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食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『万引きと人権』

2014年08月08日 21時51分09秒 | 日記

古書籍・古物店の経営、自社出版物の編集及び販売を事業内容としている『まんだらけ』がホームページに万引き

に対する反撃行為に出た。万引きに遭った商品の返却がないと防犯カメラで撮影した映像を公開すると期限を設け

て警告している。この行為が法的に違法行為となる根拠に『リンチ的』であり、被害者には加害者を裁く権利はな

いと意見を言う人、万引きをしたのだから当然のことと容認する人、世の中は広いから様々な意見があるようだ。

そもそも、万引きは犯罪であり、当の本人も良く知っている確信犯。軽い気持ちだろうが重い気持ちだろうが犯罪

には変わりないのに、TVなんかの番組で観る限り警察でしっかり叱られ家族が迎えに来て『無罪放免』のような

形になっているようだ。いつぞやTVで万引き被害に遭い商売が成り立たなくなり閉店に追い込まれた例を紹介し

ていた。個人商店は薄利の中、努力して商いをしている。仕入れる物の代金は多分、月末決済とか翌月決済の短期

に支払いを要求され店が買い取ったものが売れなければ儲けはない。店が買った物は店の財産。個人商店だから店

主の財産と同じだ。それを盗られるという事は、私たちが自分で買った物を盗まれることと同じなのだ。

他人の家に入って泥棒をするか、店先で泥棒をするかの違いだけで『泥棒』

万引きは無くなるどころか増え続け、近年は哀れな事だが老人の万引きが増えていると聞く。

さて、私たちは裁判官ではないから万引きをした人物の罪を裁くこと出来ないが、被害に遭いながらいつも結果的

には『無罪放免』にされては、溜ったものではないと言う店の言い分はよく理解できる。被害の損失分を誰も補て

んしてくれない事が続く訳だから、今回のような事も起こってくる。

大阪のある店で同様の警告をしたところ万引きが無くなったとTVで放送していた。その店主も様々な所から批判

されたり、応援を得たり大変だったらしい。万引きをした人物にも人権はある。では人権と被害を天秤にかけて納

得のいく捌きがるのか。うーん、と唸らざるを得ない。

万引き被害を受け続けた店主の名言。『私は万引きする人たちに対する教育者ではない。生活者だ』

 

 


