました。
『わぁ、ありがとう、大切にするね。』