食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

久々の晴れ

2012年01月08日 22時18分16秒 | 癌のこと

朝から晴天に恵まれたが、夜露の影響で山仕事は午後からにして、近くを散

歩してみたが、未だ季節の変わり目になりそうなものも見当たらなかった。しか

し、山の中に行けば、もう猪が地下で成長しかけている筍を食べている頃だ。

土の中にある筍がよく見つけられるものだと、いつも感心させられる。色も未だ

白っぽく、軟らかそうで本当に美味しそう(猪の食べ残しを見た。とほほほ・・)。

午後から、昨日、倒木した楢の枝打ちをし、シイタケの原木つくりに精を出した。

 

 

『後遺症のこと』

声のかすれ

退院してから、段々と声がかすれるようになっていった。最初は多少のことと

気にしていなかったがその内、話すのもおっくうになっていった。手術で声帯

周辺の神経を触れたりするので、この症状は最もポピュラーなものらしい。1か

月くらい経ったある日、突然に回復、本当にびっくりした。良くなることだから、

こんなビックリは嬉しいかぎりだ。

両肩が上がらない

入院する前から肩が凝るようなことは全くなかったのに、両肩とも痛くて上がら

ないし、懸垂のようにぶら下がることもできない。

大分、我慢したが一向に治らないので整形外科で診てもらったが、これといっ

た異常が見つからず、先生の説明も歯切れが悪い。『どうも、骨と骨の間の緩

衝部分が多少、少ないよう・・』湿布を貰って張ったりしてたら、徐々によくなり、

いつの間にか治っていた。あれだけ、痛かったのに不思議。そして今も全く痛

くない。

乳が痛い

退院半年くらいしてから、両方の乳にしこりができ、摘まむと痛い。成長期にホ

ルモンの関係でそうなったものだが、まさか、また青春では・・・・

先生に相談したら『最近、男性の乳がんもありますから』と、マンモグラフィーの

検査を勧められ、女性の聖域にお邪魔する。流石に待合室では恥ずかしかっ

た。60半ばの爺さんがマンモ検査なんて・・・

乳なんかないのに、あの板で挟もうとする。元々、痛いから来ているのに、医者

は必死で挟もうとする、挟んだら動くなという、こっちとらは痛くて痛くて・・・

このバトルは思い返せば思い返すほど、馬鹿みたいだ。結果は、白。何かホル

モンバランスが崩れたのでは。

これも、段々と痛みがとれ、しこりもなくなっていった。

薬指が腫れる

第二関節付近が腫れて、曲りが悪くなった。整形外科で診てもらうが原因不

明。MRIで腫瘍などがないかも検査したが原因は不明のまま。

暫くしたら痛みもなくり腫れもひいてきたが、寒くなったら曲りが悪くなり、特に朝

起きた直後が一番悪い。風呂に入ったりすると曲りもよくなる。当分、こんなお

き合いが必要かも。

逆流

食道摘出のモデル症状。色々な形で紹介されている。

私の場合、横向きでも枕を高くすれば症状はでないが、間違って頭が低くなった

りすると胃液が喉に張り付く感じになり、ヒリヒリする。味は苦い。

ウガイをしても、水を飲んでもヒリヒリは治らず20分もすれば回復する。

 



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