『やはり見つからないタブレット』

2014年08月07日 10時34分06秒 | 日記

タブレット、携帯の世界ではアップルが圧倒的な人気とその実力を発揮して独壇場と言ってもいいくらいの勢いが

ある。量販店でもアップルのコーナーが設置されており特別待遇のようだ。私の感覚ではアップルはマニアックな

技術者向けの製品で、その方面での評価はとても高かった。それがお洒落なセンスを取り入れたipadやipodに変

身してからは技術力よりハイセンスな会社のイメージが定着した。

マイクロソフトよりも有名だったのに暫く影を潜めている間に地位が逆転し、今や雌雄を分ける関係になり図式と

してはハード製品のアップル、OSソフトのマイクロソフトになっている。

私が探しているタブレット端末の世界はまさにこの通りになっており、アップルの製品は圧倒的な人気だ。実際に

使い勝手も評判はいい。私のような中途半端なPCユーザーはPCをWindows、タブレットは互換性のないIOS

端末とどのように折り合いを付ければいいのか・・・・・と言うよりそんな事までしたくないのが本音,面倒臭い

だけ。IOSに対抗したAndroidも互換、操作の問題で好きになれない。時代は多様なユーザー・ニーズを満足させ

るべくWinタブレットが出現した。Windowsを動かすためのハードの作りはIOSより重くなってしまうのか否か

は不明だが、タブレットの使命の一つは携帯性、軽量であることだから、ここに苦心が集中する。

アップルに対抗してマイクロソフト(MS)はsurfaceを発売し始めた。現在のもので3代目になる。タブレットとす

れ重いが処理速度は早くラップトップとの間に位置するとされている。鳴り物入りで登場したが、軽量化を意識す

る余りかどうかは分からないが、発熱の多さが問題になっている。CPUに負荷がかかると発熱するので処理速度を

落として温度を下げる、これが致命傷になりかけている。最初はゲームのような高い負荷の時と言われていたが、

最近の口コミでは長時間使用するとかなり高温になるとの報告もある。

私はこのタブレットに興味を持っていたが残念ながら、今回は購入を断念した。一つ前のsurface pro2を買うのか

次の製品を待つのか未定の状態。

他のWindowsタブレットはメモリー容量が2G、記憶装置系が32~64GB程度で私の欲しいラップトップの代用に

は成りえない。その点、surfaceはよかったのだが・・・・

結局、今のところ欲しいタブレットはゼロになってしまった。


『西瓜の出来栄え』

2014年08月06日 12時39分50秒 | 日記

今年の西瓜は苗の活着は順調、6月の中ごろから雌花が咲き月末まで結実も順調だった。ところが月末から雨降り

が続き以後は結実ができなくなってしまった。活着が良かったので7月になってから、もう少し結実すれば8月の

半ばまで収穫が出来るのではないかと淡い期待をしていた。

苗は12本植えていたから1苗に3個としても食べるには十分の西瓜が実り、最初の収穫では美味しい味を堪能で

きた。結実の日にちが集中しているから収穫も集中することになり、我が家だけ消費するのは不可能だから近所に

も裾分けする。順調だったのに蔓が枯れ始め、収穫の遅れたものや十分に熟れなかったものが腐れてしまったもの

がある。蔓が枯れてしまうのは例年の事だから驚かないが今年はあまりにも元気よく育っていたので意外だった。

黒皮西瓜は大玉の黄色の種無し西瓜、少し楕円の緑色は中玉で果肉はオレンジ色でとても甘い、黄皮の大玉は赤の

果肉と3種類の見た目、味を楽しんでいる。つる枯れも全体ではなく徐々にだから、畑には未だ熟れた西瓜が転が

っていて、ギリギリで盆くらいまでは持ちそう。


『世相を表す、妖怪ウォッチ』

2014年08月05日 17時59分02秒 | 日記

私のような爺に今、子供たちの間で流行りの『妖怪ウォッチ』なる玩具が様々な問題を引き起こしている。余りの

人気に需要が過剰になり・・・・・一昔前に『たまごウォッチ』が同様の現象を起こした事を思い出す。当時は純

粋にブームとなり飼育ゲームを興じたい子供、大人が買い求め供給不足は需要をより加熱にした。

供給不足となったことから生産量を増やしたら今度は過剰在庫を抱え込んでしまったらしい。

『妖怪ウォッチ』がどれくらいの予測で生産されているのかは別としてメーカーはブームが長く続き、生産に切れ

目がないのがベストである。企業は利益が必要だから過去の失敗をしないようにしているようだが、プロならばそ

れなりの対応をすべきではないのか。

ところがメーカーの生産だけの問題ではなく、今回の品薄の原因の一つに『買い回し』というせこい連中の存在だ。

といってもこの連中も長い列に並んで手に入れているから、それなりの努力と運を使っている。3500円ほどで購入

し自分で遊ぶなら分かるが、ネットオークションで売るのが目的だから『何て、せこい奴ら』と思った。子供たち

もが欲しがっているのに只の金儲け、ネットで10,000円ほどで捌けるから利益は6,500円ほどだ。子供の夢を奪

