過食でも、老化促進でも、幸せ感があればいい。それは人間だけか?

2015-11-03 17:25:09 | 健康

有名な、アメリカのウィスコンシン大学でのアカゲザルの実験の写真です。

摂取カロリーを30%抑えたサルは、全く制限しなかったサルより、確かに若々しい。

毛並、色つや目つき、動きも敏捷だったとのこと。

精神状態はどうだったのか、幸せな感じはあったの?とサルに聞いてみたい。

 

血液では、カロリーを抑えたサルは、「若返りホルモン」と呼ばれるDHEA-S値が、非常に高く,脳も活性化されていた。

さらに、体内でエネルギーをつくりだす時に発生する活性酸素の量も抑えられていた。

 

しかし、自由摂取群とカロリー制限群での生存率の違いは、加齢関連疾患(がん、心血管疾患、糖代謝異常)による死亡を抽出した場合でのみ認められ、全ての死亡原因で比較すると両者で違いは見られませんでした。

 

他大学での実験結果は違っていて、実験の条件の違いもあり一概に言えないようです。

分子老化制御で言えるのは、単に食事量を減らすよりも、栄養バランスの良い十分な量の食事を取る方が高齢者の健康維持には大切であるとのことらしいです。

 

老化については、次のHPが面白いです。

 http://aging-regulation.jp/index.php 東京都健康長寿医療センター 研究所 老化制御研究チーム分子老化制御

 

 

人間では、意図的な実験はないが、現代人は食べすぎているのは、間違いがない。

腹7分目

 

しかし、時々甘いものの誘惑に負ける。

今は、普段玄米のせいか、白米が甘くてお菓子のように感じれら、つい、食べすぎる。

ましてや、新米ではなおのこと。

「幸せ」と、思う瞬間でもある。

それは、人間特有のものなのかと思います。

 

早く満腹になって、食べ過ぎないには、

なんといっても、よく噛んで、味わって食べること。

おかわりは構わないもで、小さなお茶碗をつかうこと。

箸置きを使って、できるだけ、一回一回置きながら食べること。

 

脳の満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられる。

 

続きはまた次回に。