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食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『食用ひょうたんの試食』

2014年07月06日 13時05分58秒 | 日記

今年、初めて栽培することにした食用ひょうたん、種から苗に育て、この頃になって沢山の実が着きだした。種の

袋に書かれていた簡単なレシピ『5~8㌢くらいになったら炒め物などにする』とだけあった。7㌢くらいになった

ひょうたんを2つ収穫し試食してみることにした。小さいひょうたんだが触ってつまんでみた感じではとても堅そ

う。どうもウリやキュウリの親戚のようだから余り小さいと苦味がありそうだが、兎に角何もかもが初めてのこと

だから『えいやっ!』で調理してもらう。

豚肉やニンジンなどの野菜にいれて炒め物、もう1種は薄く切って塩揉みにした浅漬け風。

結論は、癖はなくキュウリより少し柔らかい食感だから、味は味付けしたものに染まってしまう。『ひょうたん』と

言われても分からないから切る時に縦切りにしてひょうたんの形を出すと面白い。

今のところ2種類のレシピしかないがキュウリとひょうたんの浅漬にすれば、食感の違う二種類の漬物が楽しめる

のではないかと思う。

食用ひょうたんとはいえ普通のひょうたんと変わりはないだろうから、大きく育てて飾りにしてみよう思っている。

ひょうたんの写真のついでに大きくなった黄色の西瓜をパチリ。

 

                                            5㌢くらいのもの

                   15㌢くらいのひょたん

                   30㌢弱に育った黄色い西瓜


『自治体の原発中毒』

2014年07月05日 12時26分01秒 | 日記

私の住む松江市は島根原発がある旧八束郡鹿島町と合併した結果、県庁所在地に原発が在るという珍しい状態にあ

る。しかも原発から10kmほどしか離れていないから原発で万が一の事態があれば松江市役所と島根県庁はアベッ

クで逃げ出さないといけなくなる。安心できると市は説明していくだろうが、実効性のある対策はあるのか疑問だ

らけだ。先述のように松江市は原発立地自治体ではなかったから『原発交付金欲しさに原発を立地した』ものでは

ないが合併により、その旨味を経験してしまったから抜け出す勇気、気力はあるのか、これまた疑問だ。

原発立地して『旨味』であるお上からの『我慢料』についてどのような性格を持つか説明がある。

『資源エネルギー庁のモデルケースによると、最新型の原発を誘致した自治体は、45年間で2,455億円もの巨費を

受け取ることができる。ただし、支給金額は一定ではない。着工から運転開始までの7年間が最も手厚く、総額433

億円。支給額は、着工7年を過ぎると減額される。8年目からは前年の4割程度に落ち込む。それまでは厚い手当

てがあったから予算編成は楽だったが、ここから予算額は前年割れになり夢から覚めることになる。

元々、こうした自治体の自主財源は少ないからこの穴埋めなど出来るはずはなく、穴埋めするには新たな原発誘致

が手っ取り早いから2号機、3号機の誘致となっていく。

つまり、このお金は麻薬と同じで一度手をつけると中毒になり元の健全な状態に戻ることは困難になっている。こ

んな状況は住民に説明、衆知された結果に選択されたものではないから、自治体が勝手に中毒になったものだ。』

このお金の恩恵に与かっている地方自治体について調べてみたら下表のようなことになっており、私の住む松江市

が市としてはトップになっていた。県と市への交付配分の仕方など仕組みは分からないが、これでは松江市の依存

度合は、私からみれば尋常ではない。恐らく市民の多くは知らず知らずのうちに中毒システムに組み込まれている、

この事実を認識していないと思う。自治体のお金欲しさは明からさまになって来た。交付金は原発が稼働していれ

ば貰えていたのだが福島原発以来、稼働停止しているから、この間に貰えるはずの100億円程度がパーになった。

最初の内は我慢していたが中毒症状が出始め、原発に託(かこつ)けて、ここからお金が取れないか考え始めた。

停止中の原発でも核燃料を有しているから『核燃料税』を課税する動きだ。原発立地県の内、こうした税の導入を

しないのは廃炉が決まっている福島県だけで他の12道府県は導入済み、検討中。

賛成、反対意見はあろう。今更・・・・と思ってはいけない。声を上げるべき。

笛吹けど踊らず、それもよし。されど災いが降って来た時の覚悟があればのこと。

結果は分かっている。災いが降って来た時に他人の責任追及だけをする醜い姿、そして原発はこりごりだと言う。

その時、私はすかさず『賢者は歴史に学び、愚者は体験で学ぶ、だが体験しても学べない者もいる』と教えてあげ

ても無駄な人に教えてあげる。

<colgroup> <col width="31" /> <col width="128" /> <col width="118" /></colgroup>
       単位 千円
1 青森県       14,337,477
2 福井県 12,993,841
3 新潟県 12,229,896
4 福島県 9,356,809
5 茨城県 7,355,360
6 松江市(島根県) 4,964,171
7 柏崎市(新潟県) 4,214,424
8 佐賀県 3,020,028
9 敦賀市(福井県) 2,959,505
10 島根県 2,810,127