ってまでたったの6,500円を手にしたいのかと罵(ののし)りたくなる。使える物をリユースすることには大賛成だ

し、ネットで簡単に購入できるシステムも便利だと思う。しかし、今のネットには程というものがないから善から

悪まで何でも有りの状態だ。ネットの便利が悪の便利さになり結果として規制強化なんて事にならないようにすべ

きだと思う。


『危険察知能力の低下』

2014年08月04日 13時16分48秒 | 日記

人の暮らしはインフラの整備が進むのと同時に快適さを追求、不便はより便利に、不快なもの不衛生のものは徹底

的に排除と誠に結構なことのように思える。その反面、自然が残されている場所は便利ではないし、除菌と騒ぐ輩

には快適とは言えないだろう。

最近、自然の中で起こる事故はレジャーが一転してのものが多く、どうしようもない原因で起こる事故は殆ど無く

人の過失とすべきだろう。そして自然の中で楽しむ時は如何なる娯楽施設であっても自己責任と考えるべきだ。

自己責任、危険予知の出来ない人は、そうしたところを勘違いして『安全が確保されているべき場所』として、何

か起こると直ぐに自己弁護して、責任転嫁する傾向にある。昨日のニュース、中州のキャンプ場で増水した川を4

WDで渡ろうとした車が流され3人が死亡した。亡くなられた人はお気の毒な事だと思うが、これにしても大きな

勘違いと慣れが根本的な事故原因だと思う。いくら4WDでも水の中に突入すれば流されるしエンジンに水が入れ

ば停止する。それを4WDは車高は高いし馬力もあるから普通の車と違って川の中でも安全だと考えてしまうと結

果は明白だ。これは雪道でも同様の事だ。それを4WDは雪道に強いを滑らないと勘違いしている人も多い。

自分の身を守るためには他人の管理や責任は関係なく、あくまでも自分自身であることを理解した人でないと事故

を防ぐことは出来ないと考える。

私の住む近隣は山川があり草むらも多い。そこには当然のこと毒蛇のマムシも生息している。毎年のようにマムシ

に噛まれたという話を聞くし、私自身も近くでマムシを見つけて始末している。今年は6月、山小屋近くの道路で

お休み中のマムシを見つけ車で踏んづけてご臨終して頂いた。

きれいな花がありサンダルのままで草むらに入りマムシに噛まれるなんてことだってある。話が戻ってキャンプ場

にだってマムシはいるはずだから、くれぐれも自己責任を頭に叩き込んで欲しい。

今の日本は幼稚化しているから何でも『・・・に注意』とやっている。それは便利さの追求の余り本来、人として

身に付けていなければならない術が欠如している証だと思う。不便さへの回帰はそうした事が磨かれて有事の際に

強い人づくりにつながると思っている。アメリカのグランドキャニオンは谷底が見える場所でも柵はなかった。今

でも、そうかは知らないが、誰かがふざけて押せば谷底に落ちる場所でさえ。

危険防止の看板はあったが柵はないのに、ここで沢山の人が転落していないことは『自己責任』が発揮されている

からではなかろうか。


『動かなくなったAPP、動かないAPP』

2014年08月03日 12時55分28秒 | 日記

最近、デスクトップの様子が何か変。これといった悪さをしたのではないのに今まで動いていたソニーの動画・写

真編集ソフトPlaymemories homeなるAPPは今まで何の問題もなく動いていたのに、立ち上げて何かをしようと

すると問題ありとプログラムが終了してしまう。何かの拍子で具合がいいと普通通り編集できるが、いつ臍を曲げ

るか分からない代物はとても使い物になる状態ではない。ピクチャーホルダーを外部ディスクにしたり、戻したり

した時が契機になったのかと推定しているが、これも当てにはならない。ならばと、アンインストール、再ダウン

ロードをしてみたが今まで使っていたファイル情報は受け継がれるようで、やり直しても駄目だった。

今のところ別のAPPを使用しているから困らないが、気分が悪いから暇を見ては調べるようにしている。

もう一つはphish wall、銀行などが無償提供しガードを固めるように推奨している。ダウンロードしてインストー

ルまでは行くのだが、動作しているようには見えないが時折、アップデートの要求がある。それに従おうとすると

通信エラーで停止してしまう。私の方は通信エラーなどで困っている事はないし、アップデートのお知らせを受信

しているから応じているのに・・・・

今のところ必要に迫られているのではないから未だ本気モードになっていないが、こいつも同様に気分の悪いこと。

暇が出来たら、win8.1のインストールし直してみてやろうかと思ったりしている。根拠のあるものではないが、再

インストールをしても設定やファイルの引継ぎをしてくれるから、以前のように一大決心の必要がなくなった。

さて、さて・・・・・どうすんべーか


『優勝のない大関』

2014年08月01日 12時18分50秒 | 日記

大相撲は法定上、日本の国技ではないが一般論としては国技扱いが主流だ。何処かの偉い人が『日本の国技は相撲』

と何かに書いたのが広まり、そういう解釈が定着したらしい。他の説では『日本の国技は武道』と言い切るご仁も

