食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『白い巨塔と癌』

2013年10月04日 17時37分29秒 | 癌のこと

今日は昼の給食がお休みだったのでお馴染みのラーメン屋に出かけ、お気に入りの

塩ラーメンを頂いた。店は昼前だったから店は閑散としており待つ間、古い週刊誌に

目を通していたら慶大病院の近藤 誠教授の癌の見解は今、一般的に言われている

ものと逆説を持論としており、その結果25年も教授のままで退官すると記載されていた。

その内容は確かに私たちが知識として摺込まれているものとは反対だ。

癌の転移について、癌の幹細胞には転移する性質を持つものと、転移しない性質の

ものの2種類がある。癌が発見された時、転移する性質のものは今の技術では確認

できない小さな時に他の臓器に転移していると言うのだ。治療したりして1年くらいし

てから他の臓器に転移が見つかったと、と言うのは小さい時に転移していた癌細胞

が成長して発見できるレベルになったからだ。

一方、転移しない性質の癌は元々の癌を治療すれば転移はしないから、順調に治

癒していく。

この話のまとめは、癌が発見されて手術をしても転移する癌の場合は既に転移して

いる、転移しない癌は手術で切除しない方法で治療する、つまり切除しなくても癌が

転移する恐れはない。手術による身体に与えるダメージ、低下するQOLなどを回避

できる。また、抗がん剤治療は善玉も悪玉も攻撃する為、身体へのダメージの割に効

果はない。末期がんの人に預言者のように『余命3か月』などと医師の説明がある。医

者でもこんな正確な人の命を推し量ることなど不可能だと言う。

こんな調子で一般論として語られていることの常識性、効果などを否定し続ける姿勢

から白い巨塔と重ねての記事だった。拾い読みだったから正確さに欠ける処がるかも

しれないが、概ねこんな内容で一般論とは逆説だが、私には受け入れられないもので

はなかった。


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