爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

谷内六郎「海の蝶」

2006-04-04 21:50:38 | 谷内六郎
春の雨が激しく降った次の日は、急に暖かい日差しになる。
4月になったので、額の絵を入れ替えた。

谷内六郎画集の中から。「海の蝶」


六郎さんの書いた絵の説明文から、一部を転載。

  私は二十年前裏日本の海辺の旅館で蚊帳の行商人と一緒だった、行商人は明日は晴れたら石動の在まで行くのだと言っていたっけ、翌朝雨で洗われた砂浜にモンシロ蝶の飛んでいるのを見たっけ。
  あの紺青の海をバックにモンシロ蝶が舞うのを病的にまで鮮明に今でもおぼえているのはいったいどうしたことだろう、それは蝶の生命があまりにもはかなく感じたせいかしら。(文・谷内六郎)



海に飛んでるモンシロ蝶って、気づいたことなかった。
犬が死んでから散歩することもなくなったので、海の近くに住んでいるのに、最近海岸へも行ってないなあ。
コメント
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