いる。国技ならば国民は広く親しみもっと一般化されていてもいいのだが、昨今は子供たちですら戸外で相撲をと

る姿など見かけることはない。たまにTVで子供相撲のニュースが流れるのを観ると、怪しげな『まわし』をつけ

て、足元がおぼつかない試合の様子。私たちが子供の頃は砂場で土俵の円を描いて、取っ組み合いの相撲に興じた。

夕方の大相撲の時間になるとラジオの前で成り行きをハラハラしながら聞いていたし、めんこには当時の横綱、大

関などが描かれ人気ぶりを現していた。

若貴時代をピークに大相撲は衰退の一途を辿り、その頃からモンゴル勢が力を発揮し上位陣を占め始めるのと同じ

くして、日本人の弟子入りが激減。力士の不祥事、協会の不手際が続き一時はファンからも見放されるのではない

かと心配された。幕下、幕内の番付はかつて、日本人が当たり前だったものが、今はモンゴル人が当たり前となっ

ている。横綱に至っては何年もモンゴル力士の指定席になっている。相撲協会はファン離れに何とかしようと日本

人の横綱づくりに躍起になっているが、如何せん実力次第の世界、実力がないと笛吹けど踊らずと同じ。

そのいい例が『日本人大関づくり』。大関直前に32勝だとか何とか云い、時には都合のいい理由で大関にする。

一時的には人気は回復するかもしれないが何場所も続けて結果の出ない大関では、その威厳は失墜に失墜の繰り返

しではないか。今場所はまた新しい大関が誕生した。

稀勢の里、琴奨菊ともに優勝をしないで大関になった。今度もそうだ。

地位が人を造る場合もあるが、これまでのところ結果は出ていない。素人考えながら、大関は1度でも優勝経験を

必要とすべきだと思う。大関の実力は横綱以上と言われてきたが今は全く感じられない。

大相撲が日本人だけでという思いはないが、もう少し応援のし甲斐のある力士出現を望んでいる。


『信頼されない汚染物質処理』

2014年07月31日 11時34分15秒 | 日記

汚染物質中間貯蔵の話題は大臣の責任問題になってから大きく取り上げられ小康状態になったら次のステージに移

ってきた。そもそも口の軽い環境大臣が日頃から思っていたことをついポロリと漏らしたことで今風に言う『炎上』

が起った。施設を何処に作るのか、その決め手になるのは受け手の自治体が『どれくらいの補助金で手を打つのか

に決まっている』聞いた人は、前後の脈略を含めても誰もが疑うことなくこのように解釈する。

騒ぎになると、いつものように『誤解を与えて申し訳ない』『言葉が足りず・・・・』と改めて釈明なさるが、誰も

釈明の意味を理解できない事が当の本人には理解できないようだ。

過去にも何度も同様の事を繰り返してきたのではないのか。それすら忘れて、また過ちを犯す。何度も何度も同じ

過ちを犯す学習能力のない人の事を巷ではxxと言うのだが、自覚のない方だから再び似たような事が期待される。

汚染物質の処理にはまず除染作業で汚染された土壌を集めてくる。今は中間処理するための施設がないから除染し

た地域の周辺や、一時置き場となっている場所で野ざらし放置状態にある。それを処理場で低レベルの汚染土に処

理した後、最終処分場に持って行くことになっている。

今の状態を解消するための中間処理施設の場所選定で難航している。どの自治体も厄介者を受け入れることに否定

的だ。最初は民地を国が買い取り国有地化して・・・・・こんな案もあったが中間施設が建ってしまえば『故郷』

を売却してしまうに等しい事から賛否は分かれる。今までの東電の処理の対応、国の種々の説明はいつも被災者の

方を裏切り、今やその信頼度は0にもならずマイナスである。

冷たいものの見方をすれば汚染された土地は除染という誤魔化をしても元の故郷には戻りえない、安全に住める様

にするためには数十年規模の時間が必要となりそれを待つ時間的な猶予があるのか。現実には悲しいかな、どんな

優れた科学者が手を尽くしても、そうした現実を変えようがないほど神の逆鱗に触れてしまったのだ。

誰がこんなことにしてしまったのか。そもそもは国が認定したとしても事業、つまり金儲けをしていたのは民間の

東電ではないのか。汚せるだけ汚した罪深い企業なのに、国は・・・否、国は民の税金で成り立っているから私た

ちが東電の後始末に関わらなければならないのか。

自分たちの不始末が処理できないのなら企業としての資格はない。エンロンのようにどんな大きな会社でも市場か

ら去るのが資本主義の原則でもあろう。原発の問題を考えるといつもヒートアップしてしまい右へ左へ迷走してし

まう。こうした事が昨日の税金の使い方への不満となったり、日本には企業責任とか罪を犯したものは償うという

根幹部分は欠落した国で、何処かの国と大して変りない二流、三流国家の一面があると思わさせたりする。

そして、中間施設設置の条件で最大のまやかしは『中間施設で処理した物質』をこの地から別の最終処理場に移す

としている事である。1000歩譲って中間施設を作ったとしよう。最終処理場が何処かに決まる確率を問うてみたい。

誰もが、そんな場所が決まるはずはないと確信している?


