夢の入口(1)

2015-07-07 21:28:41 | 童話
ある日、僕は夢の事を書いてある本を見つけた。

その本には、
『みんなで楽しく遊んでいる時に目がさめて、夢が終ってしまうことがあるよね。
それは、夢の出口から出て来たからなんだ。
夢には入口もあるんだけれど、夢の出口から出てくると、みんな夢の入口の場所は忘れてしまうから、夢の入口はだれにも分からないだよ。』
と書いてあった。

それで、僕は友達と二人で夢の入口を探すことにして、友達が僕の家に泊まった。

そして、夢を見ることが一番多い場所を、家の中で探すことにした。