爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

絞りの単衣

2006-04-21 20:11:17 | 着物
池田重子コレクションがホテルに来るというので、古い着物が見られると思って、着付けの先生と一緒にみんなで出かけた。
そうしたら、古い着物を模した新しい着物の展示会だった。
でもせっかく出かけたし、粋な着物や帯ばかりいっぱいあるので、「いいねえ~」と眺めていた。

すると「ちょっと着てみない?」とお店の人が声をかけてきた。
関西弁を話す、太地喜和子風の粋なお姉さん。
私に似合う着物を選んでくれるから、着るだけ着てみたらと。

まあせっかく言ってくれるしと、着せてもらった。
この着物、総絞りなのに、単衣で軽い。
帯、帯揚げ、帯締めとどれもぴったりなものを選んできて、感心する……。

ああ、欲しくなってしまった……。
着物はマモノだ……。

大丈夫。
値段を見て、正気に戻ったから。



コメント (2)
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