『パチンコ税?携帯税?』

2014年07月30日 13時26分32秒 | 日記

税金が透明化されその使用結果が身近な所で実感されれば納税に対する考え方は変わり、嫌な義務からもっと能動

的になれるかもしれない。この典型的な例は北欧の納税者が持つ税に対し『納税は徒然の事』と言い切る絶対的な

信頼性だ。税金は育児、教育、医療、福祉、年金など生活に直結する所にも効果的に使われ、分かり易いから『生

活が良くなるなら税率が上がっても構わない』とまで言えるから羨ましい。

社会インフラ、災害復旧など多少の配分は異なるだろうが信頼性を比較してみた場合、どうみても北欧の足元にも

及ばない。その信頼性の差は中国産の食料品と国産食品のようなものだ。

4月、消費税が8%になり10月には次の増税に向けての判断が為される模様。日本の総予算に対する歳出は国債の

返済で身動きがとれない状況になっている。双頭の頭痛の種である社会福祉費の増大、とりわけ医療費、年金にあ

り、これは年が経つ毎に悪化していくから、歳出の抜本的な見直しがないと先は見えている。

こうした問題は長い時間かかって作り上げられたものが潜在化し気づいた時は、今、もう既に身動きが取れなくな

っているかもしれない。もしそうだとすると、日本と北欧の違いは・・・・日本はお金をふんだんに稼いでも社会

に何も実を付けなかったが北欧は少ない稼ぎでも立派な実がたわわに実っている。その実感の差が納税観の差にな

っている。

平たく言ってしまえば日本は過去から税金を有効に使ってこなかったし、恐らくこれからもいい加減なままだろう。

庶民は薄い税金を多様に支払わさせられ。取り尽すほど取り、取る所がなくなったら税金に税金を掛ける禁じ手を

繰り出すかもしれない。手っ取り早い税金を考える役人と政治家が触手を伸ばしているのが『パチンコ税』『携帯電

話税』要は取り易い所から取るだけの愚策の連続でしかない。


『日本ウナギの危機』

2014年07月29日 13時19分09秒 | 日記

ウナギは昔から少々高級品だったがそれでも庶民の口に入っていた。子供の頃は小川に棲みついているウナギを釣

るつけ針をしたり、赤潮が発生した錦公園に出かけタモですくいに行ったりし、ごく稀に幸運に恵まれることがあ

った。

そんな身近でもある魚、ウナギはピンチになっている。日本人はウナギが好きとよく言われる。確かに好物である

だろうが私自身が食べる量は昔と左程の差があるとは思わない。

なのに昨今の情勢は、日本ウナギはレッドリストに載せられ、何らかの規制が確実になっているようだ。乱獲の裏

には大量消費があるはずだから、それだけ食べる量が増えていることになる。全体と私との比較で推量するのでは

ないが、周囲の人の話を聞いても『昔は食べていなかったが今は沢山食べるようになった』なんて話は聞いたこと

はない。それでも世界のウナギの70%は日本人の胃袋にという、きちんとした統計があるのだから市場には沢山供

給され、足らないから外国から調達していることは間違いない。昔は少し高級品だったものが、庶民も豊かになり

ウナギが庶民の口にも行き届くようになった、こうとも考えられる。日本ウナギの危機は2面から考えられる。ま

ずは大量に消費されるようになり減ってきた。大量消費のため稚魚のシラスを大量捕獲する。これを育てて食べて

しまうと自然繁殖する道を絶つことになり、将来のウナギを先喰いしたことになる。この図式では食べれば食べる

ほど先細りの結果が見えている。

減っているとこに加えてウナギが育つ環境変化により生息が難しくなった。この2つが悪の相乗効果となり激減へ

の道のりに繋がったと考えられる。シラスは日本の河川を遡上してそこで生息していくはずなのに河川の護岸はコ

ンクリートで固められ、防災の目的で人口堰が魚の遡上を困難にしている。

ウナギを取り巻く情勢は厳しく、土用の丑の日にくらいしか食べないのにそれすら取り上げられてしまうのは寂し

いことだ。絶滅危惧種に指定されたら即食用ストップではなく啓蒙的な認定、それからワシントン条約で規制対象

になると取引禁止だから、国内で細々とした流通ルートを経由し超高級品に変身することはあり得る。

昔は夜に『ウナギ突き』に出かけたものだが、今はそんな気はサラサラないが、手に入らなくなりどうしても食べ

たくなったら大橋川に出かけウナギを探すしかないのか。2013年6月1日付、当ブログの『夢追人、ウナギ突き』

に思い出話を掲載している。

さて今日は丑の日、我が家も細々と『国産うなぎ』を頂くことにしょう。

 

***** ウナギ思い出話 *****

古いことではあるが団地の前の川での出来事。夏前、車で川沿いを走っていたら堰の下で大きなブルドーザが川

を掘り返していた。当時、川の水量は左程ではなかったから下流の方はドロドロになり流れると言うより、よどみ

状態になっていた。その様子が面白そうだったので車を止めて川の中を眺めていたら、そんな泥水の中を大きな

ナギが岸の方に向かって泳いでいた。これはしめたものと、車を降り大回りをして対岸に行き先程のウナギを探

たら岸に上がるような格好で横たわっていた。余りにもドロドロで酸欠状態になったようだ。

車にバケツがあったのか否かは覚えていないが家に持ち帰りタライに入れておき、柳の下のドジョウを探しに川に

戻ったら、先ほどより小さいものが同じように酸欠で岸に上がりかけていた。

結局、川工事のおかげで2匹のウナギをゲットした。色は薄緑に薄い黄色がかり、長さは1㍍径は3~4㌢の大物

とその半分くらいものだった。タライの中に入れて泥を吐かせた後にかば焼きにしてみた。大きいものの皮は硬く、

身は脂が多くやはり硬めの肉質で残念ながら『美味しい』とはいかなかった。しかし、小さい方は脂の回り方、肉

質共に美味しかった。調理の仕方の問題もあろうが大きいから美味しいは外れのようだ。宍道湖で漁をしている人

に聞いたことだが一番美味しいのは3~40㌢の小ぶりのもの、ということだった。

余談だがその後、川の工事がある度に『あの日の夢を』探してみるがいつも儚いものに終わる。

 