『入院時の食費』

2014年07月04日 12時47分09秒 | 日記

食道と胃にがんがあると確定しその治療のために入院したのは平成21年9月のこと。術前、術後の抗がん剤治療

を含め3度の入院だった。最初の入院は癌が増殖の真っ最中に行った抗がん剤治療。食道がんは日に日に成長して

いる時だったから食事を摂る度に細心の注意をしながら飲み込まないと、癌で狭くなっている食道を通過できなく

なっていた。食道下部だから胃の入口で詰まり食べたものはそれより上の食道に溜まっていくような状態。

詰まっているのか否かは分からないが詰まった場合、暫くすると胸の奥でムカムカするような気分になって来る。

ムカムカと一言では言えない何とも言えない嫌な気分だった。食道は細い管だが食べた物により膨張してオーバー

に言うと胃のようになって周辺の臓器を圧迫していたのではないかと思う。それがムカムカの原因だと素人考え。

入院時の食事のメニューは『軟食』と指定されたものでご飯も軟らかめのもの。

以前のブログでも紹介したが食べ物が詰まって気分が悪くなった場合、ゲロして楽になることを知った。食べる速

度は出来るだけマイペースでしたかったから個室に入院していた。

抗がん剤治療では副作用はなかったが食事の度に心配を要したから、生涯で経験することはないと思われていた食

べる苦痛を味わった。

入院すれば当たり前のことだが食事は病院食を頂く。症状に応じた食事を提供してくれる。家に居れば3度々の食

事摂るから人間は何処に居ようと食費は自己負担が原則と思っていた。私も通算で7週間の入院で入院費を支払っ

たが細かい明細までは分からなかった。

入院時の食費は一般的なものは640円の上限があり、その内260円だけを個人が負担し残りは加入している公的医

療保険が負担する仕組みになっているらしい。これは明らかにおかしいと思う。

入院しようが家にいようが食費はかかるし自己負担が当たり前ではないのか。何故、保険が負担しなければならな

いのか合点がいかない。私は自己負担が増えるのを喜びにしているのではない。

どこに問題があるのか知らないが医療保険はその内、ドツボに落ち込むのではないかと危惧されている。それなの

に、こんな馬鹿げたことが是正されずいる。私が知る保険などの知識は皆無に近い。薬漬けと言われる無駄を筆頭

に、沢山の馬鹿げたことの積み重ねで保険を食い物にして、そこに利外関係者がウヨウヨしているのではない事を

祈っている。


『静かな旅行虫』

2014年07月03日 16時44分13秒 | 日記

例年だと6月、7月はアジア方面への旅行に行くことが多い。気候や何かの時期に合わせているのではなく、たま

たまそうなっただけのことではあるが。日本は梅雨から初夏の暑くなるシーズンに暑い国に出かけるから避暑でも

何でもない。どこか面白い所はないか物色をしてはみるがお決まりのツアーが多く検討してみようという気にもな

らない。4月には長年の念願だった福島の三春滝桜を愛でに出かけた。国内旅行ではあるが自家用車の旅だったか

ら結構な遠出の気分を味わった。そうこうしている内に7月、秋には国際演劇祭が開催されるので外国から参加す

る人たちのホームステーを受け入れるつもりにしている。今から秋の間に旅行・・・・少しかったるいからこれは

ない。

ホームステー終えてから、ゆっくりと検討してみたいのがイグアスの滝を中心にした南米、北欧かカナダ方面のオ

ーロラ見物だが、これらはどちらも値段が高く、ホイホイと決めることは難しい。南米への旅となると移動時間が

とてつもなく長く、アメリカまたはカナダなどを経由して1日半近くかかるらしい。コースによるだろうが2~3

回の乗り継ぎなんて事があり接続待ちの時間を含んでのことだから、飛行機の中に缶詰状態ではなく辛抱の仕方を

考えれば何とかなるのではと楽観しているが、どんなものやら。

義弟が仕事の視察で出かけたことがあるのでその様子を聞いて知っているが、一般のツアー参加ではないから違い

の有無は分からない。まあ、出掛ける前から様子の分かった旅など面白くないかもしれない。

一方、オーロラの旅も遠く北欧だが、ヨーロッパツアーに少し延長したものと思えばいいから移動の苦痛は南米と

比べるべくもないが問題は『オーロラ確約』ではないこと。おまけにオーロラ見物は夜中だから昼間は休息するの

ではなかろうか、それにオーロラ見物に適している場所の近くにこれと言った観光地はないから、もしオーロラに

巡り合えなかったら『寒い冬空見学』だけで終わってしまう恐れがある。

未だ行くと決めたのでもないのに、こんなことを思うとワクワクして旅の虫が頭をもたげてくる。多少の起伏はあ

るものの暫くの間、平坦な日常生活が続くとマンネリ打破の如く非日常的なものを求める。詰まる所、長い期間を

かけて完成させるような仕事だと途中で飽きてしまう、そんな性格だから時折、目先を変えることが必要で今の私

