爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

谷内六郎「夢」

2007-10-05 11:56:36 | 谷内六郎
暑い9月が終わったら、急に秋がやってきた。
やっぱりコスモスを買ってしまう。

六郎さんの絵は、布団が空を飛んでるシュールな絵。
添えられた文も、最後が奇想天外のオチ?で、六郎さん独特の皮肉で、思わず「へえ~?」と言ってしまって、また六郎さんに惹かれてしまいます。

 夢(文・谷内六郎)
 つけものの樽の下でコオロギが一匹、リーとかなり力のこもった音で鳴く頃になると、お父さんは早く帰って坊やに栗でも焼いてやろうと思うようになります、夏のうちは心が外に向かうのですが、晩秋から冬にかけては心が内に向かうので、ボクもこんな布団にもぐってしまいたい心の絵を描きます、夢で布団といっしょに空を飛ぶのは小さい時よく見ます、なぜ空を飛ぶ夢を見るかというと、何かの本で読んだ説によると、人間がまだ進化していない頃、鳥だった頃の潜在意識があるからだそうです、それで人間がもっと進化して人工衛星のまわりを舞う粒子みたいになる頃、とてもイジメラレル夢を見ます、どうしてかというと、人間がまだ進化してなくてゲッキュウトリだった頃の潜在意識があるからだそうです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「長江哀歌」 | トップ | 『重森三玲ー永遠のモダンを... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

谷内六郎」カテゴリの最新記事