『中国の偽装、日本の偽装、根は同じ』

2014年07月28日 12時52分00秒 | 日記

ここのところニュースの目玉がクルクルと変わり世の中がざわついていることを示している。一時前、二時前、三

時前・・・『偽装』と同義語は食にまつわるもので埋められており、どれが何時ごろのものだったのかさえも分から

なくなった。しかし、日本人という人種は馬鹿なのか物事に大らかなのか分からない。私は今でも許せないのが雪

印の牛肉偽装事件で、身を挺して正義を訴えた西宮冷蔵を救う企業は現れず、長いものに巻かれる企業が遂には『正

しいことをした西宮冷蔵』を潰してしまった。これに心を痛めるどころか、遠に忘れ果てているだろう。

一時的な制裁を受けた雪印は自分勝手に禊(みそぎ)を受けたとして、何一つ悪びれることなく金儲けに精を出して

いる。中国で生産された餃子に農薬が混入された事件で日本の消費者は何がしかの事を学んだと思っていたら、何

一つ学ぶことなく一時的に中国からの食料品輸入は減ったが以後は増え続けていると言う。

私たちに中国の生産現場の実態など知ることは出来ないから本当に危ない食品が流通しているのか、マスコミの過

剰報道なのかは真偽の判断はつきかねるが、大方の人が思っているように安全とは言えないのではないか。

そうだと知りながら加工品を使う事により料理の簡素化が図り安さも求められるから需要は存在する。また、外食

産業に於けるこうした食品の扱いはフリーハンドが与えられているから消費者たる私たちは何を食べさせられてい

るのか分からない。何故、こうした状態にしてしまったのか。

中国は政治的にも国内治安に於いても不安定、不確実な所が多く、そうした国に生きるための根幹になる食料を依

存するなどナンセンスを通り越している。言っておくが私はネトウヨでも反中国を声高にする人種ではなく、ただ

の田舎爺だ。それでも、これ位の事は分かるし心配は出来る。

仮に急に法律が変わって日本への食料品規制なんてことにならないとも限らない。事実、尖閣問題の初期にレアア

ースの輸出規制をしたことを忘れてはならない。1度あったことは何度でも起こる。

こんな危ない事をしていて国内では農業は衰退の一途を辿り、耕作放棄地の増加に拍車がかかりっ放しだ。生産工

場は人件費の安い海外にトンズラし企業の『社会的責任』『社会貢献』などは死語になっている。

懲りない事は福島の原発事故と同様のようだ。ひょっとして日本人の祖先は鶏か? 鶏は右を見て左を見る間に前

の事を忘れてしまうと言われている(本当か嘘かは鶏に聞いてみなければ分からない)