には旅だと思う。


『必至なコンパクトタウン』

2014年07月02日 12時57分52秒 | 日記

「国交省2050年国土づくり案」と題した考え方を提示した。言うまでもなく日本の人口減は避けられない事実、

要因は少子高齢化にあり影響は長い時間を経た後にやって来るから、今は誰も実感できない。人口移動は都会地へ

の流入が過疎化に拍車をかけており、都会地に住む人にはこの傾向を実感できないかも知れないが、田舎暮らしを

していて5年後、10年後のある集落を考えるとそら恐ろしくなる。

今は未だ高齢者で何とか成り立っている集落もやがては歯抜けになっていくことは間違いなくやってくる現実なの

だ。私の所から少し奥にいくとそうした集落がある。こんな環境下に居る者が国土交通省の案で示すこれからの生

活圏の姿をみると、2050年頃の予測はこの辺りの地域の近い将来をも予測している。

日本の国土開発は津々浦々まで遍く均一とまでもいかなくても、それに近い形で進められようとしている。進捗速

度、規模など都会地と地方で差はあるがインフラと呼ばれるものの殆どに差はない。大きく違うのは人口規模とそ

れに見合う利便性にある。田舎も都会も同じように開発、利便の確保ができればいいが作ったものの利用頻度が低

い無用のものに高いコストをかけることは所謂、無駄となる。田舎は何時までも不便な暮らしをすればいいとは思

わないが、こうした矛盾は現実に存在する。

ジレンマとして田舎はこれから更に人口減になるから社会投資は減らすべきとの意見は正しいのか、間違いなのか。

問題は山積しているが、これからの生活圏はどのように変化していくのかの予測と、対策が必要になってくる。人

口30万人以上の都市は2011年に61市だったものが2050年には43市に減るとの予測は、中山間地ではもっと急

激に減ることを示しているから、中山間地を抱える地方都市におけるまちづくりは更なる困難を伴う。

公共施設や住宅を中心部に集めるコンパクトシティーは、規模は別として中山間地に於いても考え方を取り込んだ

コンパクトタウンづくりが必要になるのではなかろうか。


『ブログアクセス分析』

2014年07月01日 12時58分14秒 | 日記

gooブログのオプションに加入するとブログアクセス分析を見ることが出来る。データは3か月分保存されている。

詳細はhttp://blog.goo.ne.jp/how_to/e/097ae5bf3fb9aba98495aefc65213ea4を参照。

私は古いコンピュータ、ハードの保守を仕事としていた。昔、未だEDPS(Electronic Data Processing System)と

呼ばれ始めた頃でコンピュータも馴染のではなく、一般的には日本語で電子計算機。

日本製はIBMを筆頭とするアメリカの会社と提携し追いつけ起こせが始まったばかりの頃だ。機械の作りやソフ

トなども幼稚なものだったからまともに稼働するためにはこうした機械に技術員を貼りつけて子守をしていた。

故障は多いから稼働分析、障害分析などにも手を尽くし受験さながらの傾向と対策に似たようなこともしていた。

以後も台数が多くなると同様なことも保守の上では大切な要素だったから、結構熱心にやっていた。

さてgooブログの分析は分析というよりも単なる数値の羅列に過ぎないが、これを使って自分なりの分析をすれば

面白いデータが作れ、ブログのアクセス数を増やしたい人には、その傾向と対策も浮かぶかもしれない。

ここで公開されるデータは3か月分しかないから長期にわたり自分で採取し続けなければならない煩雑さはあるが、

どのような話題にアクセスが集中するのか、長期的に人気のある話題など大きな流れ位はみつけられるかもしれな

い。面白がって3か月分のブログタイトルとアクセス数のデータを集め、参照された日数(回数)、タイトル別のア

クセス数の多いものなど分析してみた。

『夢追人、宍道湖の手長蝦(テナガエビ)』のアクセスは以前から多いことは知っていたが、今回の調査でも第1位

になりそれが裏付けられた。また2位にはザーサイ関係のものでこの2つは断トツ。私のブログは元々、癌との闘

いをメインにしたもので当初と闘病回想記を記載した頃はこれがテーマのメインだったから、当然のことアクセス

のタイトルはこの種のものが圧倒的だった。今は定期健診のことくらいしか書かないから『新着情報』は日々の雑

感に関するものが主体になっている。それを3か月間のデータは如実に表しており病気関係は3件しかない。

もっと長いスパンのデータを集めて多角的に分析すれば面白いものがみえると思う。 

      アクセス数上位10

ブログテーマ

アクセス数

日数

『夢追人、宍道湖の手長蝦(テナガエビ)』

161

39

『ザーサイ本漬け後の様子』他

156

46

