テンヤの木工鋳型製作

明方には台風が来ると言うので、庭の整理整頓と戸締りをしっかりして眠ったが

台風予想進路の最も東側を通ようで、速度も遅くて１日遅れになったようだ。

そんな朝に幼なじみの友人から電話があって、テンヤ釣りの鉛を作りたいと言う。

木型で釣りたいから相談に乗って欲しいと・・・・木型？

鉛の融点は300℃位か？、木型でも出来ない事はないが・・・？

個人営業者で仕事だが、台風対策の準備で自分は仕事をしなくて良いとの事

とにかく相談に乗るからと言ったら、３０分後にはノックの音がした。

自作のテンヤを見せながら、しばらく釣りの話をして、鉛は安から買えばと言ったが

鉛が沢山あるようで、是非作って見たいと言う。

鉛の現物を使って石膏で、型を作るのが現実的だが・・・どうも重たいテンヤと形状にこだわりがあるらしく

売ってない物が作りたいと言う。・・・・おやじのこだわりか！分かるような気もする。

途中１６日は父の月命日で、住職さんが来られた。この住職さんも結構自作が好きで、話は盛り上がった。

先ずはドリルで荒加工して、ルーターのゲージを作ってどうにか割型を作ったが

鋳込みの径やガス抜き穴等が適切かは、これからはトライ＆エラーで修正するように言って渡した。

更に溶かした時にガスが出るので注意するように言った。さて使える物になっているかな？

彼とは子供の頃からの付き合いで、久々に幼い頃に戻ったような楽しい一日を過ごした。