と、ここまでは中国産の食糧ばかりに頼るべきではないと私の持論。

上海何とか食品の偽装は何かヤラセの臭いがしないではないが、程度こそ違えど、日本でもゾロゾロあるではない

か。マスコミは何の意図があるのか知らないが中国の悪口ばかり言っているように聞こえるが、この前までは日本

の大半のホテルがメニュー偽装、詐欺行為をしていたし、『勿体ない精神』を発揮しすぎて失敗した吉兆さんもあっ

た。何も中国だけが突出しているのではない。悲しいかな、性悪説での暮らし方の方が身の安全は保たれるかもし

れない。

『君子危うきに近寄らず』この諺は春秋公羊伝、解説を平たくするとどうも用語解説の書らしい。

中国から教えられた諺だ。守るもよし、無視するもよし。

因みに私は可能な限り国産品を選択する健康・小心者。


『夏野菜の収穫』

2014年07月27日 12時41分01秒 | 日記

夏物の収穫が本格的になってきた。最初に結実した黄色の西瓜は余りにも美味しそうだったので収穫したのはいい

が写真を撮るのも忘れて切ってしまった。未だ冷えていない温かいものだったが甘い味の瑞々しい赤実。

1番最初に結実したものだから皮が厚く白い所が3㌢くらいもあった。半分は娘の所に半分は我が家でペロリと食

べてしまった。同時期に結実した別の黄色い西瓜も同様に写真を撮り忘れお腹の中に、共に9㌔の重さだった。

黄色の西瓜は実の付きが悪く3本の苗に小さいものが6~7個しかなっていない。

別の種類として黒皮西瓜、少しラグビーボールに似た西瓜と3種類植えてある。何れも例年通りのものだが、今年

は6月初旬から中旬に結実した後は雌花が咲かず殆ど実が着かなかった。

大玉西瓜なのに中玉くらいの大きさにしか育っていないが味は抜群・・・・を期待している。

ミニトマトは病気が出て葉が落ち始め今年は全滅してしまうのではないかと心配していた。ところが葉は落ちたも

のの枯れることはなく、熟れ始め毎日2~3Kgの収穫がある。私は知らなかったがミニトマトの値段は結構高い。

幸い苗の勢いが落ちることもなく毎日熟れるので1日でも収穫を休むと次の日はテンコ盛りで持ち帰らなければな

らなくなる。孫たちが好物なので量が多くても直ぐに捌けてしまう。ミニトマトに遅れて大玉トマトも熟れ始めて

きた。こちらは食べるのに1食で1個もあれば十分なのに6本の苗に沢山の実が付いて毎日収穫が始まる。

ハウスの外には挿し木で増やした苗に沢山の実が付き熟れるのを待っている。

今のところ、自食したり近所に配ったりして捌けているがオーバーフローするとトマトピューレにして保存食にす

る。ここのところの暑さでモロヘイヤ、茄子、キュウリは、オクラ、ピーマンは絶好調になっている。

巷では中国産の食品で騒いでいるが地元でできた野菜を自家で調理すれば、そんなやばい食品を口にすることは減

ることだと思うが、世の人たちは楽して、安いものが好きなようだから、また似たような事を繰り返すだろう。


『癌発覚から5回目の誕生日に思うこと』

2014年07月26日 11時54分57秒 | 日記

過去に回想闘病記、記事として癌発覚当時のことを記載してきた。取り分け、誕生日前に最初の自覚症状があった

から誕生日を迎えると当時の事を鮮明に思い出す。昨日は私の誕生日で68才と相成った。自分の人生の中に『死

神』と恐れられている癌が襲い掛かってくるシナリオは想像にも出てくるものではなかった。我が家の家系に癌は

ないとの先入観からそう信じていたが、祖父の家系は癌であることを近年になって知る。また、兄は私の半年前に

舌癌、従妹は乳がんになるなど世間に溢れるのと同じように親族の中でも癌が珍しくなくなってきた。若い時は妻

の家系は癌があったので万が一のことを考えて、私というより妻の為にがん保険に加入した。まるでアフラックの

宣伝に出てくるブラックスワンのようなものだ。

20代半ばで1口加入、その後は会社が斡旋する保険の中から選別して口数を増やしたり、新しいものに乗り換えた

りしていた。当時はまさか、そんなお守りのようながん保険のお世話になるなんて思うはずはない。50歳で退職し

て自由気ままに暮らしていた矢先に招かれざる客の癌はやって来た。

それが青天の霹靂、焼肉の席で肉が詰まっただけの小さな出来事は大きな運命の岐路、右に行くのか左に行くのか

私に選択権など無い。治療をしてそれが済めば癌を患っている時のような嫌な思いをしなくても良くなることが当

然だと思っていた。個人差は大きく治療前よりも悪くなった人も少なくない。私も手術によるQOLの低下はある

が、それは最少のものであり日常生活に於いて許容できるものだから、治療の有難味を十分に感じている。

しかし、癌が怖いのは治癒した確証がとれないことにある。その目安を5年生存率としているが他の似たようなが

ん患者から導き出した数字に過ぎない。先程、個人差が大きいと言ったがここにも大きな個人差はあるはずだから、

その%で右往左往することは何もない。極端な事、死亡率が99.9%でも自分が0.1%の所にいれば生存率は100%にな

る。今、癌かどうかとか、癌だと宣告されて悩んでいる人は他人の励ましなど余り耳に入らないかも知れないが、

悩むことによって得られるものは何もなく、ネガティブは更にネガティブな方向に向かっていくことになる。

無理してプラス思考にすればいいものでもない。

こんな風に考えてきたが、これにも個人差があるだろうから取る道は千差万別か。


『日本はガラパゴス、SIMフリー』

2014年07月25日 12時15分35秒 | 日記

携帯電話は全くと言っていいほど縁もゆかりもない私めが、噛みつくのもどうかと思うのだが、雑誌やネットなど

を見ていると日本は先進国なのか、基本的には江戸時代と変わらないお上至上主義の中でそれにまとわりつく商人

たちが闊歩する国なのかよく分からない。

今日の政府は消費者重視の政策に重点を置いていると口にするが現実には、悪徳商人たちが握った利権を手放そう

としないから、相変らずの消費者軽視が守られている。携帯電話はSIMカードに個人契約情報が格納されており物

理的にはどこのメーカーでも使用できるようになっている。諸外国の携帯電話では本来の目的の通りSIMカードを

別の電話会社の携帯電話に差し替えても利用できるようになっている。(私は興味なしなので詳細は知らない。)