『回想旅行記、トルコ編』

95

17

『回想旅行記、トルコ旅行こぼれ話Ⅱ』

60

18

『今回はSCC=1.3』

60

9

『アルコールと蕁麻疹?』

51

20

腫瘍マーカーSCC=1.5ng

51

21

『回想旅行記、カッパドキアⅡ』

50

14

『鶴の恩返し、恩を返さない銀行』

50

8

ch200939 秋の野花

50

29


『どうなる国民年金』

2014年06月30日 13時02分42秒 | 日記

国民年金の納付率が60%台に回復したと喜んでいいのか、たったの6割しか払っていないのに制度として維持で

きるのか、どちらに期待すればいいのだろうか。厚生省が発表した昨年度の国民年金納付の中身をよく見てみると、

とても安心できるようなものではなかった。説明では景気回復の兆しが見えてきたこと、滞納者対策の強化により

納付率の向上を強調しているようだが・・・・・

国民年金は会社員が加入する厚生年金とは別の自営業者、農業従事者が主な対象者としていたが近年は無職や非正

規労働の加入者が増加して様相が大きく変化している。従来の加入者は自主的加入の意味合いが強く納付について

もごく当たり前としていたが、無職、非正規の場合は経済的理由から払えないとするケースが多い。

国民年金に加入して所得が低く納付の全額免除や猶予を受けている加入者は全体の1/3に当たる606万人もいる。

国民年金に加入していれば安心だとしきりに説明しているが、1805万人の加入者がいて606万人は保険料を納め

ていないから納付率60%台は見かけの数字で実際の納付率は40%ほどでしかない。

私も詳しい仕組みや状況は分からないが新聞報道などで出てくる数字をよく見てみると、納付率40%の国民年金は

本当に安心していいのだろうかと疑問に思う。こんな心配をすると必ず『国が補償する=税金投与もあるので安心』

ということになる。それでは保険料を払った人は保険料と税金の二重取りされていることになるのではないかと口

角泡を飛ばしたくなる。

労働力の流動性だとか労働者が自由に働ける制度などと説明されているが結局は非正規労働が増え、将来をも不安

にさせているように思う。国民年金の記事の裏に潜むこんなことが諸悪の根源ではなかろうか。


『蒸し暑い一日』

2014年06月29日 17時49分14秒 | 日記

昨晩は久しぶりに子供たち全員が揃ったので恒例の焼肉で舌鼓を打った。最近、一番上の孫はサシ入り牛肉よりも

あっさりとした鶏肉がお気に入りとなりメニューの一つに追加となった。

自作のベランダは屋根付きで3方を囲まれているので風の通りが悪いから熱が籠りがちになる。炭火でジャンジャ

ン焼くと熱気も上昇、暑い中で冷えたビールとの組み合わせは最高だろうが、私はビールが苦くなったので100ml

入りの小さいもので十分、その代わり日本酒を頂いている。

エネルギーを十分に補充して今日は朝から畑仕事にかかりっきり。ハウスにはトマト、キュウリを植えているがキ

ュウリは調子が悪く1本は枯れてしまうし、もう1本も怪しくなってきた。昨秋、イチゴの苗を植えた時も枯れた

り活着しなかったりとサッパリだった。詳しい人の話によると、養分摂取容量以上の養分が残り質の悪い土壌にな

っているのではないかとのこと。

ハウス内の散水は少ない方だから養分が溶けて土中に吸収される量も少ないと考えられる。夏で暑いこともあるか

らビニールで保温し続ける必要もない。少しだけ雨水に合わせてみようと屋根のビニールを開けた。

大型トマトが熟れだす頃に屋根を閉めて雨水がかからないようにしてやればいいとの魂胆でいる。

西瓜の着果標識立て、周辺の草取り、トマト苗の不要枝の選定等々、仕事は幾らでもあるから休んでいる暇はない

と、余り頑張ると熱中症になってしまう。

時折、給水しながらの作業だったがだるいような蒸し暑い一日で、早めに切り上げることにした。


『茶番政党オンパレード』

2014年06月28日 12時25分21秒 | 日記

民主党がズッコケて息を吹き返した自民党、復権から時が経ってきたら繕ってきたものがあちこちで解(ほつ)れ始

めて来た。安倍総理が初めての総理の時、自身の健康問題もあったろうが大臣の失言、失態で辞任に追いやられた。

後に続く総理もボロボロになり下野した。かなり反省をしたからそれを評価され復権したと勘違いしている輩もい

るようだ。反省したからと言って内面にある素まで磨き直されるのではないから、自身の戒律が緩むと直ぐにボロ

が出てくる。麻生、石原大臣の失言がいい例。それに輪をかけたのが今、世界に女性蔑視の国と宣伝材料を提供し

ている都議会の自民党議員。誰が言ったのか分からない別のヤジも恐らく・・・・に違いない。

都議会を運営していく議運、議長などの主要ポストは自民党が独占している。本当にこの問題に取り組む気がある

