昨日は私の67回目の誕生日だった。病気をしてから毎年巡りくる誕生日を迎える
度に、癌に間違いないと自己診断した頃を思い出す。手術を受け、癌にかかった
食道下部と胃の上部(吻門)の摘出、以後の外科的な回復は順調で、術前に症状
が段々と悪化していた時、苦痛に思っていた食事が何の問題もなく食べられること
を、大変有り難く思う。
また、今のような暑い時期に冷え冷えのコーラを思い切りグビグビと一気に飲み込
むことの快感、術後にとても憧れたこのことも自由自在だ、ヤッホー。
たかが一寸くらい喉につかえるからと言ってオーバーなことを・・・それなら水と一緒
に飲み込めばいいではないかと・・・・病気をした以外の人には理解し難い食事の度
の嫌悪感から解放され、残るは目に見えない内科的な闘いが残されており、完解へ
の5年の歳月を無事迎えることだ。
私自身の健康状態は、前回の検診で腫瘍マーカーSCCが1.0から1.8に(基準値1.5)
大幅にアップしており、次回のCTは造影剤を使った検査を予定している。過去の数
値は何の治療もしていないのに上下していることから、主治医も誤差、個人差の範疇
だろうと経過観察していくとしている。多少の心配はあるが過去の経過と私の考え方
から、ストレスになったり気を重くさせたりすることはなく、『必ず完解』に滑り込むと決
め込み日々、アクティブに過ごしている。
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