しかし日本は世界と壁がありSIMフリーとは逆の『SIMロック』という消費者無視、電話会社優遇政策になって

いる。そして契約条件の多くは値引きを餌に長期契約を強い、中途解約すると違約金を取ることにしているため、

消費者は電話会社に一度囲い込まれてしまうと暫くは不満があっても、その会社を使い続けなければならない不利

益を被る。電話会社の言い分は、全て詳細に説明したし契約書に小さな字で沢山説明してあるというに違いない。

おまけに電話会社間の価格・サービス競争は殆ど差のない範囲でのことだから、どこの会社も似たりよったりの価

格体系になってしまう。何てこったい!これでは奴隷同然ではないか。

規制緩和とか言う新しい風が外国から吹いて来てSIMロック解除の方向としては来年度には実施するとしている

が、具体的な内容はこれから詰める予定になっている。ここで危惧されるのは業界への過度の配慮だ。SIMフリー

にする条件をつけたり、契約方法によっては縛りが解けない等々がなし崩しになると形はSIMフリーになったが実

態はロックのままということもあり得る。

諸外国との差の一つに『世界一安全と自負する自動車の車検』がある。これにしても携帯電話における諸問題同様、

ガラパゴス日本ならではの事、先進国への仲間入りはまだまだ先の事か。

現代のダーウィンよ、早く現れてくれーーーーーーい。


『フォルダーの保存場所変更』

2014年07月24日 12時04分57秒 | 日記

ハイブリッドHDD、言葉の響きの良さも手伝ってデスクトップのHDDと換装、今の処トラブルもなく少し早く

なった感を味わっている。ハイブリッドHDDに興味を持たせた雑誌記事の中に、OSを保存しているCドライブ

はピクチャやビデオ・フォルダーなどで知らず知らずの内に圧迫され、結果としてPCの処理速度が低下する要因

なっている、と尤もらしい事が書かれていた。

これは一般的に言われている事ではあるが、ならばどれくらいの容量になると速度低下を招くのか、これに対する

定量的な指針はないから本当なのか否かよくわからない。そんな対策として容量の多いフォルダーをCドライブ以

外の物に変更すればいい。ならば先日、交換したHDDを外付けにして新しいフォルダーを作り移動すればいいこ

とになる。HDDを外付けにするにはSATA-USBケーブルと電源を持つケースに入れてやれば簡単にできる

以前、同様の方法で外部にドキュメント・フォルダーを変更したことがある。結果はトラブルで散々な目に遭い結

局、ボロボロの状態で標準設定に戻したことがある。

その轍を踏まないよう注意をし乍ら作業を進めていった。取り敢えず容量の多いピクチャからと、このフォルダー

を移動。エクスプローラでピクチャのプロパティーをクリック『移動』を選択して予め移動先を作成していたフォ

ルダーを指定してやればCドライブのピクチャを別の場所に移動してくれ、以後の追加は新しい場所に保存される。

これで新しいフォルダーを使ってみると写真を取り込むAPPはCドライブを使っていたのが変わっているからこ

こで齟齬(そご)が生じ動かない。設定し直してAPは使えるようになったが、他のAPではこのような場面で対応不

可も考えられる。次にドキュメントを移してみようと同様の処置をした。

これも表面的には何も問題なく移動でき暫く使ってみた。ファイルを保存しようとしたら保存場所が見つからない

とメッセージが出てきた。外付けHDの電源をオンオフしてみたら動き出しがこの時の操作は何がどうだったのか

はっきりしていないが・・・・

HDDケースの箱書きを思い出した。『エコ仕様』6分使用しないとアイドルストップになることだ。どうも書き出

そうとしていた時にアイドルストップしていて、立ち上げを待たされたようなタイミングだったようだ。

ファイルが少しでも安全になること、処理速度を落とさない事を願って外付けにしたのに、足を引っ張られるよう

な事が起き、原因追及の意欲もなくなりピクチャやドキュメントはCドライブと同一ボリュームにあるDドライブ

に移動することで手を打った。よく考えてみたら私ごときが使うのに2TBもあるHDDで容量不足が生じる可能性

などあり得ないのでは・・・・


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