のなら、今回のような『臭いものに蓋』オペレーションをとることはなかろう。

自民党の女性議員もこの問題では厳しい発言をしているのに、このような形で幕引きをしようとしていることに異

論を唱えないのは、やはり臭いものに蓋を容認していることになる。

そもそも問題で被害者はみんなの党Tokyoの女性議員、辛い思いをしたのに身内からの擁護もなく、あのような訳

の分からない決議に賛成とは合点がいきかねる。何を考えて議会で活動しようとしているのか、それすら見えない

政党だったことも露呈した。

庶民の味方と自負している公明党は本当に庶民や弱者や女性の味方なのか。味方だとしたら何故、このような馬鹿

げた決議案に賛成したのか。

民主党は下野しボロけてから存在感はなくなったから、ここでの評価からは対象外とする。一番まともな案は共産

党の提出したもので、私にはこれが一番だった。

先般、集団的自衛権のことで公明党の主義とこの対応が異なるのではないかと噛みついた。その時、公明党は都合

のいい理屈をつけて集団的自衛権を容認しそうだと予想していた。やはり、その通りになった。

公明党は庶民の味方、リベラルな政党、戦争アレルギーを持つくらい平和主義のイメージがあった。しかし、集団

的自衛権を巡る一連の行動、結論から『権力欲しさ』が根底にあり、崩してはいけないものを犠牲にしてでも『権

力』を選択した。政権離脱してでも守るべきものを捨ててしまう政党は信頼できない。

公明党は賛成に回るのではなく、国民を巻き込んで正々堂々と議論すべきとの立場を取って欲しかった。

こんなことで、今の日本にまともな政党はないと爺の診断。

あっ、忘れていた日本維新のこと・・・・これも雑多な理由で今回は評価対象外


『少しだけ珍しい我が家の野菜』

2014年06月27日 12時12分14秒 | 日記

最初は珍野菜と大げさなタイトルにしていたが少しだけ珍しい野菜に変更したら納まりがついた。私は元来、畑仕

事は大嫌いだったのに嫌いではなくなった。そうすると逆だから好きになったことになるが、そんなに好きでもな

いのだ。ここら辺りが微妙なところだが毎日の様に畑に出てせっせと野菜の世話をしている。

食べるのは作るほど熱心でもなくほんの少々。

きゅうりは塩もみしたもの、茄子も漬物が好き。ミニトマトは余り食べないで大きいものが好き。これからトウモ

ロコシ、ピーマン、枝豆、モロヘイヤ、オクラなど沢山、収穫されるが私の口にはほんの少しで結構。

西瓜はジュース代わりに沢山いただく。

さて、今の畑に変わったものとして西瓜、表皮がオレンジ色をしたもので果肉は赤のシャキシャキ。昨年も作った

が余りいい成績ではなかった。これと別の黒皮西瓜で種無し。今は未だ緑色の皮をしているが段々と濃い緑になり

黒に近くなる。陽の光が当たらない部分は色が付きにくいから玉回しと言って全体が色よくなるようにしてやる必

要がある。本当に種無しになるから食べ易い。

名前はうる覚えだが『レッド・ファイヤー・ビーン』だったと思う。豆のさやは色づいてきたが中の豆も赤くなる

らしい。今年初めてのことだから様子が分からず成り行きに任せている。

何やら怪しい『木になるトマト』なるものを仕入れ植えておいたら段々と大きくなり1m弱まで伸びてきた。いつ

ごろからどんな風にトマトがなるのか全く不明。

更に怪しいのが『いくらでもなるイチゴ』の苗。推奨は鉢に植えて次々に出てくる小枝を上に植えに伸ばすとある

が私は路地植えにしている。肥料をたっぷりとやっているが苗の成長は今一の様に見える。それでも申し訳なさそ

うに花が咲き始めているからイチゴの一つや二つは成るかもしれない。

留めは『食用ひょうたん』普通のひょうたんを育てるのと変わりなく、実が付き5~8㌢くらいの間のものを炒め

て食べるのだそうだ。漬物にもよさそうだが全くの初物になるから恐る恐るの試食が待っている。

こうした野菜の分野に長けた方が何か新しいレシピを開拓してくれるのではないかと人頼み。

畑が本当に好きではないと思うが、珍しいものを作ることにはとても興味があるから、この辺りが切り口になり好

きこそ物の上手なれ・・・・上手にはなれないが畑に足を向かわせる要因かもしれない。

 

                                        表皮がオレンジ色の西瓜

                黒皮西瓜、これから段々と黒くなる

                    普通の西瓜

 

       レッドビーン               木になるトマト

                食用ひょうたん

                   ひょうたんの花

                 いくらでもなるイチゴ、これから収穫

                               イチゴの苗

 


