この春に向かって、仕事を辞めようか、変えようかと迷っている方もいると思います。
若い人は、「人の役に立つ仕事をしたい。誰かのためになりたい」といいます。
今の50代以上は、滅私奉公的な働き方もありましたが、今は、自分らしい生き方をして、人の役にも立ちたい。
仕事でもなんでも、ある意味、事を成就させるのは 「守・破・離」 だと言えます。
簡単にいえば、始めは真似て型(基本)を覚えて、型を破って自分なりのあり方を作り、さらにそこから離れて、自分のやり方を探っていく。
自分のやりたいことが、今の職場や仕事ではできない時、どうするかです。
色々ありますが、クランボルツ教授の「プランド・ハップンスタンス 計画された偶然性理論」の考えを紹介します。
クランボルツは、成功したと言われる多くの人々から、どうしてそうなったのかを聞いて分析しました。
すると、8割の人が偶然の出来事によって成功したと言っていました。。
あの時あの人に出会って とか あそこにたまたま行って とか。
そうなると、何もしないでいても、そのうちにラッキーに出会えるか、というと、そうではありません。
この、自分を幸せにしてくれる偶然にであうためには、様々な出会いや出来事を大切にする。
それに敬意を抱いて、オープンマインド(開かれた心)を持つことで、偶然のチャンスに恵まれるというものです
・好奇心 (面倒くさいとか、どうせ面白くないとかいわないで。。)
・粘り強さ(やり始めたら最後までやる、同じ仕事をするなら一生懸命。。)
・柔軟性 (心を開いて、素直に受け止める。一つの方向からしか見ないで。。)
・楽観性(ダメもとでも。。)
・リスクテイク(リスクを取る、無理だと決めつけないで。。)
自分の天職に巡り合うには、とりあえず「イエス」ということ進めている人もいます。
なんでも、学べるものはあります。目の前の仕事に一生懸命取り組むことによって、幸運な偶然にも出会える。
この間、札幌駅のあるコーヒー屋さんの店員さんで、素敵な女性を見ました。
接遇マニュアルがあるでしょうが、決してそれだけではない気がします。
感じのよい笑顔もあり、私は思わず感心して見てしまいました。
きっと、やりたいことや、行きたい職場に行けるチャンスが来るだろうなあと思って。