人生には意味がある

2015-09-15 21:04:35 | 人生を変える

秋明菊がもう終わりに向かって、華やかに咲いています。

人生に意味はあるのか。

最近、この言葉をよく聞きます。

 

「夜と霧」の著者  ビクトール・フランクル 心理学者オーストリア 1905年~1997年

あのナチスによる強制収容所という過酷な状況におかれ、絶望にあえぐ人間の様子を記録しながら、それでも人生には意味があり、希望があることを訴え続けました。

 

1944年収容所のクリスマス前は、多くの死者がでた。

それは、飢餓でも労働でも伝染病でもなく、クリスマスには家に帰れるという思い込みがあり、それを信じた人が希望を失ってて死んだ。

未来へ希望が、どれほど生きる精神的な支えになっているか。

本を出すという希望が、フランクルを生かしていたのです。

 

 こんな人生に意味がないと絶望するときに、フランクルはいいます。

 

「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」

どんな時も、人生には意味がある。

なすべきこと、満たすべき意味が与えられている。

この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」がある。

あなたを必要とする「誰か」がいる。

 

人間は、人生から問われているもの。

人生に何を期待するのかではなく、人生が私たちに問いかける。

誰かのために、何かのために、何かすること。

 

明日へ続きます。

それでは、また。


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