『時代錯誤の議会、東京都』

2014年06月26日 12時31分56秒 | 日記

議会中のヤジに良質あれば悪質あり。質の良し悪しを判断し口にするのは他人の口ではなく自分の口だから放って

しまったら全ては自分の責任になる。こんな当たり前の事を知らない人たちの集まりが東京都議会のようだ。しか

も、放たれたヤジの隣や近くに座っていても聞こえなかったと言うから、議場で質問している議員の質問内容も聞

こえないのではなかろうか。問題のヤジの主の周辺に居た議員はどいつもこいつも嘘つきであることが判明した。

このヤジとは別のヤジを放った奴がいるはずだ。その内容ははっきりと録画されている。

こんなに大問題になってしまったから今更『私が悪うございました』と名乗り出る決心は出来まい。遅きに遅すぎ

る決断は何の意味を持たなくなりただ恥を晒すだけのことにしかならない。

TVで解説者の話だとその犯人の面は割れているようで、ネットなどで流される可能性もあるらしい。そうなれば

庇い続けている連中は新たな問題が生じるから一同は針の蓆(むしろ)に座っている心境だろう。尤もこの連中も犯

人隠し、臭いものに蓋作戦の推進者たちで元々、同罪だからこの騒動が長引くことにより長くもがき苦しみ、そ

してばれるというシナリオがベストではないか。

日本における女性蔑視の象徴として外国特派員のコメントは厳しい。それなのに当の東京都議会は鈍感を通り越し

て無感症の病に取りつかれているから、自分たちが議会人として何をしなければならないのか考えが湧かないのだ。

しかも自分の意志で国際都市東京都の為に尽力を尽くすと言っていたのに、彼らには元からインターナショナルな

センスなど持ち合わせていないから、このような問題を自分たちの手で是正することなど無理なのだ。だから問題

児、藤田議員の処分はおろか議会としてどのような結末をつけるのか世間やインターナショナルは注視しているの

に『再発防止に努める』という何もしないのが答えのようだ。

国政の政党と地方の政党は違うという私たちには理解できない論理は政治の世界にはあるらしい。『みんなの党』は

代表が訳の分からないお金の貸し借りで辞任して、後に多くの議員が党を離れた。今回は被害者であり女性議員を

全力で守り、犯人に毅然とした態度で立ち向かうことをすべきなのに、この訳の分からない決議案に賛成。

この政党はいよいよ、これで終焉党に成り下がるのではなかろうか。『みんなの党』だったのに『ひとりの党』と

名前を変えなければならなくなるかも…。

東京はアーバンシティー、インターナショナルシティー・・・どうだ!洗練された東京は。

議会はハイセンスな時代錯誤・典型的な男尊女卑、臭いものには即ふたをするスーパー・ローテク、江戸アエラ・

タッチ、これぞ日本を代表するキャピトル東京。


『東電原発、汚染水との闘い』

2014年06月25日 12時23分57秒 | 日記

TV、新聞を賑わすニュースがあると直ぐに忘れられ話題にもならなくなる東電福島第1原発のその後について久々

の報道があった。メルトダウンした炉心は手をつけられないまま今も汚染水を増産中。未使用の4号機の燃料棒は

燃料プールから運び出され別の安全な場所に移動する作業が何事もなく続けられているはずだ。

肝心の汚染水対策は原子炉建屋に流入する地下水を汲み上げ汚染のないことを確認したうえで、海上に放出するこ

とが認められ5月下旬から行われ、汚染水を1日当たり最大約100㌧減らすことができるとされている。逆に言え

ば300㌧は確実に増え続けていることになる。

しかし、この数字だけで今は喜べない。汲み上げても地下水位が下がらない井戸が2本あるという。汲み上げても

水位が減らないことは流入量を減らそうとしているのに減っていないことになる。これらバイパス作業の効果は1

~2か月してみないと検証できないから暫くは推移を見ながらということになる。この方法が成功すれば一番簡素

な対策で効果が大きいから期待できると思っていた。是非とも成功させて欲しい。

もう一つの対策として凍土遮水壁。原子炉建屋から海側に流出する恐れのある汚染水のルートを凍らせた壁で遮断

