食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、マレーシアへ』

2014年01月28日 18時06分33秒 | 旅行

OPツアーでマレーシアのジョホーバルに行く時のことだ。市内から30分ほどのところにあ

る蘭園の見学に立ち寄ったが、国立蘭園を見たものにとって、この蘭園は見るべきものは

何一つとしてないほど比較にならない。国立蘭園は何も知らないで連れて行って貰い感激

したところ、この蘭園は期待をしていたのに大変がっかりだった。

もし、国立蘭園に行っていなかったらシンガポールの蘭園など行く所ではないと吹聴してい

ると思う。国境近くになると現地ガイドさんが検問所の内部では写真を撮ってはダメと注意し

ていた。私は検問所の前ならいいだろうと思いシャッターを切った。暗かったのかフラッシュ

が光った。すると私のカメラはバッテリーが上がってしまい電源が入らなくなり、カメラを覗い

ていると、国境警備の係員がバスにやってきて写真を撮ったことについて何か言っている。

私が写真を撮ったからと出て行き

事情を説明しようとした。ガイドさんは日本人で知らなかったからと情状酌量を訴えている。

係員はカメラのチェックを求めたから『バッテリーが無くなり動作できなくなった』と説明し、実

物で説明するが中々、納得してくれなかったが最終的には渋々と納得し無罪放免となった。

もし、電源が入り撮った写真が違法なら削除を求められ解放されたのか、それとも許されなか

ったのかは分からないが、紙一重で赦免されホッとした。私がいい加減な判断で、これと言っ

た意味のない場所の写真を撮ったから起きた騒動、これで少しだが足止めを喰って他のメン

バーに迷惑をかけてしまった。

以後の海外旅行では写真撮影の可否については事前に調査し、現地では慎重に撮影する

ようにしている。

気分を変えて国境に着くとバスを降りて、出国、入国の手続きをしてマレーシアに足を入れる。

ここで見た国境の風景、マレーシアからタンクローリーの列はガソリンではなく飲料水、野菜や

果物を満載のトラックの列が連なっている。シンガポールに一次産業は殆どといっていいほど

無く、水までマレーシアから輸入しているのが実情だ。それでもお金持ちの国だから何から何

まで輸入でも賄える国力を持っている。

ジョホーバルは別の国の街だが国境近くの街だから、シンガポールの延長のように感じる。昼

食で頂いた料理も区別することができない。マレーシアの特産品は錫、銀製の食器や装飾品

でカモの観光客は工房と販売所に連行される。

流石に手作業で一つ一つ作られているものだから精巧に出来ている代わり値段もいい。こうし

た所で相手にするのは観光客だからそれなりの値段で、国内向けには別の料金体系があるの

だと思われる。私が気に入ったのは錫製のタンブラー、熱伝導がすごくいいから冷たい氷を入

れるとタンブラーは直ぐに冷たくなり、氷は直ぐに解けないで長持ちする。重さもしっかりとした

重みがある。日本でなら絶対に買わない値段だったが、懐の温かいところ見せてペアで購入し

た。

 


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