するもの。約1.5kmの土中を凍らせるもので前例のないことだから本当に効果があるのかどうかも分かっていない。

問題はこの場所は汚染が酷く1日に3時間しか労働できない。高濃度の汚染から身を守るために作業員は重さ6㌔

もする金属製のベストを着なければならない。作業環境の悪さに加え作業員は消耗品の様相を呈しており、労働力

の確保は大きな問題になることが危惧されている。

政府や東電は本当に何かの見通しを持って対策を進めているのか、行き当たりばったりの対策なのか私たちに十分

な説明をしないままにしている。説明はされているかしれないかが私たちに理解できる格好になっていないことは

事実だから十分ではない。こうした場所での作業が増えれば核汚染された作業着や器具など核のゴミの保管も増え

るだろうし、汚染水処理のALPSが安定した稼働を保っても汚染水は増え続ける問題もある。

不信が払拭されないから国や東電は未だ何かを隠しているのではないか思ってしまう。

自分たちの失言は『誤解を与えてしまった』と言い訳ばかりする政治屋ども、こんな大事なことは国民に誤解させ

ないように、きっちりとした仕事をせよ。環境大臣が『金目』と人心を逆撫でしているようでは・・・望めそうに

もない。そうだ、私は『おしん』になろう。


『都議よ、小馬鹿にした嘘をつくな』

2014年06月24日 12時42分53秒 | 日記

東京都は日本の首都であり国際都市のひとつでもある。そこの議会は東京都民が望むと望まないに関わらず日本を

代表としての顔を持ち高い品格を要求される。堅苦しく言えばこんな風になるが今の議会は国会を始めとし、この

ような事を望むのは無謀と言っても言い。

議会で未婚女性議員の質問時に『早く結婚した方がいい』とか『子供を産め』とヤジを飛ばしただけでも、過去の

失敗が生かされていないことくらい分からないのだろうか。自民党の柳沢厚生大臣の『女性は子供を産むマシン』

発言を忘れてしまっていたのか・・・・私たちは今でもはっきりと覚えている。

あの時もグタグタと言訳、誤解を解きたいと訳の分からない事を言い、場から逃げ出そうとしたが逃げきれず世間

から烙印を押されたことを。

ヤジには品のあるもの、ないもの、言ってはいけないものがあるのは政治に素人の人でも知っている。それをやっ

てしまった。どうも自民党議員の座る辺りから聞こえたと議場の人、壇上の議員の目線から推察された。議員の不

始末は議会の不始末なのに処分要望を議長を務める自民党議員は『個人が特定できない』という理解不能の理由で

受理しなかった。こうなると東京都議会の姿勢がどんなものか問われる。これでいいはずがないと思わないのか、

ヤジの個人を特定する努力をするとは思わないのか、こんな単純なことさえ思いつかない連中が日本を代表する議

会で活動する能力があるとは思えない。

また周囲にいた議員たちが口を揃えて『聞こえなかった』というのは常識的にあり得ないし、そんな説明を納得す

るはずもないのに、、あらゆる点で鈍感さを通り越して腹の立て様もない。

こんな煮え切らない体質を改善し出直したはずの自民党なのに旧態依然のDNAは変わりようがないことの証なの

か。東京都議連の会長は石原環境大臣、このお方は核汚染物質中間施設の設置場所の選定で『金目』発言したばか

り、出来の悪い国民に真意を誤解させてしまい、その火種が未だ消えない時期にこの不始末だ。

どうせ自浄能力のない連中の集まり放置しておくと勝手にさっさと幕引きをしてしまうから、避難の声を出し続ける

ことが大切だ。こんな議会が牛耳っている都市がパラリンピックやオリンピックなど開催する資格はない。


『演劇、二十二夜待ち鑑賞』

2014年06月23日 12時19分00秒 | 日記

月というものは壮大な太陽系にある衛星の一つとしての捉え方、昔から信仰の対象でありながら日常生活の中でも

月明かり、暦替わりなど切っても切れない身近にありながら手の届かないもの神秘的なもの。新月、半月、満月な

ど大雑把な見方になるが日本には昔から十五夜、十六夜(いざよい)、十七夜(立ち待ち月)、十八夜(居待ち月)、十九

夜(寝待ち月)、二十二夜、二十六夜などと月齢に名前が付けられ、一番馴染の在るのは中秋の名月、十五夜。

さて二十二夜待ちは木下 順二作の物語。二十二夜にの人たちが酒や肴を持ちより慰労会をする場面に繰り広

げられる人間模様を描いたものだ。私はこの種の音痴、故に有名なものなのかどうかも知らない。

八雲町で森の劇場を構え演劇や町づくりそして国際交流に力を入れ活動している、『劇団あしぶえ』がこの演目をリ

ニューアルして公演することになり、その初日が今日だった。二十二夜待ちの公演は第1回八雲国際演劇祭(H13

年)ではなかったかと思われるから、それから13年も経っていることになる。

前回観劇したのは安寿と厨子王だったがメインキャストが代わっており、劇団のイメージもリニューアルされたよ

うに映った。劇場の主宰者でもあり演出を担当の園山 土筆さんの解説は、喜劇だから方に力を入れないで、しっ

かりと笑って欲しいとのことだった。

二十二夜は満月から欠けてきており歪な形の月、夜もかなり更けてから月が出てくる。十五夜のころは宵の口には

月が出てくるので、宴会を伴う集まりには夜遅く、しかも夜を押して朝まで語ろうということも目的になっていた

のではないかと推察される。場所によっては女性だけが二十二夜に集まり、男性は二十三夜に集まるというのもあ

ったそうだ。

二十二夜に村民たちが酒肴を持ちより宴会をしていた。そこにならず者が乱入し傍若無人な振る舞いをする。村人

たちは隙を見て逃げ出すが一人の老女が取り残され、それを迎えに来た若者と3人が一夜を過ごすことになる。

夜中に何度も同じことを頼む老婆を大切にする若者の姿を見ていたならず者の心の中に、肉親の温かさを蘇らせる

という粗筋だ。物語の要所々はコメディー・タッチがちりばめられており、笑いをとるから喜劇に見えるが、その

底流には人の心を埋め込んだ実に後味のいい芝居だった。

演劇に全く興味を持っていなかった私がこうして何度も芝居を観るなんて、人生には岐路となる何か不思議なもの

が時折顔を出す。


『ワールドカップ・ショック』

2014年06月22日 13時37分04秒 | 日記

サムライブルーのワールドカップはあっけなく終わってしまった。初戦のコートジボワール戦は予想に反して日本

が先制し心密かに悪くても引き分けで勝ち点1を得られれば予選レースに残ることが出来ると、過大な期待を更に

膨らませてくれた。私の予想ではマスコミが掻き立てて来た『決勝Rへは行ける』はとても叶いそうにないとして

いた。だが、あの本田のシュートは心の中で『これはdream come trueになるかも』と期待に変わっていた。

FIFAの順位からいけば日本は一番下だから決勝Rにいくには一番厳しいことはよく分かっているが、過去の成績

では順位以上の成績を残しているから、必ずしもこの通りにはならない。これも淡い期待のひとつである。

だから、仮に決勝Rに行けなくても仕方がないと事前から自身の心の中では言い聞かせて納得していたはずなのに、

続けざまの失点で現実の世界に引き戻されてしまった。

淡かろうが、過大な期待だろうが途中まで夢を見ていたから敗戦のショックは大きく、それからTVも新聞も一切

見なくなってしまった。2戦目のギリシャ戦は時折ラジオから聞こえてくる声に耳を傾ける程度で途中経過は殆ど

分からない、ただロスタイムが過ぎ去り吹き放たれたホイッスルで日本のワールドカップの息の根を止められたと

思った。残りのコロンビア戦、その他の試合で大異変でも起こり首の皮が1枚残るなんてことを期待できるほど甘

い世界ではないからと、ふんぎりをつけてワールドカップを楽しもうと立ち直りの機会を窺っている。

これからはハラハラドキドキすることなく気楽に楽しみながら世界のスーパースターたちの試合を楽しみたい。そ

れにしても、日本の選手たちのレベルが上がって来たのは事実、チーム力も増してきたのも事実だが、日本が追い

越すのには未だ足らないものが沢山あるということだ。外国の様に底辺の層の厚さや環境に違いがあることは確か

だが、それを克服する道は残されていると思うので今後に期待したい。残念なことではあるが選手の皆さんにはご

苦労様とねぎらいの言葉を送りたい。


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